アッドルプ

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Addrup
アッドルプ
ゲーペルプラッツの東屋
ゲーペルプラッツの東屋
ゲーペルプラッツの東屋
Map of Germany, Position of アッドルプ highlighted
行政
ドイツ
ニーダーザクセン州
クロッペンブルク郡
基礎統計
面積 7.47 km2 (2.88 sq mi)
標高 28 m  (92 ft)
人口 298  
 - 人口密度 40 /km2 (103 /sq mi)
設立 950年
その他
標準時 CET/CEST (UTC+1/+2)
ナンバープレート CL‍P
郵便番号 49632
電話番号 05438
ウェブサイト addrup.de


アッドルプドイツ語:Addrup)は、ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州クロッペンブルク郡ドイツ語版英語版の村。

地理[編集]

アッドルプは北側から反時計回りにエッセン英語版のカルホルン、べーヴェルンドイツ語版、ウプトローとグート・ラーゲドイツ語版に接している。村の東はフェヒタ郡バクム地区英語版リュシェ村ドイツ語版と接する。クロッペンブルク郡とフェヒタ郡の境界にあり、オルデンブルガー・ミュンスターラント地方ドイツ語版の真ん中にあたる。

歴史[編集]

アッドルプが最初に文献に現れるのは950年のことで、当時はアダトホルペ(Adathorpe)という名称であった。その後、何度か名前が変わり、1340年にはアッドルペ(Addorpe)、1376年にはアドルペ(Adorpe)となった[1][2]。中世にはテクレンブルク伯爵の領地となり、その法域英語版(Freigericht)が置かれた。その後、ミュンスター司教領英語版からオルデンブルク公国へと移り、ナポレオン戦争中にはフランスに併合されて上エムス県英語版の一部となった。ウィーン会議の結果オルデンブルクの君主号が大公に改められてオルデンブルク大公国となり、ドイツ革命によりオルデンブルク自由州、ナチス・ドイツ時代にはヴェーザー=エムス大管区の一部となった。現在はニーダーザクセン州に属している。

1987年には村民らによりゲーペル(ホースミル:馬を回転軸に取り付けた腕木に繋ぎ、その周りを歩かせることで回転力を得て穀物を挽いたりするのに利用するもの)や滑り台、東屋などを備えた広場、ゲーペルプラッツが設けられた[1][2][3]

古文書から、家系図を500年以上前まで遡れる家族が8家族あることが分かっている[4]

人物[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b Addrup.de: History of Addrup
  2. ^ a b Essen-Oldb.de: Addrup
  3. ^ Addrup.de: Göpelplatz
  4. ^ Geschichte Addrups auf essen-oldb.de Abruf: 2. März 2017

外部リンク[編集]