アクアマン (映画)

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アクアマン
Aquaman
Jason Momoa (35368584534).jpg
主演のジェイソン・モモア
監督 ジェームズ・ワン
脚本 デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マ クゴールドリック
ウィル・ビール英語版
原案 ジェフ・ジョンズ英語版
ジェームズ・ワン
ウィル・ビール
原作 DCコミックス
キャラクター創造
ポール・ノリス英語版
モート・ワイジンガー英語版
製作 ピーター・サフラン
ロブ・コーワン
製作総指揮 デボラ・スナイダー
ザック・スナイダー
ジョン・バーグ
ジェフ・ジョンズ
ウォルター・ハマダ
出演者 ジェイソン・モモア
アンバー・ハード
ウィレム・デフォー
パトリック・ウィルソン
ドルフ・ラングレン
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
ニコール・キッドマン
音楽 ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ[1]
撮影 ドン・バージェス
編集 カーク・モッリ
製作会社 ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
DCフィルムズ英語版
ザ・サフラン・カンパニー英語版
クルーエル・アンド・アンユージュアル・フィルムズ
マッド・ゴースト・プロダクションズ
配給 ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
公開 中華人民共和国の旗 2018年12月7日
アメリカ合衆国の旗 2018年12月21日
日本の旗 2019年2月8日[2]
上映時間 143分[3]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 世界の旗 $1,110,177,042[4]
アメリカ合衆国の旗 $325,977,042[4]
前作 ジャスティス・リーグ
次作 シャザム!
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アクアマン』(Aquaman)は、2018年アメリカ合衆国スーパーヒーロー映画

DCコミックス」のアメリカン・コミックアクアマン』の実写映画で、様々な「DCコミックス」の実写化映画作品を、同一の世界観のクロスオーバー作品群として扱う『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズの6番目の映画である。

あらすじ[編集]

1985年、メイン州のアムネスティ湾灯台の灯台守であるトム・カリーは、岩場の海岸に打ち上げられた、海底国アトランティスから逃亡した女王アトランナを発見する。アトランナは回復後、トムとの間にアーサー・カリー=アクアマンを儲ける。数年後、アトランナはアトランティスの追手に捕まり連れ戻される。残されたアーサーはトムに育てられ、またアトランティスの参謀バルコから武術の指南を受け、たくましく成長する。

現代。アーサーの異父弟にしてアトランティスの王オームは、隣国ゼベルの王ネレウスと同盟を組み、海の生物を殺し、自然を荒らす地上人に戦争を仕掛けることを決意する。そして海底すべての軍事力を動員するために、海底の七つの国の半数の王に認められた「海の覇王(オーシャンマスター)」になろうとしていた。

デイビッド・ケイン率いる海賊から潜水艦を守ったアーサーは故郷に戻り、父と盃を交わす。その帰り、突如発生した大津波に襲われた二人を、ネレウスの娘である王女メラが助ける。メラは、津波は地上人に対するオームからの警告であり、オームの暴走を止めるにはアトランティス王の血を引くアーサーが王になるしかないと助けを求めに来たのだ。渋々メラに連れられてアトランティスに訪れたアーサーを迎えたのは、バルコだった。バルコは、アーサーが王になるためには、初代アトランティス王アトランが持っていた伝説の矛・トライデントが必要だと説明するが、アーサーの不法入国に気づいたアトランティス兵に、アーサーが捕まってしまう。アーサーはオームに、地上への侵攻を中止するよう決闘を申し込む。伝統に則り、国民たちの前でアーサーとオームの決闘が始まるが、アーサーは劣勢に陥る。そこにメラが助けに入り、二人は死を偽装して地上へ逃亡する。

アーサーとメラは、かつてアトランティスが地上にあった頃に栄えていた砂海の王国の跡地であるサハラ砂漠に行き、伝説のトライデントのありかのヒントがシチリアにあることを突き止める。次いでシチリアに到着した二人は、次の目的地が七つの海底国の一つ・海溝の王国にあると知るが、そこにオームから武器を渡され、ブラックマンタとなったデイビッドが強襲する。何とかデイビットを撃退した二人は、海溝の王国を目指す。

