アホガール

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アホガール
ジャンル 学園ギャグ・残念系
コメディストーリー4コマ
少年漫画
漫画
作者 ヒロユキ
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン別冊少年マガジン
レーベル 講談社コミックス
巻数 既刊8巻(2016年10月現在)
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アホガール』はヒロユキによる日本漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)2012年52号から2015年12号まで連載。作者の体調不良により『別冊少年マガジン』に移籍が決まっており、2015年5月15日発売の単行本第6巻にて『別冊少年マガジン』7号(2015年6月9日発売)に第一話掲載予定であることが発表された。

概要[編集]

とてつもなく頓珍漢なヒロイン女子高生が、主人公である幼馴染の少年をはじめとする周囲の人物をトラブルに巻き込んでは主人公に突っ込みを受ける、もしくは(鉄拳)制裁されるといったものが通例となる痛快で残念な四コマギャグ漫画。基本1回当たりにつき11本掲載。

基本的にはテンションの高いスラップスティックで大雑把なコメディが描かれる。

あらすじ[編集]

学力テストで5教科全て0点を取るほど頭が悪い空前絶後のアホの子・花畑よしこは、幼馴染の「あっくん」こと阿久津明に説教を受けても的外れな返答しかできず、それがもとであっくんから制裁や突っ込みをうけることがしばしば。次第にクラスメイトの隅野さやか、よしこの自称舎弟になる不良・黒崎龍一、よしこの母・よしえ、あっくんの妹・瑠璃、あっくんに思いを寄せる風紀委員長、あっくんを嫌うギャル3人組などを巻き込む、トラブルだらけの残念な日々が続く。

登場人物[編集]

