アッシーくん

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アッシーくん[1]、あるいはアッシーとは、バブル時代の俗語。類語のメッシーくん(ないしはメッシー)、ミツグくんなども使用された。本項ではそれらも併せて説明する。なお、口語のため、アッシー君メッシー君ミツグ君などの表記ゆれが存在する。

基本的には女性にとって都合のいい異性であり、恋人恋愛対象の本命ではないが、交友関係を維持していた男性のこと。

概要[編集]

アッシーくん
女性に自ら運転する自家用車で送り迎えを任される男性のこと[2][3]
語源は移動手段としての自動車を俗に「足」と呼ぶことに由来する。
  • 自動車やバイクのオーナーが、移動用の車両を「足」や「下駄代わり」と呼ぶ(こういうタイプは高級車や改造車などを別に有していることが多い)ことはあるものの、それらを人間に応用して呼称することは人道上問題がある。
当時の六本木周辺ではBMW3シリーズ(E30)の存在が頻繁に確認されたことから、同車種は当時日本国内で最多の販売台数であったトヨタ・カローラになぞらえて「六本木カローラ」と呼ばれた。[要出典]
メッシーくん
食事(飯(メシ))を女性に奢らされる男性のこと。当時、俗にイタリア料理を「イタ飯(イタメシ)」、フランス料理を「フランス飯(フランスメシ)」などと略したことに由来する。
ミツグくん
物品等を女性に贈らされる男性のこと[3]。語源は贈答行為である「貢ぐ」に由来する。
2000年代には「財布君」や「財布」という呼称も使われている[4]

女性はアッシーくんから車での送迎や、メッシーくんから食事代肩代わり等の形で利便を得ており、一方彼らは、自分の得意分野をアピールして女性と交友関係を深めようとする。しかし、実際は本命にはなりえないことがほとんどであり、対費用効果としては報われていない。

なお、以上の総称がキープくんである。

キープくん[編集]

複数の男性からアプローチされるほどモテる女性の視点で、本命男性(俗に「本命くん」)以外で恋人未満の交友をしている男性のことを「キープくん」と呼ぶ。語源は当時の流行語「ボトルキープ」。[要出典]女性にとって「キープくん」は1人だけでなく複数いることもある。

女性にとって「キープくん」への認識は第2の恋人候補ということもあれば便利屋ということもある。第2の恋人候補の場合、本命くんと別れた後に、交友関係を続けていた「キープくん」を新しく恋人とすることで、恋人がいない期間を少なくすることができる。便利屋の場合は、「本命くん」の苦手分野を補完するための存在として扱われている。[要出典]

2000年頃には本命に絞る傾向が強くなった[2]

英語では本命との破局に備えた予備の交際相手をback-up partner(バックアップパートナー)などと呼ぶ事があり[5][6]、2014年にイギリスで行われた調査では半数の女性がバックアップパートナーを持つと答えた[5]。他にはback-up boyfriend(バックアップボーイフレンド)[7]insurance boyfriend(インシュランス(保険)ボーイフレンド)[8]と呼ぶ場合もある。 

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 新語・流行語大賞候補
  2. ^ a b 「日本テレビ「恋のから騒ぎ」 女性にさんまが説教 企画の山田美保子さんに聞く」 『読売新聞東京夕刊』 、2000年11月28日。 
  3. ^ a b 松下礼子 「未婚・結婚・仕事観/上 結婚の本命不在」 『毎日新聞東京朝刊』 、1990年7月16日。 
  4. ^ ブログタレント委員会『食い逃げされない恋愛88のルール』(角川SSコミュニケーションズ、2008年)148頁。
  5. ^ a b HALFwomen fall partner standby fancied case current relationship turns sour”. Dailymail.co.uk. Mail Online. 2017年1月31日閲覧。
  6. ^ Do you have a 'back-up' partner? Couples have just as many Backburner relationships as singles says study”. MIRROR.CO.UK. MGN Ltd. 2017年1月31日閲覧。
  7. ^ ゆるゆる研究所『意外と通じる!? 通じない!? 平均日本人英語』(講談社インターナショナル、2009年)86頁。
  8. ^ 『意外と通じる!? 通じない!? 平均日本人英語』86頁。