オームは魚人の国の王リクーに協力を求めるが、穏健派であるリクーに拒否される。仕方なくオームはリクーを殺し、自動的に次の王となった王女を脅し、魚人軍を傘下に収め、次の目標を甲殻類の国に定める。

盗んだ漁船で海溝の国に辿り着いたアーサーとメラは、海溝の化け物たちに襲われる。襲撃を逃れつつ海底に辿り着いた二人は、その更に奥にある、地球の核に近い「隠された海」を発見する。そこで二人は、海溝の化け物の生贄になったと思われていた、アトランナに再会する。アトランナの導きで、アーサーは伝説の怪獣カラゼンと対峙し、海の生物と会話できる初代アトラン王と同じ能力を発揮、伝説のトライデントを手に入れる。

オーム率いる同盟軍と、甲殻類軍が遂に激突する。勝利を確信するオームの前に、トライデントを手にし、カラゼンを従えたアーサーが現れ、海の生物と共に両軍を圧倒する。戦いの果て、海上の船の上でアーサーとオームは対峙し、アーサーが勝利する。アーサーは海底国の王たちに、真のアトランティス王として認められる。

運良く助かったデイビッドは、アトランティスを研究しているシン博士によって治療され、アーサーへの更なる復讐を誓う。

キャスト[編集]

アーサー・カリー / アクアマン
演 - ジェイソン・モモア、日本語吹替 - 安元洋貴[5][6]
アトランティス帝国の元女王であるアトランナと、人間の父との間に生まれた。海に住む生物とのコミュニケーション能力を持つ本作の主人公。
9歳のアーサー・カリー
演 - カーン・グールダー、日本語吹替 - 櫻井優輝[6]
13歳のアーサー・カリー
演 - オーティス・ダンジ、日本語吹替 - 村瀬歩[5][6]
16歳のアーサー・カリー
演 - ケコア・ケクマノ、日本語吹替 - 田中光[6]
メラ
演 - アンバー・ハード、日本語吹替 - 田中理恵[5][6]
海底国ゼベルの王女。水を操り、高い戦闘能力を持つ。
バルコ英語版
演 - ウィレム・デフォー、日本語吹替 - 多田野曜平[6]
アトランティス帝国の参謀。少年時代のアーサーに戦闘術を伝授した。
オーム王 / オーシャンマスター
演 - パトリック・ウィルソン、日本語吹替 - 中村悠一[5][6]
アトランティス帝国の王であり、「オーシャンマスター」を名乗る。アーサーとは異父兄弟の関係にある。
ネレウス王
演 - ドルフ・ラングレン、日本語吹替 - 広瀬彰勇[6]
海底国ゼベルの王で、メラの父親。
デイビッド・ケイン / ブラックマンタ
演 - ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、日本語吹替 - 濱野大輝[6]
海賊。アーサーとの戦いで父を失い、彼への復讐に燃える。
アトランナ
演 - ニコール・キッドマン、日本語吹替 - 沢城みゆき[5][6]
アトランティスを治めていた前女王。アーサーとオームの母親。
トム・カリー
演 - テムエラ・モリソン、日本語吹替 - 丸山壮史[6]
アーサーの父親。
マーク大佐
演 - ルーディ・リン英語版、日本語吹替 - 中務貴幸[6]
アトランティス軍の隊長。
ジェシー・ケイン
演 - マイケル・ビーチ、日本語吹替 - 玉野井直樹[6]
デイビッド・ケインの父親。
スティーブン・シン英語版博士
演 - ランドール・パーク、日本語吹替 - 河本邦弘[6]
アトランティス帝国の存在を信じる科学者。
アトラン王
演 - グレアム・マクタヴィッシュ、日本語吹替 - 石田圭祐[6]
アトランティス帝国の初代王。
カラゼン
声 - ジュリー・アンドリュース、日本語吹替 - 磯辺万沙子[6]
アトランティスの伝説の怪物。
ブライン王
声 - ジョン・リス=デイヴィス、日本語吹替 - 斎藤志郎[6]
甲殻類(ブライン)の王。
リクー王
声 - ジャイモン・フンスー、日本語吹替 - 松山鷹志[6]
魚人(フィッシャーマン)の王。

