アポロンの泉水
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アポロンの泉水(アポロンのせんすい、フランス語: Bassin d'Apollon)、あるいはアポロンの車駕(しゃが)の泉水(フランス語: Le Bassin du Char d'Apollon)は、ヴェルサイユ宮殿の庭園の中の一つの泉水である。アポロンの噴水、アポロンの泉とも。
シャルル・ルブランはこの泉の中心部を設計し、ギリシア神話の神であるアポロンが海から4頭の馬が引く戦車にのって昇っていく様を描いた。この池はかつて「白鳥の池」と呼ばれていた湧水地に、1639年に掘られている。ルイ14世が1671年に拡張工事を行った際、この池の東西が測定され、ルイ14世とアポロを同一視させることを期し、ルブランにアポロンに捧げるものとするよう促した。この時代、この夜明けを描いたテーマは人気があり、ヨーロッパの宮殿の天井などにも描かれている。噴水そのものは1668年から1671年の間に作成された。
アポロン泉水の姿
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アポロン泉水(遠く、宮殿が見える)
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春のアポロンの泉水
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アポロンの泉水、レ・グランド・ゾ(les Grandes Eaux)と呼ばれる噴水ショー中
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太陽神アポロンとその馬たち。レ・グランド・ゾ中
参考文献
[編集]- Constans, Claire (1995), Versailles, Editions Mahe S.A., p. 83