アウト×デラックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アウトデラックスから転送)
アウト×デラックス
OUT×DELUXE
ジャンル トーク番組 / バラエティ番組
演出 鈴木善貴(フジテレビ)
監修 渡辺琢(フジテレビ)
出演者 矢部浩之ナインティナイン
マツコ・デラックス
ほか
ナレーター 松元真一郎
製作
プロデューサー 大江菊臣CP、フジテレビ)
制作 フジテレビ
放送
映像形式文字多重放送[注 1]
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2013年4月4日 - 2022年3月17日
公式サイト
2013年4月 - 2017年9月
放送期間2013年4月4日 - 2017年9月28日
放送時間木曜日 23:00 - 23:30
放送枠COOL TV
放送分30分
2017年10月 - 放送終了(2022年3月)
放送期間2017年10月12日 - 2022年3月17日
放送時間木曜日 23:00 - 23:40
放送枠COOL TV
放送分40分
回数321

特記事項:
・初回は、22:00 - 23:24(JST)の90分スペシャル
・放送回数は2020年2月20日現在。
テンプレートを表示

アウト×デラックス』(英称OUT×DELUXE)は、フジテレビ系列2013年4月4日から2022年3月17日までレギュラー放送され、以後は不定期で放送されているトークバラエティ番組であり、マツコ・デラックスの冠番組。2017年10月12日から放送終了までは毎週木曜日 23:00 - 23:40(JST)に放送された。レギュラー放送が開始する前は、単発特番として5回放送された。

概要[編集]

歴史上に名を残す偉人達は、みな世間的に型破りである「アウトな人」だった……ということから、BAR「逢人(あうと)」を舞台にマスターの矢部と常連客のマツコが、現代にも存在する「アウトな人々」をゲストに迎え、トークを繰り広げる。

番組中、トークの所々でモーツァルト作曲の「交響曲第25番 ト短調 K. 183 (173dB)」の第1楽章がBGMに使用されている。

2013年4月4日よりレギュラー化されて、毎週木曜日 23:00 - 23:30(JST)で放送開始された。

2017年10月12日より放送時間が30分から40分へ拡大されて、毎週木曜日 23:00 - 23:40(JST)となった[1]

2018年4月12日には、過去最長のゴールデンタイムプライムタイムでの2時間半スペシャル(21:00 - 23:28)が放送された。

2020年10月29日は、出演予定だった伊藤健太郎の不祥事に伴い、急遽内容を変更[2]。放送当日の昼間に撮って出し形式で収録が行われた。

2020年12月24日は、2013年8月3日の『FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!』以来7年振りの生放送(25日0時までの拡大版)となり、明石家さんまがゲスト出演した。矢部は直前まで『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ)の「ゴチ21」最終戦に生出演していたため冒頭は中継で出演した。

2022年1月7日付のフジテレビューで、当番組が3月に放送終了することが明かされた。9年の歴史に幕を下ろす。以降は改編期などの、特別番組として放送する。後番組は『トークィーンズ』。

2022年12月30日に、年末復活SP[3][4]として放送し、2023年3月30日にも2時間SPが放送され、2024年1月11日にも放送予定。

出演者[編集]

司会[編集]

2017年末以降は主にゲストの隣に座りサブMC役(紹介・説明役)としてほぼレギュラー出演。

主な出演者[編集]

下記のメンバーをはじめとする一部の出演者は、単独での出演後、“アウト軍団”としてレギュラー(もしくは準レギュラー)出演している。

ほか[5]

バーカウンターガール[編集]

カウンター席に毎回座っている女性。

初代バーカウンターガールとして放送開始〜2013年後半までショートパンツ姿で美脚・美尻を強調した体勢で出演し、「日本一の美脚」と一躍話題になった。
2016年5月26日放送回にて降板理由が男性問題だったことが発表された。
2016年11月3日放送回にゲストとして出演。騒動を謝罪し、当時愛人契約のオファーがあったことを告白した。
レギュラー放送(#44)のオーディションで決定した、二代目バーカウンターガール。所属事務所とのトラブルにより、2016年5月26日放送回をもって降板(番組内では「引退」と表現されていた)した。
  • 足利美弥
  • 牧野紗弓(エイジアプロモーション)
  • 結子

過去の出演者[編集]

番組公式サイトにて“名誉アウト”と称されている[7]
2017年4月からは毎週木曜の収録時間帯と『バイキング』の生放送の時間帯が被り、不定期出演を続けたが、2017年9月で降板した。

ほか

ネット局[編集]

レギュラー放送[編集]