花畑 よしこ(はなばたけ よしこ)
【身長160cm 体重48kg 血液型O型 1月1日生まれ】[1]
本作の中心的な主人公でツインテールの高校1年生。
マークシート方式であろうとテストの点数が常に全教科0点であることはもちろん、自分の苗字の漢字すら忘れてしまうなど、どうして高校に受かったのかも不思議なくらい、タイトル通りというには収まらないであろう壮絶なレベルのアホで、理解力も学習能力も全く持ち合わせていない。好物(と言うより主食)のバナナさえあれば死んでも悔いはないと言いきり、食べることと遊ぶことを最優先するなど徹頭徹尾、衝動任せに生きるが勉強だけは死ぬほど大嫌い。家での就寝時はパジャマを着ず、下着のままで寝る。
根拠がなく的外れな自信と思い込みで溢れており、会話さえまともに成立しない。その上に妙に人を扇動する力があり、あっくんを除いて多くの登場人物がいつの間にか彼女のペースに乗せられている。しかし体力は異常に高く、十分間全力疾走したり三時間走り続けても息一つ切らしていないほど人並み外れている。
幼馴染のあっくんが大好きなのだが、相手にされないどころか嫌がられている。だがよしこ本人は、あっくんが自分にラブラブだと完全に勘違いしているのでそんなことはお構いなしに暴走を繰り返す。
あっくんの為に髪や肌の手入れを徹底的にしており、本人も自分の容姿には自信があるようだが、近所の子供たちには「中の下」と評されている。
阿久津 明(あくつ あくる)[2]
【身長175cm 体重60kg 血液型AB型 5月20日生まれ】[3]
よしこの幼馴染。通称あっくん。学力は優秀であるが、無愛想な性格の上に一匹狼を気取っており友達がいない。また、体力もあまりない(よしこの体力が異常過ぎるせいもあるが)。よしこに勉強させるためには暴力も辞さない構えであるが、勉強をこの上なく嫌うよしこの暴走っぷりに手を焼いている。また、好意を抱かれているよしこのことは嫌っており、それどころか「人間はサルに恋しない」と彼女の母よしえの前で言いきるほど嫌悪している。風紀委員長のことは彼女の暴走気味な一面と彼女の気持ちに気付いてないこともあって変な女と思っており、今のところ恋愛に進展する気配はない。妹の瑠璃にだけは優しいが、時折悪気もなく彼女を傷つけることがある。とあるきっかけでよしこの犬とも仲良くなっている。
何だかんだで面倒見のいい苦労人で、両親は仕事の都合で家にはあまりいない。
卒業後の進路は東大への進学を志望しており、受験に落ちたら死を選ぶと断言している。
花畑 よしえ(はなばたけ よしえ)
【身長161cm 体重49kg 血液型O型 1月9日生まれ】[4]
よしこの母親。娘があまりにもアホ過ぎるせいで娘の将来以上に自分の老後を憂慮している。そのため成績優秀で将来有望なあっくんをよしこと結婚させようと画策しており、卑劣な手段も平然と使う[5]。また、そのことで風紀委員長を目の敵にしており、黒崎とも折り合いが悪い。
たまに失言をするなど本人も娘と近い波長の持ち主だが、理解力も学習能力も無い娘に相当な苦労をさせられてきたことだけは確かであり、それゆえ、あっくんによしこと結婚して欲しいと切に願っている。
隅野 さやか(すみの さやか)
【身長153cm 体重44kg 血液型A型 11月25日生まれ】[6]
よしことあっくんのクラスメイト。あっくんに友達がいないことをよしこにバラされると涙を流し、あっくんの友達になろうとする優しい女の子。優しいこと以外に目立った特徴のない地味な女の子であり、本人はそのことや極端に小さい胸を気にしている。しかもその優しさが自分の首を絞めていることへの自覚はあるものの、お人好しと呼ぶに相応しい、優し過ぎる性分ゆえによしこの被害に遭いやすい。猫さんパンツを好んで履いている。
押枝 あつこ(おしえだ あつこ)
【身長158cm 体重49kg 血液型A型 2月18日生まれ】[3]
よしこたちの担任の先生。28歳。担当教科は数学で、よしこに勉強を教えようと努力するが、あっくん同様、彼女の暴走に手を焼いている。そしていつの間にかよしこに洗脳されそうになることも。今まで女子校通いであったため、恋愛経験はない。男装したよしこ(よしお)に恋をしている。
黒崎 龍一(くろさき りゅういち)
【身長178cm 体重64kg 血液型B型 12月24日生まれ】[7]
コンビニの前でたむろしていた不良。座っていたらよしこに絡まれ、暴力をふるうもそれでも世話を焼くよしこに対し「真剣に俺のことを見てくれる」と勘違いし、よしこの舎弟になる。あっくんと友達になりたいようであるが、当人にまるでその気がないためうまくいかない。第29話の冒頭によれば喫煙者である模様。よしこを慕っている一方、母親のよしえとは反りが合わないのか敵意を向けており、対立している。
あっくんと友達になりたいという一途な思いから勉強を努力して積み重ねた結果、2年次の一学期の中間考査であっくんを出し抜いて学年1位になった。
風紀委員長
【身長165cm 体重52kg 血液型B型 7月13日生まれ】[8]
本名不詳。高校3年で[9]、登校時に校門で持ち物検査をするなど風紀に厳しいGカップの巨乳女子高生。初登場時によしこからあっくんに助けてもらった事から、彼に恋心を持つようになる。しかし、よしこに振り回された挙げ句、自分もアホな行動をとるせいか、あっくんには変な女と思われている。あっくんを思うあまり 話が進む毎にその行動はエスカレートしていき、さやかにはストーカーと思われているが本人にはその自覚がない。終いにはあっくんと離れたくないという理由から、卒業間際に校長に留年を申し出てしまう。
彼女が出るたびに花畑母娘にいじめられており、特によしえの卑劣極まりない行動の被害に最も遭っている。しかしよしこ達に絡まれているせいか忍耐力が付き始め、今では花畑母娘とは互角といっていいほどに成長している。他にも、黒崎やさやかとはウマが合い、仲がいい。
容姿に関してはあっくんから「普通にしていればいい女」と評されており、実際に他の男子生徒からちょくちょく告白されている模様。
阿久津 瑠璃(あくつ るり)
【身長138cm 体重31kg 血液型A型 9月3日生まれ】[10]
あっくんの妹。小学5年生[11]。優秀な兄を持ちながら、よしこと同レベルのアホ。よしこと違いアホを返上しようと日々勉強しているが、その努力は全く報われず、掛け算や割り算はおろか、簡単な足し算なども出来ない。また、勉強以外なにもしてこなかった結果、手先はかなりの不器用であり、しかも極端な運動音痴で自転車にすら乗れない。
たまたまあっくんの家に遊びに来たさやかとは、傷ついてた自分を慰めてもらったことから仲良くなり、それ以来、彼女に非常になついている。
よしこが大嫌いだが、自身がそのよしこと同類という事実を未だに覆せていない。
兄の明が大好きである。
希(のぞみ)
苗字は不明。近所の公園で遊んでいる子供の1人。他の2人はよしこがアホだと知ってからは距離を置いて接しているが、彼女だけはよしこになついている。
乾 凛子(いぬい りんこ)
【身長162cm 体重48kg 血液型B型 6月14日生まれ】[12]
高校2年で、悪趣味で、かなり特殊な感覚をしている。どこか朴納な雰囲気。よしこのことを可愛いと思い、ペットのように扱っている。親には自由に育てられたゆえにやることは適当だが、気に入った者には執着する。
栄村 茜(えいむら あかね)
【身長156cm 体重48kg 血液型O型 3月3日生まれ】[13]
よしこたちのクラスメイトで3人でつるんでいる「今どき」のギャル。楽しみにしていた文化祭をバカにされたことへの怒りから、あっくんを蛇蝎の如く嫌っている。その外見からギャル呼ばわりされているが純情で恋愛ごとには奥手なため彼氏が欲しいと思いつつもできない。勉強は不得意で遊んでばかりいる。進路志望の話では再びあっくんをバカにするが、自身の進路では就職を希望しており、第一志望が花屋、第二志望がケーキ屋、第三希望がペットシッターと、一応はあっくんよりはまともに書いているが、それらの就職の仕方の厳しさをあっくんに突きつけられて口負けしてしまう。その後、椎名と柊にあっくんの言動に一理あると言われた上に自分たちも大学志望だと言われ、考え直したほうがいいと諭されて挫折する。さらに、よしこによる職業の実態を指導されてからは立ち直った。
椎名 黒子(しいな くろこ)
【身長167cm 体重51kg 血液型A型 11月7日生まれ】[14]
3人組のギャルの1人で黒髪。幼なじみと3カ月間交際しているが、お互い恥ずかしがり屋のため、初心で清い交際を続けている。成績は悪くはなく、大学への進学を志望している。
柊 姫衣(ひいらぎ きい)
【身長159cm 体重45kg 血液型B型 7月17日生まれ】[15]
3人組のギャルの1人で金髪。冷静であまり考えを面に出さない性格のため、3人のギャルの中では一番影が薄いが、怒るとあっくんを言い負かすほど口が達者。一方で進路志望の話で栄村の進路志望を否定したあっくんの言い分にも十二分に筋が通っていると評したうえで椎名の言葉に便乗して考え直したほうが言いと諭すなど、根は常識人。彼氏が居るとか居ないとか。椎名とともに大学への進学を志望している。

