アジアリーグアイスホッケー2007-2008

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アジアリーグアイスホッケー 2007-2008
リーグアジアリーグアイスホッケー
スポーツアイスホッケー
期間2007年9月22日 - 2008年3月19日
試合数121 (レギュラーリーグ105・プレーオフ16)
チーム数7 (日本4・韓国2・中国1)
レギュラーリーグ
レギュラーリーグ1位SEIBUプリンスラビッツ
得点王ティム・スミス(High1)、アレックス・キム(High1)
プレーオフ
優勝王子製紙
  準優勝日本製紙クレインズ
アジアリーグアイスホッケー seasons

アジアリーグアイスホッケー2007-2008シーズンは、2007年9月22日から2008年3月19日にかけて開催された。王子製紙が初優勝。

参加チーム[編集]

  • 中国のチームが浩沙のみの参加となり、全体のチーム数は前年度より1減って7チームとなった。浩沙は、長春富奥を吸収し、「中国浩沙」と改称したが、開幕直前にNHLサンノゼ・シャークスからスタッフ、選手の派遣を受け、「中国シャークス」に再改称した。
  • 日光神戸アイスバックスが、運営会社の変更に伴い、本拠地を日光市のみに戻し、「日光アイスバックス」に改称した。
  • カンウォンランドが「High1アイスホッケーチーム」に改称した。
チーム 本拠地
HC日光アイスバックス 栃木県日光市
日本製紙クレインズ 北海道釧路市
王子製紙 北海道苫小牧市
SEIBUプリンスラビッツ 東京都西東京市
安養ハルラ 京畿道安養市
High1アイスホッケーチーム 江原道春川市
チャイナシャークス 北京市

試合方式[編集]

  • レギュラーリーグは7チームの4回戦総当り(24試合)とグループリーグ6試合の計30試合。
チーム名 全チームの共通試合 グループゲーム対象試合
日本国内の4チーム通常の7チーム4回総当り 日本国内4チーム同士による2回総当り
韓国・中国の3チーム 韓国・中国の3チーム同士による3回総当り
  • プレーオフには上位6チームが出場(前シーズンと同様)。
  • プレーオフはトーナメント方式。全て5戦3勝制(前シーズンと同様)。
  • プレーオフの試合会場がこれまで1試合目~3試合目が上位、4、5試合目が下位のホームでの開催だったのが1、2、5試合目が上位、3、4試合目が下位のホームでの試合となった。これにより、下位のチームも最低1試合はホームの試合が出来るように変更された。

外国籍選手枠[編集]

  • 外国籍選手の枠は日本4チームが2人、ハルラが4人、High1とチャイナシャークスは5人まで。
  • 前シーズンまで適用されていた、帰化の意思のある日系人選手(王子製紙のバート・ヘンダーソン=退部=と日本製紙のダーシ・ミタニ=帰化=の両選手)は外国人選手とみなさない特別ルールは廃止となった。

レギュラーリーグ[編集]

チーム GP W OTW T OTL L GF-GA Pts
1. 日本の旗 SEIBUプリンスラビッツ 30 20 0 1 0 9 138:073 61
2. 大韓民国の旗 High1アイスホッケーチーム 30 17 2 1 2 8 118:089 58
3. 日本の旗 王子製紙 30 17 1 2 2 8 112:074 57
4. 日本の旗 日本製紙クレインズ 30 15 1 2 1 11 097:085 50
5. 大韓民国の旗 安養ハルラ 30 13 1 2 1 13 093:092 44
6. 日本の旗 日光アイスバックス 30 8 2 2 0 18 060:109 30
7. 中華人民共和国の旗 チャイナシャークス 30 3 0 0 1 26 063:159 10

プレーオフ[編集]

1回戦   セミファイナル   ファイナル
                   
     High1アイスホッケーチーム 0  
 王子製紙 3      王子製紙 3  
 日光アイスバックス 0        王子製紙 3
     日本製紙クレインズ 0
     SEIBUプリンスラビッツ 1
 日本製紙クレインズ 3      日本製紙クレインズ 3  
 安養ハルラ 0  


表彰[編集]

最優秀選手[編集]

部門 受賞者 所属
最優秀選手 桜井邦彦 王子製紙

ベスト6[編集]

部門 受賞者 所属
ベストプレイメイクFW アレックス・キム High1
ベストオフェンシブFW ティム・スミス High1
ベストディフェンシブFW 桜井邦彦 王子製紙
ベストオフェンシブDF 大久保智仁 High1
ベストディフェンシブDF 宮内史隆 SEIBUプリンスラビッツ
ベストGK 菊地尚哉 SEIBUプリンスラビッツ

個人タイトル[編集]

部門 受賞者 チーム 成績
最多得点 ティム・スミス High1 23
最多得点 アレックス・キム High1 23
最多アシスト ジョエル・パーピック SEIBUプリンスラビッツ 30
最多ポイント アレックス・キム High1 51
最優秀セーブ率GK 菊地尚哉 SEIBUプリンスラビッツ 92.01

その他[編集]

部門 受賞者 所属
ヤングガイ・オブ・ザ・イヤー オム・ヒョンスン High1
最優秀監督 城野正樹 王子製紙
ホッケータウン・イン・アジア 釧路市

関連項目[編集]

出典[編集]