放送対象地域 放送局 系列 放送日時 ネット状況 脚注
関東広域圏 フジテレビ フジテレビ系列 木曜 23:00 - 23:40 制作局
北海道 北海道文化放送 同時ネット
岩手県 岩手めんこいテレビ
宮城県 仙台放送
秋田県 秋田テレビ
山形県 さくらんぼテレビ
福島県 福島テレビ
新潟県 NST新潟総合テレビ[注 3]
長野県 長野放送
静岡県 テレビ静岡
富山県 富山テレビ
石川県 石川テレビ
福井県 福井テレビ
中京広域圏 東海テレビ
近畿広域圏 関西テレビ
鳥取県
島根県
さんいん中央テレビ
岡山県
香川県
岡山放送
広島県 テレビ新広島
愛媛県 テレビ愛媛
高知県 高知さんさんテレビ
福岡県 テレビ西日本
佐賀県 サガテレビ
長崎県 テレビ長崎
熊本県 テレビくまもと
鹿児島県 鹿児島テレビ
沖縄県 沖縄テレビ
大分県 テレビ大分 日本テレビ系列
フジテレビ系列
火曜 16:05 - 16:45 遅れネット
青森県 青森テレビ TBS系列 木曜 0:59 - 1:39(水曜深夜) [注 4][注 5]
山口県 テレビ山口 金曜 0:55 - 1:35(木曜深夜) [注 6]
  • 初回は2013年4月4日の22:00 - 23:24に放送。
  • クロスネット局であるテレビ大分・テレビ宮崎でも22:00からのスペシャル版は、いずれも22時台がフジテレビ同時ネット枠のため、同時ネットで放送された。

スタッフ[編集]

レギュラー放送時代[編集]

  • 構成:石原健次、金森直哉、樅野太紀、横田俊介
  • TP:児玉洋(フジテレビ)
  • TM:高瀬義美
  • SW:高田治
  • CAM:吉川和彦
  • VE:齋藤雄一
  • AUD:森田篤
  • LD:川田敦史
  • 美術プロデューサー:三竹寛典(フジテレビ)
  • 美術デザイン:邨山直也(フジテレビ)
  • 美術進行:西嶋友里
  • 大道具:柏木優輝、裏隠居徹
  • 電飾:荻島彩実
  • アクリル装飾:伊藤幸枝
  • アートフレーム:坂脇伸吾
  • 装飾:門間誠
  • 植木装飾:後藤健
  • メイク:山田かつら
  • 編集:鈴木敬二、松丸智美、菅原葵
  • MA:吉田肇、古川小百合
  • 音効:大久保吉久、古川恵未
  • リサーチ:野村直子(ビスポ)、木崎綾子、宇津木瞳子
  • 技術協力:ニューテレスIMAGICAfmt
  • 制作協力:ガスコイン・カンパニー3×7D-Craft
  • 広報:佐々木順子(フジテレビ)
  • TK:水越理恵
  • デスク:高橋幸里
  • プロデューサー:瓜生夏美(ガスコイン・カンパニー)、児玉芳郎(フジテレビ)、小林靖子(エスエスシステム)、林田直子(ガスコイン・カンパニー)、五十嵐元(フジテレビ)
  • ディレクター:浦川瞬、井上真吾(ガスコイン・カンパニー)、鈴木章浩、勝部美帆(ガスコイン・カンパニー)、阿出川聡
  • 監修:渡辺琢(フジテレビ)
  • 演出:鈴木善貴(フジテレビ)
  • チーフプロデューサー:大江菊臣(フジテレビ、2019年7月25日-、以前はプロデューサー)
  • 制作:フジテレビ編成制作局制作センター第二制作室(旧バラエティ制作部→制作局第二制作センター→編成局制作センター第二制作室)
  • 制作著作:フジテレビ

過去のスタッフ[編集]

  • 構成:桜井慎一(SPのみ)
  • TP:塩津英史(フジテレビ)
  • CAM:岩田一己(SPのみ)、横山政照
  • VE:谷古宇利勝
  • LD:安藤雄郎
  • 大道具:松本達也
  • 電飾:斉藤誠二
  • アクリル装飾:斉藤祐介、相原加奈
  • 編集:一瀬将吾、石川大貴
  • 扉デザイン:岩澤柾憲
  • 生花装飾:荒川直史(SPのみ)
  • 編成:加藤達也(フジテレビ)
  • 広報:鈴木良子(SPのみ)・小中ももこ・春日由実・木場晴香(共にフジテレビ)
  • デスク:若林咲子、福田有岐、梅都恵
  • ディレクター:大貫翔平、石川隼・高橋正尚(フジテレビ)、楠田健太(ガスコイン・カンパニー)、土田幸江(エスエスシステム
  • プロデューサー:田中美咲(フジテレビ)
  • チーフプロデューサー:亀高美智子中嶋優一(共にフジテレビ)

