アトラスグローバル

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アトラスグローバル
IATA
KK
ICAO
KKK
コールサイン
ATLASJET
設立 2001年3月14日
ハブ空港 アタテュルク国際空港
保有機材数 15機
就航地 18都市(チャーター除く)
親会社 ETS(トルコ観光旅行グループ)
本拠地 トルコ イスタンブール
代表者 Orhan Coskun
外部リンク http://www.atlasjet.com/en
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アトラスグローバル (AtlasGlobal) 、旧アトラスジェット (AtlasJet) は、トルコイスタンブールを拠点とする航空会社である[1]

歴史[編集]

同社は2001年3月14日に設立され、2001年6月1日に運航を開始した。かつての社名は「アトラスジェット国際航空」 (Atlasjet International Airlines) であり、Öger Holdings の子会社であった。2004年にETSグループが株式45パーセントを取得し、2006年2月には Öger Holdings から株式を取得し90パーセントを保有していた[2]

2015年4月1日、ブランド名が「アトラスグローバル」に変更された[3][4]

就航都市[編集]

主にイスタンブールのアタテュルク国際空港を拠点としてトルコ国内に14路線を持ち、国際路線においてもイギリスロンドン北キプロスのエルカン、イングランドマンチェスターセルビアニシュに定期便を持つ他、ヨーロッパ各地にチャーター路線を有する[要出典]

保有機材[編集]

アトラスグローバルのエアバスA320-200

2017年2月現在、アトラスグローバルが保有する機材は以下のとおりである[5][6]

アトラスグローバルの保有機材
機材 保有数 発注数 座席数 備考
C Y 合計
エアバスA319-100 1 8 126 134
エアバスA320-100 6[7] 8 156 164
エアバスA321 16 8
12
189
192
216
197
204
216
うちエアバスA321-100 2機、エアバスA321-200 14機
ボンバルディア CS300 15[8] TBA
合計 23 15

事件・事故[編集]

アトラスジェット4203便墜落事故で喪失した機体。ワルシャワ・ショパン空港にて撮影(2007年)。
  • 2007年8月18日、エルカン(北キプロス)発イスタンブールトルコ)行きのアトラスジェット1011便(機材:マクドネル・ダグラス MD-83、機体記号TC-AKN)が離陸直後に乗客2人によってハイジャックされた。犯人はアルカーイダのメンバーであり爆発物を持っていると主張し、イランテヘランへダイバートするよう操縦士に要求した。しかし、現地時間8時15分に、公式には燃料補給のため、トルコのアンタルヤ空港へ着陸した。現地当局との交渉が行われ、搭乗者のうち女性と子供全員が解放された。その際、その他の乗客と乗員が逃げようとして騒動が発生し、ハイジャック犯が降伏した。乗客138人と乗員5人に大きな怪我はなかった[9]
  • 2007年11月30日、イスタンブール発ウスパルタ行きのアトラスジェット4203便(機材:マクドネル・ダグラス MD-83、機体記号TC-AKM)がウスパルタ・スュレイマン・デミレル空港への着陸進入中に墜落し、乗客50人と乗員7人全員が死亡した(アトラスジェット4203便墜落事故[10]。事故機はワールド・フォーカス航空からウェット・リースしていた。
  • 2017年7月27日、イスタンブール(トルコ)発エルカン(北キプロス)行きのアトラスグローバル1010便(機材:エアバスA320、機体記号UR-AJC)は、離陸から約10分後、突然に機体のウィンドシールド全面に多数のヒビが入り、パイロットたちは完全に視界を失う事態に陥った。また、客席の窓もいくつかヒビが入った。機体は自動操縦の機能を失い、ウクライナ人の機長が手動で操縦せざるを得なくなった。すぐにもコックピットクルーはメーデーを管制官に通告、アタテュルク国際空港へと引き返した。機体は着陸進入時に右へ少し傾きつつも接地し、無事滑走路35Lに降りた。離陸から緊急着陸まで25分間の出来事である。調査の結果、1010便には巨大な雹が衝突していたことが判明。機体のノーズコーンは雹が激しくぶつかったために見るも無残な状態になったが、1010便に搭乗していた乗員6名と乗客121名、合わせて127名は全員無事だった。[11][12]

脚注[編集]

  1. ^ Headquarters And Call Center”. アトラスグローバル. 2017年2月20日閲覧。
  2. ^ “Directory: World Airlines”. フライト・インターナショナル: p. 80. (2007年3月27日) 
  3. ^ Neue Marke Atlas Global: Atlasjet zeigt globale Ambitionen”. aeroTELEGRAPH (2015年3月12日). 2015年11月29日閲覧。
  4. ^ Turkey's Atlasjet to rebrand as AtlasGlobal next month”. ch-aviation (2015年3月17日). 2015年11月29日閲覧。
  5. ^ Filo” (トルコ語). アトラスグローバル. 2017年2月23日閲覧。
  6. ^ “Global Airline Guide 2016 (Part Two)”. Airliner World (2016年11月): 34. 
  7. ^ ウクライナ籍の2機除く
  8. ^ Turkey's Atlasjet Signs for up to 15 Bombardier CS300 Airliners”. ボンバルディア. 2017年2月23日閲覧。
  9. ^ Atlasjet Flight 1011”. アビエーション・セーフティー・ネットワーク. 2017年2月20日閲覧。
  10. ^ Atlasjet Flight 4203”. アビエーション・セーフティー・ネットワーク. 2017年2月20日閲覧。
  11. ^ Pilot lands plane with 127 passengers 'blind' after hailstones shattered cockpit windscreen” (2017年7月31日). 2018年1月31日閲覧。
  12. ^ Incident: Atlasglobal A320 near Istanbul on Jul 27th 2017, hail strike”. avherald.com. 2018年1月31日閲覧。

外部リンク[編集]

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