アトゥール・ガワンデ

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アトゥール・ガワンデ: Atul Gawande、1965年11月5日 - )はアメリカの外科医著作家公衆衛生研究者。ボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院で一般外科学と内分泌外科学を担当している。ハーバード大学公衆衛生学部の健康政策・管理の教授であり、ハーバード大学医学大学院の外科学教授でもある。公衆衛生研究者としては、アリアドネ研究所の健康システム合同改革センターの部長であり、世界全体で手術死を減らすために活動している非営利団体である、ライフボックスの理事長でもある。.[1]医学と公衆衛生についての記事をThe New YorkerSlate英語版にスタッフ・ライターとして寄稿している。ComplicationsBetterThe Checklist ManifestoBeing Mortalの著者である。

経歴[編集]

ニューヨーク生まれ、インド系アメリカ人2世。両親はともに医師。スタンドフォード大学で生物学、政治学を、オックスフォード大学で哲学、政治学、経済学を学ぶ。
ハーバード大学医学部を卒業後、1999年にハーバード大学公衆衛生大学院で博士号取得(公衆衛生学)。
1995年から2003年までハーバード大学研修医。
学部時代は政治家ゲーリー・ハートのボランティア活動に、卒業後の1988年にはアル・ゴアの選挙活動に参加した。
また医科大在学中の1992年、大統領選挙におけるビル・クリントンの医療政策に関わり、
クリントンの就任期間中は保健福祉省のシニア顧問を務めた。

功績[編集]

2010年「TIME」の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、社会への貢献と独創的な姿勢を評価された。外科手術の手順と医療費に関する研究・提言は、実際に医療や政策にも影響を与えた。
研究領域にとどまらず、書籍やコラムも多数執筆している[2]

著書[編集]

  • Complications: A Surgeon’s Notes on an Imperfect Science (『コード・ブルー』医学評論社 2004)後に『予期せぬ瞬間』(みすず書房 2017)
  • Better: A Surgeon’s Notes on Performance (『医師は最善を尽くしているか』みすず書房 2013)
  • The Checklist Manifesto: How to Get Things Right (『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』晋遊舎 2011)
  • Being Mortal: Medicine and What Matters in the End (『死すべき定め』みすず書房 2016)

「The New Yorker」ライターとして[編集]

研修医期間中に「The New Yorker」で記事を書きはじめ、1998年から契約ライターに就任。
以降、地域医療や保健福祉についての記事を多数執筆し、そのうちのひとつ「Made Waves」はバラク・オバマ大統領が演説で引用したこともある。

出典[編集]

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外部リンク[編集]