アナ・ブルナビッチ
アナ・ブルナビッチ Ана Брнабић | |
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![]() 2018年 | |
生年月日 | 1975年9月28日 |
出生地 |
![]() ![]() ベオグラード |
出身校 |
ノースウッド大学 ハル大学 |
所属政党 | セルビア進歩党 |
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在任期間 | 2017年6月29日 - 在任中 |
大統領 | アレクサンダル・ヴチッチ |
在任期間 | 2020年10月22日 - 2020年10月28日 |
在任期間 | 2018年5月16日 - 2018年5月29日 |
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在任期間 | 2016年8月11日 - 2017年6月29日 |
アナ・ブルナビッチ(ローマ字:Ana Brnabić、セルビア語:Ana Brnabić、1975年9月28日 -)は、セルビアの政治家であり、2017年からセルビア共和国第5代首相を務めている。
経歴[編集]
ベオグラードで生まれた。米国のノースウッド大学で学士を取得した後、イギリスのハル大学で修士号を取得。卒業後はUSAIDを含む海外の国際機関、セルビア国内の企業で勤務していた[1]。
2016年8月に行政・地方自治大臣に任命された。2017年に首相に就任した際に自身は親欧州主義でテクノクラート推進派であると語った。2018年5月、財務大臣であったドゥシャン・ヴヨノヴィッチの辞任に伴い、首相として財務大臣代行を兼任する。
ドイツ国営の放送局であるドイチェ・ヴェレでのインタビューでスルプスカ共和国軍の行為であったスレブレニツァの虐殺の存在について、全く存在しなかったと発言する。その後、国際司法裁判所は虐殺について、彼女が虐殺の存在を否定したと非難した[2]。
コソボとの外交に関して、記者会見で「私達は武力を使用しない事も願っているが、嵐作戦のような紛争は二度と望まない」と述べた[3]。対立国であるコソボの外務大臣は人種差別者である彼女の入国を許可しないと意向を示した[4]。
LGBTの法改正については、他の政治改革を優先するため、LGBTの法改正を推進するつもりはないと述べた[5]。一部のLGBT活動家は彼女がLGBTの平等を主張できなかったと語っている[6][7]。
マケドニアのゾラン・ザエフ首相と(2017年11月21日)
クロアチアのアンドレイ・プレンコビッチ首相と(2018年6月16日)
ベオグラードで行われたプライド・パレードに参加(2019年9月15日)
私生活[編集]
セルビア人の政治家として初めて、レズビアンである事を公表した[8]。自身のパートナーであるミリツァ・ジュルジッチは2019年に男児を出産した[9]
脚注[編集]
- ^ アナ・ブルナビッチ氏のプロフィール - イーストウェジブリッジ
- ^ 国際司法裁判所、ブルナビッチ氏が否定した虐殺の発言に批判
- ^ セルビア、軍を使用しないことを願っている - b92ネット
- ^ コソボ外務大臣、セルビア首相の入国を認めない - rferl.com
- ^ AnaBrnabić:「セルビアの同性愛者の首相になりたくない」- theguardian.com
- ^ Šta je Ana Brnabić uradila za LGBT+ prava u Srbiji?
- ^ ブルナビッチ氏、LGBT改革が失敗か
- ^ セルビアで「ゲイ・プライド」パレード、同性愛公表の首相が初参加 - AFP通信
- ^ セルビア初の同性愛者である首相、パートナーが男児を出産
外部リンク[編集]
- セルビア首相公式サイト
- Ana Brnabic (@anabrnabic) - Twitter