アポロ (曲)
「アポロ」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ポルノグラフィティ の シングル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
初出アルバム『ロマンチスト・エゴイスト』 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
B面 | ロマンチスト・エゴイスト | |||||||||||||||||||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
規格 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | J-POP、ロック | |||||||||||||||||||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル | SME Records | |||||||||||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロデュース | 田村充義、本間昭光 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ポルノグラフィティ シングル 年表 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「アポロ」(Apollo)は、ポルノグラフィティの楽曲。1999年9月8日にSME Recordsより1作目のシングルとしてリリースされた。
2006年3月29日に12cmマキシシングル盤で再リリースされた。
概要[編集]
ポルノグラフィティのメジャーデビューシングル。
リリース当初はほぼ無名であったことから、オリコンチャートでは初登場84位[注釈 1]だったが、その後の『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』[1]、『ミュージックステーション』[2]への出演、『ここがヘンだよ日本人』のタイアップが話題を呼び、徐々に順位を上げて最高5位を獲得。累計で40万枚以上の売上を記録した。
本作の大ヒットによって、当時は"アポログラフィティ"といったバンド名の誤認があったり、「一発屋ではないか?」と囁かれたりしていた[3]。セールス的には1stアルバム『ロマンチスト・エゴイスト』よりも売れたため、メンバーも「ポルノグラフィティ=アポロのイメージを払拭するのはかなり苦労した」と後に振り返っている[注釈 2][3]。
2009年9月9日にデビュー10周年を記念したリリースラッシュなどを行った際、「なぜ1999年9月9日にデビューしなかったのか」というファンからの質問に対し、新藤は「(1999年)9月8日が水曜日だったから」と答えている[注釈 3]。
収録曲[編集]
全編曲: ak.homma。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「アポロ」 | ハルイチ | ak.homma | |
2. | 「ロマンチスト・エゴイスト」 | ハルイチ | Ryo | |
3. | 「アポロ (Backing track)」 | ak.homma | ||
合計時間: |
- アポロ
- TBS系『ここがヘンだよ日本人』エンディングテーマ
- 「アポロ計画」をテーマに書かれたポルノグラフィティのメジャーデビュー曲[4]。
- 当初は本間昭光(ak.homma)が作詞も担当する予定であったが、インディーズ時代から大半の楽曲の作詞を手掛けてきた新藤が「作詞だけはやらせてください」と直訴したことから、新藤の詞が採用された[4]。
- 音源化には至っていないが、バージョン違いとして「アポロ'04」と「アポロ 広島弁バージョン」が存在する[注釈 4]。
- MVのコンセプトは「異星の滅びた文明からのメッセージ」で、メンバー3人が宇宙服を着用しているシーンもある[5]。石室で寝ているシーンの撮影に時間がかかったり、土に見立てたココアパウダーを顔に振りかけたりなど、本間昭光は「一番お金も時間もかかっているMVだと思う」と語っている。
- ライヴや音楽番組で本楽曲を披露する際は、歌詞中の「ラヴ・E・メール・フロム・ビーナスなんて素敵ね」の箇所をライヴ会場やその地名、イベント名、番組名などに変えて歌うことが多い(例としては「ラヴ・E・メール・フロム・埼玉なんて素敵ね(さいたまスーパーアリーナ公演)[6]」など)。
- 新藤がパーソナリティを務めるbayfm『カフェイン11』で2008年に行われた「ポルノグラフィティのファンになった曲」の視聴者アンケートでは第1位に、2011年9月に発表されたレコチョク調べ「月にまつわる名曲ランキング」では第8位に選出された[注釈 5]
- 本作のリリースから15年後の2014年9月に発表された「俺たちのセレブレーション」は月面着陸を題材にしており、歌詞中にも「アポロ」が登場している[8]。また同年に出場した第65回NHK紅白歌合戦では初めて本楽曲を披露した[9]。
- ロマンチスト・エゴイスト
- 1stアルバムのタイトルナンバー。
- 作曲を手掛けたRyo(吉俣良)は1998年のわずかな期間のプロデューサー。Ryoが作曲を手掛けた楽曲は他にも3、4曲存在するが、音源化されたのは本楽曲のみである。
- アポロ (Backing track)
演奏参加[編集]
Porno Graffitti
Additional Musicians(#1[注釈 6])
- A.Guitar:林部直樹
- Synthesist:飯田高広
- E.Guitar Sound Designer:遠藤太郎
- All Other Instruments:本間昭光
収録作品[編集]
アルバム[編集]
アポロ
- ロマンチスト・エゴイスト(アルバムバージョンでの収録)
- PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S
- PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary "ALL TIME SINGLES"
ロマンチスト・エゴイスト
- ロマンチスト・エゴイスト(表記はないが、アルバムバージョンでの収録)
ライヴ映像作品[編集]
アポロ
