ゆうぐも (護衛艦)
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ゆうぐも | |
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基本情報 | |
建造所 | 住友重機械工業浦賀工場 |
運用者 | 海上自衛隊 |
艦種 | 護衛艦(DDK) |
級名 | やまぐも型 |
艦歴 | |
発注 | 1974年 |
起工 | 1976年2月4日 |
進水 | 1977年5月31日 |
就役 | 1978年3月24日 |
退役 | 2005年6月17日 |
その後 | 2006年5月、解体処分のため大湊基地を出港する。 |
要目 | |
基準排水量 | 2,150 トン |
満載排水量 | 2,850 トン |
全長 | 115.0m |
最大幅 | 11.8m |
深さ | 7.9m |
吃水 | 4.0m |
機関 | マルチプル・ディーゼル方式 |
主機 | 三菱12UEV30/40Nディーゼル × 6基 |
出力 | 26,500PS |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
速力 | 28.0ノット |
乗員 | 220名 |
兵装 |
68式3インチ50口径連装速射砲 × 2基 74式アスロック8連装発射機 × 1基 71式ボフォース対潜ロケット4連装発射機 × 1基 68式3連装短魚雷発射管 × 2基 |
FCS |
72式射撃指揮装置1型B × 2基 SFCS-4 水中攻撃指揮装置 |
レーダー |
OPS-11B 対空 OPS-17 水上 |
ソナー |
66式探信儀 OQS-3 SQS-35(J) 可変深度式 |
電子戦・ 対抗手段 | NOLR-6 ESM |
ゆうぐも(ローマ字:JDS Yugumo, DD-121)は、海上自衛隊の護衛艦。やまぐも型護衛艦の6番艦。「あおくも型」として分類される場合は3番艦となる。 艦名は「夕方に立つ雲」に由来し、同じ艦名として旧海軍夕雲型駆逐艦夕雲に続き2代目である。
艦歴
[編集]「ゆうぐも」は、第4次防衛力整備計画に基づく昭和49度計画2,000トン型警備艦2209号艦として、住友重機械工業浦賀工場で1976年2月4日に起工され、1977年5月31日に進水、1978年3月24日に就役し、第3護衛隊群第21護衛隊に編入され佐世保に配備された。
1982年3月27日、第4護衛隊群第23護衛隊に編入され、定係港が大湊に転籍。
1990年1月31日、第23護衛隊が大湊地方隊隷下に編成替え。
1993年7月12日に発生した北海道南西沖地震による災害派遣活動に従事。
1997年3月24日、隊番号の改正により第23護衛隊が第25護衛隊に改称。
2000年3月31日に発生した有珠山噴火による災害派遣に従事。
2005年6月17日、除籍。総航程は約652,372浬(地球約30周)であった[1]。
なお、歴代艦長には、太田文雄(後に、海将、防衛教官(防衛大学校教授)、Ph.D(国際関係論、ジョンズ・ホプキンス大学))がいる。
脚注
[編集]- ^ 海上自衛新聞・2005年(平成17年)7月1日(金)第4面・「ゆうぐも」が自衛艦旗返納
参考文献
[編集]- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
- 『世界の艦船』第750号(海人社、2011年11月号)