レギュラー放送終了後の復活特番[編集]

  • 構成:石原健次、金森直哉、樅野太紀、横田俊介
  • TP:斉藤伸介(フジテレビ)
  • TM:鈴木達雄
  • SW:高田治
  • CAM:吉川和彦
  • VE:齋藤雄一
  • AUD:森田篤
  • LD:大場佳祐
  • 美術プロデューサー:三竹寛典(フジテレビ)
  • 美術デザイン:小濱まほろ(フジテレビ)
  • 美術進行:西嶋友里
  • 大道具:柏木優輝、裏隠居徹
  • 電飾:荻島彩実
  • アクリル装飾:伊藤幸枝
  • 装飾︰百瀬貴弥
  • メイク:山田かつら
  • MA:吉田肇、古川小百合
  • 編集:小林美善
  • 音効:大久保吉久
  • リサーチ:野村直子(ビスポ)、木崎綾子、宇津木瞳子
  • 技術協力:ニユーテレス、IMAGICA、fmt
  • 制作協力:ガスコイン・カンパニー、3×7、D-Craft
  • 広報:山本太欧(フジテレビ)
  • デスク:藤田ゆきの
  • TK:水越理恵
  • 編成:加藤愛理(フジテレビ)
  • 営業:門脇寛至(フジテレビ)
  • AD:髙木裕太郎、寺本春平、三井夢乃、三輪果子
  • ディレクター:石川隼(フジテレビ)、浦川瞬、井上真吾(ガスコイン・カンパニー)、鈴木章浩、勝部美帆(ガスコイン・カンパニー)
  • AP:泉愛実
  • プロデューサー:児玉芳郎(フジテレビ)、瓜生夏美・林田直子(共にガスコイン・カンパニー)、小林靖子(エスエスシステム)
  • チーフプロデューサー:五十嵐元(フジテレビ)
  • 制作統括:北口富紀子(フジテレビ)
  • 監修:渡辺琢(フジテレビ)
  • 演出:鈴木善貴(フジテレビ)
  • 制作:フジテレビ編成制作局バラエティー制作センター
  • 制作著作:フジテレビ

過去のスタッフ[編集]

  • TP:馬塲義土(フジテレビ)
  • LD:川田敦史
  • 装飾:門間誠
  • 編集:鈴木敬二
  • 音効:古川恵未
  • 営業:大江菊臣(フジテレビ)
  • AD:赤岩彩花(ガスコイン・カンパニー)、池田梨乃、岸本渉、村田美月
  • 制作統括:中嶋優一(フジテレビ)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 単発時代から。矢部の声は黄色、マツコの声は緑色で表示される。
  2. ^ 2014年逝去。
  3. ^ 2019年9月までは新潟総合テレビ[8]
  4. ^ 初回スペシャルは2013年4月14日の15:30 - 16:54に放送。
  5. ^ 開始当初は火曜日に放送。
  6. ^ 2013年4月26日から放送開始。なお、初回スペシャルは放送なし。

出典[編集]

  1. ^ フジテレビ テーマは「再起動」10月改編「得意なところから広げる」 スポニチアネックス.2017年9月5日閲覧。
  2. ^ "アウト×デラックス 2020年10月29日". Yahoo!番組表. Yahoo!. 29 October 2020. 2020年10月29日閲覧
  3. ^ 2022-2023 フジテレビ 年末年始特別番組&1月新番組”. フジテレビ. 2022年12月23日閲覧。
  4. ^ 2022-2023 フジテレビ 年末年始特別番組” (PDF). フジテレビ. 2022年12月23日閲覧。
  5. ^ アウト軍団自己紹介|アウト×デラックス - フジテレビ
  6. ^ あべみほ (2013年4月5日). “祝レギュラー”. あべブロ. 2013年4月12日閲覧。
  7. ^ アウト軍団自己紹介|アウト×デラックス - フジテレビ(2013年版)
  8. ^ 【WEB】190911「NST社名変更のお知らせ」” (PDF). 新潟総合テレビ (2019年9月11日). 2024年1月29日閲覧。

外部リンク[編集]

フジテレビ系列 COOL TV木曜日
前番組 番組名 次番組
アウト×デラックス
フジテレビ系列 木曜 23:00 - 23:30
オデッサの階段
アウト×デラックス
(2013年4月4日 - 2022年3月17日)
トークィーンズ
フジテレビ系列 木曜 23:30 - 23:40
ユアタイム
【ここまで報道番組枠】
※23:30 - 翌0:25
アウト×デラックス
(2017年10月12日 - 2022年3月17日)
【ここからCOOL TV木曜枠】
トークィーンズ