アウランガーバード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
アウランガーバード
Aurangabad
औरंगाबाद
アウランガーバード中心部、Juna Bazar
アウランガーバード中心部、Juna Bazar
位置
アウランガーバードの位置(マハーラーシュトラ州内)
アウランガーバード
アウランガーバード
アウランガーバード (マハーラーシュトラ州)
アウランガーバードの位置(インド内)
アウランガーバード
アウランガーバード
アウランガーバード (インド)
座標 : 北緯19度52分40秒 東経75度19分54秒 / 北緯19.87778度 東経75.33167度 / 19.87778; 75.33167
行政
インドの旗 インド
  マハーラーシュトラ州
 県 アウランガーバード県
 市 アウランガーバード
市長 Vijaya Rahatkar
地理
面積  
  市域 196 km2
標高 513 m
人口
人口 (2006年現在)
  市域 1,414,918人
    人口密度   7,219人/km2
その他
等時帯 IST (UTC+5:30)
Pincode 431 001
市外局番 +0240
公式ウェブサイト : http://aurangabad.nic.in/htmldocs/
ダウラタバード要塞を望む

アウランガーバードAurangabadऔरंगाबाद)は、インドマハーラーシュトラ州の都市である。州都ムンバイからは北東350kmのデカン高原にある。

アウランガバードオーランガバードオーランガーバードとも表記する。

歴史[編集]

かつてはカドキー(Khadki)という村であった。都市として成立したのは1610年頃、アフマドナガル王国の治下である。

ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブはこの地に自らの名を冠してアウランガーバードと名づけ、1681年から晩年1707年までこことアフマドナガルで過ごした。アウラングゼーブの墓はダウラターバードそばのフルダーバードにある。

1724年ムガル帝国からニザーム王国が独立すると、その領土となった。

1795年カルダーの戦いの結果、ニザーム王国からマラーター王国に割譲された。

地理[編集]

気候[編集]

最も暑い5月で最高気温39度、最も寒い12月で最高気温28度。雨季(6月-9月)の降水量は月間110-120mm程度。乾季(11月-4月)はほとんど雨が降らない。観光に適しているのは11月から2月までとされる。

アウランガーバード (アウランガーバード空港,平年値:1981–2010,極値:1952–2012)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 34.2
(93.6)
37.8
(100)
40.6
(105.1)
43.6
(110.5)
43.6
(110.5)
43.0
(109.4)
37.1
(98.8)
35.6
(96.1)
37.0
(98.6)
37.6
(99.7)
34.6
(94.3)
33.6
(92.5)
43.6
(110.5)
平均最高気温 °C (°F) 29.2
(84.6)
31.8
(89.2)
35.7
(96.3)
38.6
(101.5)
39.4
(102.9)
34.7
(94.5)
30.2
(86.4)
29.0
(84.2)
30.4
(86.7)
31.6
(88.9)
30.2
(86.4)
28.7
(83.7)
32.5
(90.5)
平均最低気温 °C (°F) 12.2
(54)
14.2
(57.6)
18.5
(65.3)
22.4
(72.3)
24.4
(75.9)
23.4
(74.1)
22.2
(72)
21.5
(70.7)
21.2
(70.2)
18.5
(65.3)
14.7
(58.5)
11.8
(53.2)
18.8
(65.8)
最低気温記録 °C (°F) 1.2
(34.2)
1.9
(35.4)
7.1
(44.8)
10.2
(50.4)
14.2
(57.6)
18.5
(65.3)
18.4
(65.1)
17.2
(63)
12.6
(54.7)
8.3
(46.9)
1.9
(35.4)
1.2
(34.2)
1.2
(34.2)
雨量 mm (inch) 3.3
(0.13)
2.2
(0.087)
6.0
(0.236)
3.9
(0.154)
19.5
(0.768)
137.4
(5.409)
164.8
(6.488)
170.7
(6.72)
175.8
(6.921)
76.8
(3.024)
19.2
(0.756)
10.1
(0.398)
789.7
(31.091)
平均降雨日数 0.3 0.3 0.5 0.3 1.7 7.4 10.8 10.3 8.7 4.0 1.2 0.7 46.2
湿度 37 31 26 25 28 54 70 73 66 48 44 41 45
出典: India Meteorological Department[1][2]

経済[編集]

400年前から交通の要衝として栄えていた。現在盛んな産業は以下の通り。

工業[編集]

製薬・鉄のリサイクル・自動車部品製造、および飲料(主にソフトドリンクとビール)が現在の主要産業である。かつて盛んであった絹織物と綿織物は以前に比べて廃れたものの、いくつかのメーカーが伝統を生かしてサリーなどを生産している。

金融[編集]

21世紀になってからこの分野の発展がめざましい。ハイデラバード州立銀行シティバンク、エヌ・エイドイツ銀行ICICI銀行インド銀行などの支店がある。

IT産業[編集]

ムンバイプネーハイダラーバードといった大都市が近いことから、多くのIT企業が進出しており、現在も増加中である。

メディア・通信[編集]

en:Bharat Sanchar Nigam Limited(BSNL)が最大2Mbpsの家庭用ブロードバンド・インターネットを提供している。午前2時-8時のみ定額制で、それ以外の時間帯は従量制。月間の送受信バイト数にも制限がある。

交通[編集]

バス[編集]

Aurangabad Municipal Transport(AMT)による市営バスが市内をくまなく走っている。また、Maharashtra State Road Transport Corporation(MSRTC)やその他の民間のバスが州内の他の都市との間を結んでいる。

タクシー[編集]

オート・リクシャーが市内の至る所を走っている。黒と黄色のツートンカラーが目印。多くがメーター制であるが、一部に交渉制のものもある。

空港[編集]

市中心部から6kmほどの所に国内線専用のチカルサーナ空港がある。最寄の国際空港はムンバイ

鉄道[編集]

アウランガーバード駅から、ムンバイ・プネー・ハイダラーバード・ニューデリーなどへの直通列車がある。ムンバイとの間には日中に2本、夜間に3本あり、所要時間は約7-9時間。

観光[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ Station: Aurangabad (Chikalthana)(A) Climatological Table 1981–2010”. Climatological Normals 1981–2010. India Meteorological Department. pp. 55–56 (2015年1月). 2020年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月3日閲覧。
  2. ^ Extremes of Temperature & Rainfall for Indian Stations (Up to 2012)”. India Meteorological Department. p. M137 (2016年12月). 2020年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月3日閲覧。

関連項目[編集]