- 5th Anniversary Special Live "PURPLE'S" IN TOKYO TAIIKUKAN 2004
- "OPEN MUSIC CABINET" LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007
- 横浜・淡路ロマンスポルノ'08 〜10イヤーズ ギフト〜 LIVE IN AWAJISHIMA
- "ロイヤル ストレート フラッシュ" LIVE IN YOYOGI DAIICHI TAIIKUKAN 2009
- 13thライヴサーキット "ラヴ・E・メール・フロム・1999" Live in MARINE MESSE FUKUOKA
- 神戸・横浜ロマンスポルノ'14 〜惑ワ不ノ森〜 Live at YOKOHAMA STADIUM
- FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016
- SUPER SLIPPA 7 2016 TAIPEI SUPER SUMMER MUSIC FESTIVAL(『横浜ロマンスポルノ'16 〜THE WAY〜 Live in YOKOHAMA STADIUM』収録)
- PORNOGRAFFITTI 色情塗鴉 Special Live in Taiwan
- ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017(47thシングル『ブレス』収録)
- "NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY1(『ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box』収録)
- "NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY2(『ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box』収録)
- CYBERロマンスポルノ'20 〜REUNION〜(51stシングル『テーマソング』収録)
ロマンチスト・エゴイスト
- 横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜 IN YOKOHAMA STADIUM
- FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 彼らの出身地である広島県因島市(現・尾道市)ではかなり話題だったようで、因島を擁する広島県のチャートでは1位だったという。
- ^ メンバーはこれらの世間からのイメージとの闘いを「アポロとの闘い」と口にしており、「アポロとの闘い」は2000年の「ミュージック・アワー」の大ヒットによって終止符が打たれた。
- ^ オリコンチャートの集計とCDの流通の関係上水曜日発売が一番有利であるといわれており、そのため日本国内において大半のCDは水曜日発売となっている。
- ^ 前者はフジテレビ『僕らの音楽』(2004年9月11日放送回)や『FANCLUB UNDERWORLD 2』で演奏されたボサノヴァ調のアレンジバージョン。後者はフジテレビ『LOVE LOVEあいしてる』において同郷の吉田拓郎の訳詞により制作された全編広島弁バージョンで、同番組の200回記念生放送やライヴで数回披露されている。ちなみに2006年9月29日に放送された『LOVE LOVE堂本兄弟10周年生スペシャル』と題した『LOVE LOVE あいしてる』と『堂本兄弟』の合同特別番組では、『LOVE LOVE あいしてる』から『(新)堂本兄弟』までのライブ部分の総集編をカウントダウン形式で放送し、200回記念生放送での広島弁バージョンの模様が1位に選ばれた。
- ^ 同ランキングの第6位は2008年に発表した「今宵、月が見えずとも」である[7]。。
- ^ 本作から17thシングル『NaNaNa サマーガール』までのシングルのクレジットにはレコーディングでの演奏者が表記されていない為、カップリング曲の演奏者は不明となっている(シングル表題曲の演奏者は『PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary "ALL TIME SINGLES"』のクレジットに表記されている)。
出典[編集]
- ^ “HEY!HEY!HEY! (O/A LIST 99/09/13)”. www.fujitv.co.jp. 2022年7月20日閲覧。
- ^ “出演者ラインナップ|ミュージックステーション|テレビ朝日” (日本語). www.tv-asahi.co.jp. 2022年7月20日閲覧。
- ^ a b 『ポルノグラフィティ ワイラノクロニクル―B.PASS SPECIAL EDITION』シンコーミュージック、2001年3月1日。
- ^ a b 『20th ANNVERSARY SPECIAL BOOK』アミューズ、2019年。
- ^ COMPLETE CLIPS 1999-2008 (ブックレット). SME Records. 2009年9月9日.
- ^ “ポルノグラフィティ『アポロ』("OPEN MUSIC CABINET"LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007") / PORNOGRAFFITTI『Apollo(Live)』”. YouTube(2013年10月2日). 2022年3月5日閲覧。
- ^ レコチョク (2011年9月8日). “お月見シーズン到来!レコチョクが「月の名曲ランキング」を発表! 1位は、絢香「三日月」に決定”. PRTIMES. PR TIMES. 2012年2月7日閲覧。
レコチョク (2011年9月8日). “月にまつわる名曲ランキング”. MUSIC NOTE. 2012年2月7日閲覧。 - ^ Inc, Natasha. “ポルノ、新作で昭仁&晴一が初の共同作詞” (日本語). 音楽ナタリー. 2022年3月5日閲覧。
- ^ “ポルノ 紅白で黒田の広島復帰に歓喜/デイリースポーツ online” (日本語). デイリースポーツ online. 2022年3月5日閲覧。
関連項目[編集]
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