アズラー

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Discovery New York City as an Azurer (2014)

アズラー(英語: AZURER)は、現代美術家境貴雄が手掛けている、小豆を顔に付けてに見立てたファッションモキュメンタリー

アズラーの概要[編集]

小豆を顔に付けて髭に見立てたファッション「アズラー」が日本で流行しているという物語を視覚化させるために、ポートレートテキストで構成されているモキュメンタリー。2007年よりポートレートの撮影を開始し、現在までにモデルとして参加した人数は4000名を超えている。ポートレートのモデルは随時募集しており、境貴雄が直接モデルの指定する場所まで会いに行って撮影をしている。被写体は老若男女問わず、会社員、主婦、学生など一般人の他に、多数の著名人も参加している。被写体とのコミュニケーションを重視し、撮影する場所やシチュエーションを被写体と一緒に考えていく過程はワークショップの要素も含んでいる。

テレビ番組ラジオ番組雑誌新聞、世界各国のウェブサイトでもアズラーの活動が頻繁に紹介されている。

アズラーのポートレートは『portrait of AZURER(個人ポートレート)』と『street portraits of AZURER(ストリートスナップポートレート)』の2種類が撮影されている。

2011年3月11日に発生した東日本大震災の翌日より被災地支援を目的としたアズラー募金を実施し、撮影されたポートレートのプリントをモデル自身に購入してもらい、売上げの全額を日本赤十字社義援金として募金している。

2012年にダンスパフォーマーハラサオリとの共作「AZUHALA (アズハラ)」の活動を開始。同年8月に開催されたハラサオリの舞台公演HALASAORI Dance Copmany vol.0[1]の終了後、ステージ上にて公開制作を行い、アズラーになってダンスを披露するハラサオリの映像を境が撮影し、同年10月にウェブサイトで映像作品として2点が公開された。[2]

アズラーのイベント展開[編集]

2011年、ドメスティックバイオレンスの問題を啓発している任意団体パープルアイズとのコラボレーション企画『NO DV! ~アズラーたちの誓い~』を立ち上げ、代々木公園にて開催されたアースデイ東京では夫婦カップル限定の撮影会を実施し、「お互いを尊重し合うために大切にしていることは何ですか?」の問いに対する回答と共にポートレートを撮影した。[3]

同年10月、恵比寿ガーデンプレイスにて開催されたイベント恵比寿文化祭では『アズラー撮影会 〜衝撃の小豆ひげファッションを体験しよう!!』を実施し、3日間で合計274名を撮影した。

2012年1月、Shibuya O-EASTで開催された写真イベントPHOTOGRAPHERS SUMMIT 9では、ステージ上で写真表現としてのアズラーについてプレゼンテーションを行なった。また会場内に設営されたイタリア三脚メーカーManfrottoの特設ブースではアズラー撮影会も実施され、モデル希望の観客で長蛇の列になり話題となった。[4]

同年10月、東京デザイナーズウィークの公式イベントPechaKucha Night Specialにプレゼンターとして境が出演。アズラーの活動についてプレゼンテーションし、会場でアズラー撮影会も実施した。共演したプレゼンターは、グラフィックデザイナー佐藤卓建築家塚本由晴城戸崎和佐福屋粧子クライン・ダイサム・アーキテクツ、アーティストの宇治野宗輝、サウンドプロデューサーの岡本光市、フードアーティストの諏訪綾子など。[5]

2013年、伊勢丹新宿本店やルミネ横浜店などの商業施設でアズラー撮影会を開催した。伊勢丹新宿本店ではコム・デ・ギャルソンアンダーカバーのショップの間に撮影ブースを設けたが、そのことについて境は「架空のファッションが、リアルなファッションと交わる瞬間」とコメントしている。

2014年3月、ニューヨークでアズラーのイベント『Discovery New York City as an Azurer』を開催。アッシュ・ペー・フランスが運営しているhpgrp GALLERYにてアズラー撮影会を実施し、約130名のニューヨーカーを撮影した。帰国後のインタビューで境は「ニューヨークでのアズラーの反応は予想以上のもので、小豆のヒゲを付けて撮影しませんか?との誘いに対して Sure! と即答で参加してくれる方々ばかり。これは日本では考えられない反応の良さで、とても驚きました」と感想を語っている。[6]

同年9月、国立代々木競技場で開催されたアッシュ・ペー・フランスが主催する日本最大規模のファッション合同展示会『rooms 29』にてゲストアーティストとして境が招待され、企画展とアズラー撮影会を実施した。アズラー撮影会にはロンドンブーツ1号2号田村淳が参加し、田村のインスタグラムにアズラーの姿を投稿したことで話題となった。[7]

2015年4月、二子玉川ライズのオープニングイベントとして開催された『FUTAKOTAMAGAWA ENNICHI ENNICHI by 太陽と星空のサーカス』にて、過去最長となる13日間連続でアズラー撮影会を実施。またトークショーにも出演し、アズラーの活動について語った。

2016年8月、増田セバスチャンがプロデュースした原宿カワイイモンスターカフェの1周年記念イベント『真夏のハロウィン OBAKEの仮装しNight ~地獄篇~』にて、アズラー撮影会を実施した。

アズラーのモデルになった著名人[編集]

アズラーが紹介されたメディア[編集]

テレビ・ラジオ[編集]

雑誌・新聞・広告[編集]

アズラーが関連したイベント・展覧会[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]