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はくりゅう (潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はくりゅう
グアム島・アプラ港海軍基地にて (2013年4月)
基本情報
建造所 三菱重工業神戸造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 AIP通常動力型潜水艦
級名 そうりゅう型
建造費 562億円
母港
所属 第1潜水隊群第5潜水隊
艦歴
計画 平成18年度計画
発注 2006年
起工 2007年2月6日
進水 2009年10月16日
就役 2011年3月14日
要目
基準排水量 2,900t
水中排水量 4,200t
全長 84.0m
最大幅 9.1m
深さ 10.3m
吃水 8.5m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式および非大気依存推進方式
ディーゼルエンジン × 2基
川崎/コックムス 4V-275R MkIIIスターリングエンジン × 4基
電動機交流同期電動機) × 1基
蓄電池 × 480個
出力 水上 3,900PS
水中 8,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 1軸
速力 水上 13kt
水中 20kt
潜航深度 不明
乗員 65名
兵装 533mm魚雷発射管 × 6門
89式長魚雷およびハープーン対艦ミサイルを発射可能)
C4ISTAR ZYQ-31 指揮管制支援ターミナル
情報処理装置(TDBS)
ZQX-11 潜水艦戦術状況表示装置
ZYQ-51 潜水艦発射管制装置
レーダー ZPS-6F 水上
ソナー ZQQ-7B 統合式
探索装置・
その他装置
潜望鏡
電子戦
対抗手段
ECM
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はくりゅうローマ字JS Hakuryu, SS-503)は、海上自衛隊潜水艦そうりゅう型潜水艦の3番艦。艦名は白龍に由来する。

艦歴

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「はくりゅう」は、中期防衛力整備計画に基づく平成18年度計画2900トン型潜水艦8118号艦として、2007年2月6日に三菱重工業神戸造船所で起工され、2009年10月16日に同造船所にて挙行された命名・進水式において防衛大臣北澤俊美防衛副大臣榛葉賀津也代読)により「はくりゅう」と命名され進水した[1]。艤装を施した後、2011年3月14日に就役し、第1潜水隊群第5潜水隊に編入されに配備された。

2011年7月31日に放送された民放テレビ番組[2]において、そうりゅう型潜水艦としては初めて艦内が公開された。

2013年1月15日、真珠湾での米国派遣訓練のため呉を出港した。5月9日に呉に帰港した。

2015年2月6日、米国派遣訓練のため横須賀を出港し、2月26日に真珠湾に入港。その後、グアムに寄港したのち、5月9日に呉に帰港した。

2016年3月15日から5月28日にかけて、シドニー近海で実施されたオーストラリアとの共同訓練に護衛艦「あさゆき」、「うみぎり」とともに参加した。オーストラリア海軍及び空軍、強襲揚陸艦「アデレード」、フリゲート「バララト」、補給艦「サクセス」とともに共同訓練を実施した。

2018年1月16日から4月14日にかけて、米国派遣訓練に参加し、ハワイ諸島方面において洋上訓練及び施設利用訓練を実施する[3]

現在も第5潜水隊に所属し、定係港は呉である。

歴代艦長

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歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
艤装員長
- 壇之上明典 2009.10.16 - 2011.3.14   くろしお艦長 はくりゅう艦長
 艦長
1 壇之上明典 2011.3.14 - 2012.8.23   はくりゅう艤装員長 海上自衛隊幹部学校
2 吉田 薫 2012.8.24 - 2014.3.2 防大40期 海上幕僚監部防衛部運用支援課 艦艇開発隊
3 井関敬幸 2014.3.3 - 2015.7.9 防大40期 海上幕僚監部装備部武器課 海上幕僚監部指揮通信情報部情報課
4 岡崎淳平 2015.7.10 - 2016.7.14 防大41期 潜水艦隊司令部 海上幕僚監部防衛部運用支援課
5 神田隆行 2016.7.15 - 2017.7.31   潜水艦教育訓練隊    
6 開田益徳 2017.8.1 - 2020.6.21 防大41期 潜水艦教育訓練隊 潜水艦教育訓練隊訓練科長  
7 中田健太郎 2020.6.22 - 潜水艦教育訓練隊

脚注

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関連項目

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外部リンク

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