アポストロフィ (')

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アポストロフィ (')
フランク・ザッパスタジオ・アルバム
リリース 1974年4月22日
ジャンル ロック
時間 32分02秒
レーベル ディスクリート・レコード
プロデュース フランク・ザッパ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 6位(ノルウェー[1]
  • 10位(アメリカ[2]
フランク・ザッパ 年表
オーヴァーナイト・センセーション
1973年
アポストロフィ (')
(1974年)
ロキシー&エルスウェア
(1974年)
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アポストロフィ (')(Apostrophe ('))は、フランク・ザッパ1974年に発表したアルバム。

解説[編集]

前作『オーヴァーナイト・センセーション』に引き続き、ザッパ自身のボーカルを前面に押し出した内容。ザッパの作品としては初めて、『ビルボード』誌のアルバム・チャートのトップ10に達した[2]

冒頭の4曲は曲間なしのメドレーとして収録され、「ドント・イート・ジ・イエロー・スノー」[3]と「ナヌーク・ラブズ・イット」[4]は、ナヌークという名のエスキモーを主人公とした連作。「ドント・イート・ジ・イエロー・スノー」は、ピッツバーグのラジオ局のDJにより、ノヴェルティ・レコードとして紹介されたことでローカル・ヒットし[5]、最終的には全米86位のヒット・シングルとなった。タイトル曲「アポストロフィ (')」は、ジャック・ブルースジム・ゴードンを迎えたトリオ編成で録音され[6]、ジャック・ブルースのCDボックス・セット『Can You Follow?』(2008年)のCD Fourにも収録された。

アルバムは前作に引き続き、ステレオ・ミックス版と4chミックス版の2種が発売された。初CD化の1986年版CDから1987年のLPボックス『THE OLD MASTERS BOX THREE』を含み、1995年のFZ最終承認版まで4chミックス版が使われてきた。
しかし、1996年のAu20版(RYKODISCによる20bitマスター24金CD)ではステレオ・ミックス・マスター[7]が使われた。以後、通常版(FZ最終承認版)もAu20版と同じマスターに差し替えられた。(2001年、日本での紙ジャケット仕様版のみ1995年版が使われている)

収録曲[編集]

特記なき楽曲はフランク・ザッパ作。7.はインストゥルメンタル

  1. ドント・イート・ジ・イエロー・スノー (Don't Eat the Yellow Snow) - 2:07
  2. ナヌーク・ラブズ・イット (Nanook Rubs It) - 4:38
  3. セント・アルフォンソズ・パンケイク・ブレックファスト (St. Alfonzo's Pancake Breakfast) - 1:50
  4. ファーザー・オブリヴィオン (Father O'blivion) - 2:18
  5. コズミック・デブリス (Cosmik Debris) - 4:14
  6. エキセントリフューガル・フォルツ (Excentrifugal Forz) - 1:33
  7. アポストロフィ (') (Apostrophe') - Frank Zappa, Jack Bruce, Jim Gordon - 5:50
  8. アンクル・リーマス (Uncle Remus) - F. Zappa, George Duke - 2:44
  9. スティンク・フット (Stink-Foot) - 6:33 [8]

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ norwegiancharts.com - Frank Zappa - Apostrophe (')
  2. ^ a b Frank Zappa | Awards | AllMusic
  3. ^ ワーナーパイオニア盤(P-8467D)では『恐怖の黄色い雪』の邦題。
  4. ^ 同じく『ナヌックからそいつを奪う』との邦題であった。
  5. ^ 日本盤CD(VACK-5243)ライナーノーツ(工藤晴康、1995年7月)
  6. ^ Jack Bruce: Can You Follow -Track Listing-(ジャック・ブルース公式サイトより、2009年5月16日閲覧)
  7. ^ 1986年版CDでは「アンクル・リーマス」のラストのギター・ソロが数秒カットされていたが、オリジナル・アナログ同様に全長版(2:49)で復活している。
  8. ^ 初回ワーナーパイオニア盤(P-8467D)の邦題は『くさい足』だった。
  9. ^ アイク・ターナーとの契約上差し障りの無いよう、個人名でのクレジットになっている。
  10. ^ 同上、個人名でのクレジットになっている。