アダルト・コンテンポラリー・ミュージック
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アダルト・コンテンポラリー・ミュージック | |
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様式的起源 | ソフトロック、イージーリスニング、ポップ・ロック、ソウル、R&B、クワイエット・ストーム |
文化的起源 | 1960年代、 アメリカ合衆国 |
サブジャンル | |
アーバン・アダルト・コンテンポラリー、リズミック・アダルト・コンテンポラリー、クリスチャン・アダルト・コンテンポラリー |
アダルト・コンテンポラリー・ミュージック(Adult contemporary music)は、コンテンポラリー・ポップ・ミュージックの音楽ジャンル、もしくはラジオ・フォーマットである。ACと略されることもある。
概要
[編集]アメリカのアダルト・コンテンポラリーのジャンルを代表する歌手には、ビリー・ジョエル[注釈 1]、バーブラ・ストライサンド[注釈 2]、ニール・ダイアモンド[注釈 3]らがいる。日本ではこの種のフォーマットはAOR(Adult Oriented Rock、アダルト・オリエンテッド・ロック)として知られる。ボズ・スキャッグス[1]やボビー・コールドウェル等が該当する。なお、欧米で言うところのソフトロックと定義が酷似しているが、日本で言うところの「ソフトロック」とはかけ離れているので基本的には問題は無い。欧米で指すAORは、en:Album-Oriented Rock(アルバムオリエンテッド・ロック)の略であり、日本人の認識とは異なる場合もあるので注意が必要である。ACチャートやACラジオでは、コアなパンク、ヘヴィメタル、ブルース、ヒップホップ、レゲエなどは除外される傾向がある。
アメリカでは、ACの派生ジャンルを以下のように分けることもある。
- ホット・アダルト・コンテンポラリー[2]
- レニー・クラヴィッツやエアロスミス等の、ロック系ミュージシャンのバラードものなど。
- ソフト・アダルト・コンテンポラリー
- アーバン・アダルト・コンテンポラリー
- アフリカ系アメリカ人のリスナーを視野に入れたものであり、ソウル/R&Bを洗練させポップ化、ソフト化した曲が主流である。ホットACよりソフトACに近い。このフォーマットはクワイエット・ストームとも呼ばれる場合もある。ライオネル・リッチーやアニタ・ベイカー、レジーナ・ベル、シャーデー、ヴァネッサ・ウィリアムス等が上げられる。
- クリスチャン・アダルト・コンテンポラリー
- エイミー・グラントやマイケル・W・スミスらが、この分野のシンガーである。
1990年代以降はスムーズジャズ/フュージョン等より広くの範囲を含めたニュー・アダルト・コンテンポラリー(NAC)といったフォーマットもある。
主なミュージシャン
[編集]- アル・スチュワート
- イアン・マシューズ
- エイドリアン・ガーヴィッツ
- エルトン・ジョン
- オリビア・ニュートン=ジョン
- トニー・シュート
- ニール・ダイアモンド
- バーブラ・ストライサンド
- ビリー・ジョエル
- ビル・ラバウンティ
- ボズ・スキャッグス
- ボビー・コールドウェル
- ポール・デイヴィス
- マイケル・ジャクソン
- マイケル・マクドナルド
- マイケル・フランクス
- ラリー・リー
- ラリー・ジョン・マクナリー
- ランディ・ヴァンウォーマー
- ランディ・グッドラム
- ルパート・ホルムズ
- ロビー・デュプリー
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]出典
[編集]- 『AOR』著者:中田利樹:シンコー・ミュージック・エンタテイメント