書籍情報[編集]

  • ヒロユキ 『アホガール』 講談社 〈講談社コミックス〉、既刊8巻(2016年10月7日現在)
  1. 2013年5月17日発売、ISBN 978-4-06-384871-7
  2. 2013年10月17日発売、ISBN 978-4-06-394954-4
  3. 2014年4月17日発売、ISBN 978-4-06-395057-1
  4. 2014年8月16日発売、ISBN 978-4-06-395166-0
  5. 2015年1月16日発売、ISBN 978-4-06-395293-3
  6. 2015年5月15日発売、ISBN 978-4-06-395393-0
  7. 2016年3月9日発売、ISBN 978-4-06-395610-8
  8. 2016年10月7日発売、ISBN 978-4-06-395754-9

脚注[編集]

  1. ^ 単行本1巻12ページ
  2. ^ 週刊少年マガジン2013年14号掲載時にはあくつ「あきら」と紹介されていたが、2013年7号や単行本1巻では「あくる」となっている。
  3. ^ a b 単行本1巻20ページ
  4. ^ 単行本1巻68ページ
  5. ^ 実際、よしこにバニースーツを着せた上、睡眠薬入りのジュースを持たせ、これを飲ませて既成事実を目論んだ。しかしまるっきり理解していないよしこがあっくんの言葉に簡単に乗ったことで目論みはあっさり看破され、「初めてよしこ以外の女をぶっ飛ばしたいと思った」とあっくんに言わしめたほど。
  6. ^ 単行本1巻28ページ
  7. ^ 単行本1巻52ページ
  8. ^ 単行本1巻60ページ
  9. ^ 単行本2巻121ページで彼女の着ている制服から
  10. ^ 単行本1巻84ページ
  11. ^ 単行本1巻80ページより
  12. ^ 単行本2巻114ページ
  13. ^ 単行本6巻151ページ
  14. ^ 単行本6巻151ページ
  15. ^ 単行本6巻151ページ

外部リンク[編集]