はくばく

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株式会社 はくばく
Hakubaku Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 はくばく
本社所在地 日本の旗 日本
409-3843
山梨県中央市西花輪4629
設立 1941年4月15日
業種 食料品
事業内容 食品製造および販売
代表者 代表取締役社長 長澤重俊
資本金 9,800万円
従業員数 360名
決算期 3月末日
外部リンク http://www.hakubaku.co.jp/
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株式会社はくばくは、山梨県に本社を置く食品メーカー。社名は「白麦」の意。

大麦玄米雑穀などの穀物を加工した商品を幅広く展開している。

沿革[編集]

  • 1941年、峡南精米株式会社として設立。
  • 1942年、戦時統制により精米事業を分離、峡南精麦株式会社に変更。
  • 1952年、社名を峡南精麦製粉株式会社に変更。
  • 1957年、社名を白麦米株式会社に変更。
  • 1992年、社名を1986年から愛称として使われていた現社名に変更。
  • 2006年、ロゴをハート型より五穀をイメージしたものに変更。
  • 2012年荻窪にある関東支社を箱崎に移転させ東京本社とし、山梨本社との2本社体制に移行する。
  • 2015年中央市の旧パイオニア山梨工場を購入し、山梨本社を移転。富士川町の旧本社は本店に移行。

事業所・工場一覧[編集]

営業所
工場

主力商品[編集]

  • 骨太家族(を丹念に磨いたものにカルシウムを添加した商品)
  • 十六穀ごはん(大麦小豆黒米もちあわ等16種類の穀物をブレンドした商品)
  • 麦割(麦を脱穀してパック詰めした商品。押麦、胚芽押麦、米粒麦などがある)
  • 初釜(自社で精製した小麦粉を使用した極細うどん
  • 絹の食卓(素麺、冷や麦。またパッケージにはテレビアニメ「はなかっぱ」のキャラクターが描かれている)
  • 麦茶(香ばし麦茶、丸粒麦茶などがある。)

かつては即席めんも製造販売していた。

エピソード[編集]

ヴァンフォーレ甲府との関係[編集]

2000年に山梨県唯一のプロチームであるJリーグヴァンフォーレ甲府(以下、甲府)が経営危機に陥り、就任したばかりの海野一幸社長はスポンサーを獲得するため県内の企業を回っていた。その結果中小企業などによるサポート体制は確立していったものの肝心の胸に入れるユニフォームスポンサーが決まらずにいた。そこで2001年のシーズン開幕が間近になったある日、海野社長ははくばくを訪れて長澤社長に胸部分のスポンサーを要請する。これに対しラグビー経験者であり、スポーツに関して理解のある長澤社長は経営危機であり、年間数千万と言われる広告料に対しての費用対効果が未知数であったのにもかかわらずスポンサーになることを承諾した。甲府としては2年ぶりの、Jリーグ参入後初めての胸スポンサーとしてユニフォームの胸部分に「はくばく」の文字が挿入された。

この年甲府は3年連続最下位になるものの目標を達成し2002年以降の存続が決定、はくばくの胸スポンサーも順調に継続されると思われていた。

しかしその直後、はくばくの本社工場で火災が発生する。焼失した部分は生産ラインには影響がなかったため生産は継続できたものの、2002年以降のスポンサー継続が危ぶまれる事態に陥ってしまう。はくばくの撤退により甲府は再び経営が危ぶまれると思われたが、この話を聞いた甲府サポーターが立ち上がり、はくばく商品を積極的に購入する運動を展開する。この甲府サポーターの行動に心を動かされた長澤社長は2002年以降の胸スポンサー継続を表明した。

その後もはくばくはスポンサーを継続し、2007年と2008年は背中に移動したが、2009年より再び胸スポンサーになっている。また自社が運営するネット通販においても甲府が勝利した場合、得点差によって最大3割引のキャンペーンを行なっていた(現在はとりやめている)。

(出典:ビジネスジャンプ増刊BJ魂31号「ヴァンフォーレ甲府の奇跡・再生」 より)

その他[編集]

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に出てくる路面電車にはくばくの車外広告が映っている(但し現社名の「はくばく」ではなく当時の社名である「白麦米株式会社」である)。

外部リンク[編集]