わたしは光をにぎっている

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
わたしは光をにぎっている
Mio on the Shore
監督 中川龍太郎
脚本 中川龍太郎
末木はるみ
佐近圭太郎
製作 藤村駿
木ノ内輝
製作総指揮 和田丈嗣
出演者 松本穂香
渡辺大知
徳永えり
吉村界人
忍成修吾
光石研
樫山文枝
音楽 加藤久貴
主題歌 カネコアヤノ「光の方へ」
撮影 平野礼
編集 伊東航平
制作会社 Tokyo New Cinema
製作会社 WIT STUDIO
配給 ファントム・フィルム
公開 日本の旗 2019年11月15日
上映時間 96分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 4000万円[1]
テンプレートを表示

わたしは光をにぎっている』(わたしはひかりをにぎっている、Mio on the Shore)は、2019年11月15日公開の日本映画。監督は中川龍太郎、主演は松本穂香[2]。第41回モスクワ国際映画祭特別招待作品、第21回台北映画祭アジアプリズム部門正式出品。

製作[編集]

タイトルは明治・大正期の詩人、山村暮鳥の詩「自分は光をにぎつてゐる」(詩集『梢の巣にて』所収、叢文閣、1922年1月1日)から取られている。

本作の舞台となった銭湯「伸光湯」は東京都清瀬市に実在し、映画撮影時は営業していたが、経営者の高齢化のため、映画公開の1か月前に廃業となった。

実際に再開発が迫り、立ち退きが決定している葛飾区立石商店街をメインロケ地としており、劇中のドキュメンタリーパートに出演しているのは実際の立石の商店街の店主や客である。

あらすじ[編集]

20歳の宮川澪は両親を幼い頃に失い、今では祖母と一緒に長野県の野尻湖の畔にある民宿を切り盛りしている。しかし、祖母が入院したのをきっかけに父親の友人であった三沢京介を頼る形で上京し、京介が経営する銭湯で働くことになる。しかし、ある時、その銭湯が区画整理により閉店する可能性が高くなったことを知った澪は思わぬ行動に打って出る。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

出品[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]