アッシュの同調実験

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アッシュの同調実験Asch conformity experiments)とは、1955年ソロモン・アッシュが発表した群れの行動についての非常に古典的な実験。

実験過程[編集]

アッシュ実験で使用された2枚のカード。左は標準長の直線で、右は被験者が判断する必要がある3本の直線。

実験者は、シュワルツムーア大学の男子大学生を被験者として使用し、7人の各グループが半円形に並んで座り、そのうち6人が実験者の助手で、1人だけが実際の実験者だった。参加者は他の6人の身元がわからなかった。実験開始後、実験者は全員に標準の直線Xを表示し、同時に他の3つの直線A、B、Cを比較のために表示し、そのうちの1つは標準の直線Xと同じ長さだった。次に、全員(6人の助手と1人の実際の参加者を含む)に、Xと同じ長さの直線を言うように依頼する。実験者は最後の1つで実際の被験者を意図的に配置し、最初の6人の被験者は実験者の助手に変装した。実験によっては、正しい答えを出すこともあれば、間違った答えを返すこともあり、最後に、実際の被験者はどの行がXと同じ長さであるかを判断する。

実験の結果、回答の37%は他の人の誤った回答に基づいており、約3/4が少なくとも1つの適合性を持ち、約1/4が独立性を維持していた。最初から最後まで群れを追う人はいなかった。

結論[編集]

アッシュの実験では、不適合者に対する罰はなく、従者には報酬が与えられなかった。 したがって、分析によると、適合性には主に2つの理由がある。

1つは、多数派からの満場一致の回答に直面して、参加者は自分の意見が間違っていると信じ始めたということである。アッシュ実験後、実験者は間違った答えをしている人に尋ねたが、数人はそれを見たと主張した。それを証明している。

もう1つのケースは、被験者が多数派の判断に服し、多数派に受け入れられるために他の人と一貫した回答をすることである。他の変形実験では、被験者が質問に個別に答えたとき、被験者が他人の判断に服従することは稀であった。これも証明している。

同時に、他の変形実験では、被験者の回答として実験者の助手によって偽装された回答が一貫していない場合、たとえ1人だけが異なる回答を答えたとしても、被験者の適合の確率は大幅に低下する。グループで意見を異にすることの重要性を証明する。

参考資料[編集]

関連記事[編集]

外部リンク[編集]