みんな元気

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みんな元気
Stanno tutti bene
監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ
トニーノ・グエッラ
製作 アンジェロ・リッツォーリ
製作総指揮 マリオ・コトーネ
出演者 マルチェロ・マストロヤンニ
ミシェル・モルガン
音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 ブラスコ・ジュラート
編集 マッシモ・クアリア
配給 ヘラルド・エース
公開 イタリアの旗 1990年10月18日
日本の旗 1990年12月15日
上映時間 126分
製作国 イタリアの旗 イタリア
フランスの旗 フランス
言語 イタリア語
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みんな元気』(みんなげんき, 伊題: Stanno tutti bene, 英題: Everybody's Fine)は、1990年イタリア映画。監督はジュゼッペ・トルナトーレ

イタリアの子供たちに会いに行く父親のロードムービーという内容からもわかるとおり、本作は『東京物語』のオマージュである。

あらすじ[編集]

70歳の老人、マッテオの所には毎年必ず自分の5人の子供たちが揃うのだが、今年の夏に限っては誰も姿を見せなかった。疑問を持ちつつ、マッテオは子供たちを驚かせてやろうと、電車でイタリア全土の子供たちに会いに旅に出かける。

最初に学校で働いているというアルヴァーロに会いに行くが、一向に連絡がつかない。諦めて議員秘書のカニオに会いに行くも、忙しそうで話ができる状態ではなかった。

その後、通行人の勘違いから警察の世話になったところ、女優でモデルのトスカがやってくる。マッテオはトスカの広い自宅に泊まらせてもらい、ファッションショーを観賞しに行く。次に打楽器奏者のグリエルモに会いに行くと、次の公演があるのですぐに旅立つと話されるが、時折見せる作り笑いに公演の話が嘘だと気付く。最後に幸せな家庭を築いたはずのノルマの家に行くが、孫の話を聞いて悪い予感が的中する。

夜中に街を彷徨うマッテオの元に5人の子供たちが幼少時の姿で現れ、一人一人が隠していた真実を語っていく。

キャスト[編集]

リメイク[編集]

2009年ロバート・デ・ニーロ主演でリメイクされた。

外部リンク[編集]