アダルトVR

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個室ビデオ店内におけるアダルトVRの告知

アダルトVR(アダルトブイアール)は、基本的には性的行為・性行為VR視聴用に収めたポルノ映画もしくはポルノグラフィポルノゲームのことで、視聴者の性的欲求を満足させるためのものである。日本における独自の名称であり、その他の国では一般的に「VR Porn」もしくは「3D Porn」と呼ばれる。

双眼式のVR撮影用にカスタマイズされて専用のビデオカメラで撮影されたポルノ映像・ゲームで、日本国内でストリーミングやデータファイルなどで合法的に流通されている。

日本のアダルトのことを時に「Japanese Hentai」と呼称することがある。

主なアダルトVR[編集]

コンピュータゲーム[編集]

課題[編集]

スマートフォン用VRグラスで気軽にVRを楽しめることもあり、2017年の時点でコンテンツの開発は少しずつ増えている一方、VRを扱ったムックや雑誌の増刊号の売れ行きは思わしくなく、あるアダルト雑誌の出版社の社員は「うちでも企画はしたものの、他社の類似誌の数字を見て取りやめた」とおたぽるの昼間たかしの取材に対して述べている[5]

昼間は普及を阻害する要素の一つとして必要な機材の価格の高さを挙げているが、アダルトビデオの普及が当時高額だったビデオデッキの普及につながったことを踏まえると、魅力的なコンテンツがあれば機材の購入に踏み切るのではないかと推測している[6]

現実との区別の不明瞭化[編集]

2017年、イングランドのニューカッスル大学の博士課程の学生らで構成される研究チームは、45人の実験協力者を2つのグループに分け、内容の異なるアダルトVRを視聴してもらうという実験を行い、いずれのグループも現実のセックスよりも満足したという結果が出た[7]。 また、協力者らに完璧な「3Dファンタジー」の作成を依頼し、タブー領域を深く掘り下げる研究にも協力してもらったところ、出来上がった「3Dファンタジー」の多くが男性が女性に性行為を強要するといった現実世界の許容範囲を超えていた[7]。 研究チームは、実験結果について「人によってはアダルトVRによって過激なところまで逸脱することがあり、このようなコンテンツに依存して徐々に歯止めが利かなくなる恐れがある」とし、リアリティが増しつつあるアダルトVRがカップルの関係に影響を与えたり性差別や女性に対する暴力を助長する恐れがあることも指摘した[7]。 また、研究チームは3D画像ツールによる自作ポルノの広まりによってリベンジポルノが簡単にできてしまうことについても指摘しており、VRヘッドセットのメーカーに対して、自社の技術を用いて視聴してもよい内容に関するガイドラインを制定するよう要請した[7]

脚注[編集]

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出典[編集]