製作[編集]

2017年10月に114日間にわたる撮影を終えた[7]

公開[編集]

アメリカ[編集]

12月21日に公開され、初週末3日間で興収は6,740 万ドルを記録した。12月15日実施のAmazonプライム会員限定上映と合わせ、7,210万ドルを稼ぎ、初登場1位を飾った[8]

世界[編集]

2018年12月21日の米国公開を前に12月7日に中国から封切られた。その後イギリス、ブラジル、ロシア、メキシコなどでも公開された。2018年12月16日時点で世界43市場で劇場公開されており、累計興収額は2億6,130万ドルを記録。12月14~16日の3日間では1億2,640万ドルを稼ぎ出した[9] [10]。 米国公開がされた12月25日現在で4億8,200万ドルに到達している。[11]

2019年1月27日時点で世界興収10億9000万ドルを記録して、興行収入が、DC映画史上No.1の興行成績を記録した [12]

関連作品[編集]

本作はDCエクステンデッド・ユニバースに属し、前作『ジャスティス・リーグ』(2017年)よりも時系列的に後の話とされている[13]。一方で、『ジャスティスリーグ』の時点で既にアーサーと会っていたメラが、本作ではアーサーに自分の名前を教えるなど、二人が初対面のように描写されている。

参考文献[編集]

  1. ^ Rupert Gregson-Williams to Score James Wan’s ‘Aquaman’”. Film Music Reporter (2018年3月7日). 2018年3月12日閲覧。
  2. ^ “DC映画『アクアマン』2019年2月日本公開決定!”. シネマトゥデイ. (2018年9月7日). https://www.cinematoday.jp/news/N0103407 2018年9月10日閲覧。 
  3. ^ Aquaman (2018)”. British Board of Film Classification. 2018年11月27日閲覧。
  4. ^ a b Aquaman” (英語). Box Office Mojo. 2019年2月10日閲覧。
  5. ^ a b c d e “『アクアマン』に安元洋貴・田中理恵ら人気声優!吹替キャスト発表”. シネマトゥデイ. (2019年1月11日). https://www.cinematoday.jp/news/N0106096 2019年1月11日閲覧。 
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r “アクアマン”. ふきカエル大作戦!!. (2019年1月29日). https://www.fukikaeru.com/?p=10991 2019年1月29日閲覧。 
  7. ^ ジェームズ・ワン監督『アクアマン』単独映画の撮影が終了!”. 2017年10月22日閲覧。
  8. ^ 『アクアマン』世界興収が530億円を突破 全米では74億円超スタートで歴代“海中”映画7位に” (2018年12月26日). 2019年2月16日閲覧。
  9. ^ 『アクアマン』世界興収が530億円を突破 全米では74億円超スタートで歴代“海中”映画7位に” (2018年12月26日). 2019年2月16日閲覧。
  10. ^ 『アクアマン』大ヒット、米国公開前に世界興収2億6,000万ドル超え ─ DC映画ユニバース、累計興収40億ドルを突破” (2018年12月17日). 2019年2月16日閲覧。
  11. ^ 『アクアマン』世界興収が530億円を突破 全米では74億円超スタートで歴代“海中”映画7位に” (2018年12月26日). 2019年2月16日閲覧。
  12. ^ 『アクアマン』:DC 作品史上No,1 の超絶大ヒット!!” (2019年1月28日). 2019年2月2日閲覧。
  13. ^ 世界席巻中の『アクアマン』、興収1位スタート ヒットの秘訣は「作品の独立性」にあり!?”. 2019年2月16日閲覧。

外部リンク[編集]