アパラチン会議

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アパラチン会議(アパラチンかいぎ。Apalachin Meeting)あるいはアパラチンの大密会とは、1957年11月14日アメリカ合衆国ニューヨーク州の町オウェゴ(Owego)の郊外アパラチン(Apalachin)で開かれたマフィアによる秘密会談のこと。

内容[編集]

全米よりマフィアのボス達がフィラデルフィア北東部一家のボスジョゼフ・バーバラJoseph Barbara)の所有する邸宅に集まった。

ニューヨークのジェノヴェーゼ・ファミリーのボスであるヴィト・ジェノヴェーゼが全米のボス達とコミッションを開く事を提案し、彼の呼びかけにより約100人のマフィア幹部が集合したのである。だが、会議中に、片田舎の家に多数の高級車が並び、高級スーツを身にまとった男たちが100人前後も集まっているのを不審に思った警察のエドガー・クロスウェル、ヴィンセント・バシスコに踏み込まれてしまい、集まっていたマフィア達は周囲の森などに逃亡したが、多くの幹部達が逮捕・起訴された。ジョゼフ・ボナンノボナンノ一家)、ジョゼフ・プロファチプロファチ一家)、サント・トラフィカンテフロリダ州キューバ)、ジェームズ・シベーロダラス)といった大ボスも捕まり、65人が逮捕された。

この件がマスコミにより報道され、大規模な犯罪組織が存在していることが全米に知れ渡った。その後、それまでマフィアの存在を否定していたジョン・エドガー・フーバーFBI長官も組織犯罪撲滅を開始する。