アジアリーグアイスホッケー2010-2011

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アジアリーグアイスホッケー2010-2011シーズンは、2010年9月18日から2011年3月6日にかけて開催された。優勝は東北フリーブレイズ(初優勝)と安養ハルラ(2シーズン連続2度目)の両チーム。

参加チーム[編集]

チーム 本拠地
H.C.栃木日光アイスバックス 栃木県日光市
日本製紙クレインズ 北海道釧路市
王子イーグルス 北海道苫小牧市
東北フリーブレイズ 福島県郡山市青森県八戸市
安養ハルラ 京畿道安養市
High1アイスホッケーチーム 江原道春川市
チャイナドラゴン 上海市

レギュラーリーグ[編集]

チーム GP W OTW SOW SOL OTL L GF-GA Pts
1. 日本の旗 王子イーグルス 36 21 3 2 3 0 7 161:091 76
2. 日本の旗 日本製紙クレインズ 36 21 2 1 3 2 7 141:095 74
3. 日本の旗 東北フリーブレイズ 36 18 1 3 2 4 8 160:112 68
4. 大韓民国の旗 安養ハルラ 36 17 4 2 1 3 9 130:094 67
5. 大韓民国の旗 High1アイスホッケーチーム 36 15 1 1 0 2 17 131:112 51
6. 日本の旗 H.C.栃木日光アイスバックス 36 10 3 1 0 2 20 095:112 40
7. 中華人民共和国の旗 チャイナドラゴン 36 0 0 0 1 1 34 046:248 2
  • GP:試合数、W:60分勝利、OTW:延長戦勝利、SOW:シュートアウト勝利、SOL:シュートアウト負け、OTL:延長戦負け、L:60分負け、Goals:総得点と総失点、Pts:勝点

プレーオフ[編集]

3月6日にセミファイナルが終了した後、3月11日に東日本大震災が発生。このためシーズンは打ち切りとなり、セミファイナル勝者の東北フリーブレイズとアニャンハルラ両チームの優勝が決定した[1]

セミファイナル ファイナル
      
2 日本製紙クレインズ 1
3 東北フリーブレイズ 3
3 東北フリーブレイズ n/a
4 安養ハルラ n/a
1 王子イーグルス 1
4 安養ハルラ 3

表彰[編集]

プレーオフ打ち切りのため、プレーオフ最優秀選手賞と最優秀監督賞は該当者なし。

最優秀選手[編集]

部門 受賞者 所属
レギュラーリーグ 田中豪 東北フリーブレイズ
プレーオフ 該当なし

ベスト6[編集]

部門 受賞者 所属
ベストプレイメイクFW 今洋祐 王子イーグルス
ベストオフェンシブFW 田中豪 東北フリーブレイズ
ベストディフェンシブFW 齊藤毅 王子イーグルス
ベストオフェンシブDF コール・ジャレット 東北フリーブレイズ
ベストディフェンシブDF マイク・マディル 日本製紙クレインズ
ベストGK 福藤豊 H.C.栃木日光アイスバックス

個人タイトル[編集]

部門 受賞者 チーム 成績
最多得点 田中豪 東北フリーブレイズ 24
最多得点 久慈修平 王子イーグルス 24
最多アシスト 今洋祐 王子イーグルス 45
最多ポイント 田中豪 東北フリーブレイズ 59
最優秀セーブ率GK 福藤豊 H.C.栃木日光アイスバックス 92.24

その他[編集]

部門 受賞者 所属
ヤングガイ・オブ・ザ・イヤー 久慈修平 王子イーグルス
最優秀監督 該当なし
ホッケータウン・イン・アジア 日光市
アジアリーグ審判団特別功労賞 キモ・ホッカネン 日本アイスホッケー連盟

その他[編集]

2011年3月22日、安養ハルラが中心となり、大震災チャリティーマッチが安養市で行われ、2,000万ウォン(日本円で約150万円)がアジアリーグジャパンオフィスを通じて日本赤十字社に寄付された[2]

出典[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]