のら猫クロッチ

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のら猫クロッチ(のらねこクロッチ、Krocchi)は、日本の作家、かりにゃん2007年から書き始めた作品、及び同作と「のら猫クロッチ川柳」に登場する架空の野良猫である。

初期は、作品「動物かんきょう会議[注釈 1]」のメールマガジンの案内役として登場した。2010年NHK教育テレビで全国地上波放送された同名のアニメシリーズ(全20話)にも友情出演という形で登場した。

キャラクター[編集]

概要
のら猫クロッチは、野良猫として、誰かに飼われることもなく、どこにも帰属しない、ボーダーレスな存在として描かれる。生まれた場所はとある都会のドミネコ通りで、5人兄弟の末っ子という設定。6月9日が誕生日。
性格・特徴
目チカラ自慢で強面だが、実は子猫や年老いた猫たちのめんどうみがいい心優しい猫。のら猫クロッチの作品と活動を特徴づけるキーワードとして「野良猫」「〆(しめ)キャラ」「よのため ひとのため のらのため」「縁起(えんおこし)」の4つがある。
物語を飛び出して活動
2011年7月創刊の雑誌「孫の力」(発行元:木楽舎)で案内役となったことをきっかけに、人や地域とのコラボレーションが始まった。2012年、地域散策マップ『クロッチと歩くお散歩マップ「落合」』が発行された。

のら猫クロッチ物語[編集]

物語シリーズ[編集]

  • 序章 - のら猫が生きる世界は過酷だけれど 愛と情けと 感動でいっぱい!
  • 第1話 - 似た者同士
  • 第2話 - 紫陽花に涙かくして
  • 第3話 - 夏祭り
  • 第4話 - 桜雨
  • 第5話 - 柚子の庭で
  • 第6話 - 梅ちゃんのおやつ
  • 第7話 - 吊り花檀
  • のら猫クロッチ物語「家もなく 身寄りもないが 明日がある」(作:かりにゃん、発行:ヌールエ、初版発行日:2015年7月)
  • ラジオドラマ風のら猫クロッチ物語「家もなく 身寄りもないが 明日がある」(作:かりにゃん、朗読:鈴木万由香、発行:ヌールエ、初版発行:2016年11月) 

物語に登場する仲間たち[編集]

  • 弱猫(飼い猫)
    • ジョバンニ(♂)
      洋猫の血を引く界隈一の美猫。なに不自由のない贅沢な暮らしをしているのに、いつも悲しそうな目をして宙を見つめている。クロッチが自慢の眼力で睨もうが、ちょっかいをだそうが全く意に介さない。「イケスカない弱猫」めと思いながらもクロッチが気になってしかたがない飼い猫。
    • 梅ちゃん(♀)
      梅の老木のある古屋敷に高齢の女性と暮らしている。艶やかでどこか秘密めいた妙齢の猫。クロッチの命の恩人でもあり初恋の相手でもある。
  • 野良猫
    • クマ(♂)
      顔つきが子グマに似ている尾曲がりの黒猫。ノラとして生まれ、いったん人に保護されたが、物覚えが悪く粗相を繰り返すため、捨てられて再びのら猫に舞い戻った。だれにでも心を開き純粋なクマのめんどうをクロッチが時々見てやっている。
    • チャッポ(♂)
      元気で天真爛漫な長毛種の少年猫。飼い主から溺愛されているが、クロッチにあこがれていてカッコイイのら猫になることが夢。プチ家出を繰り返してはクロッチにまとわりついている。
    • ニケ(♀)
    • グリン(♀)
    • クロベエ(♂)
    • チャブクロ(♀)
    • 錆猫ポルシマ(♀)
  • 猫以外
    • 亀のカメ吉
    • カラスのゴンゾ
    • ノミのブッキラ一家

出演するアニメ作品[編集]

  • アニメ「動物かんきょう会議」シリーズ(全20話)
    第2話「虹色ピクニック」、第5話「宇宙より愛を込めて」、第10話「宝島」、第13話「動物、月へ行く」、第15話「トレンドファッション入門」に友情出演で登場。
  • 西武鉄道車内でのショートアニメ「クロッチ川柳」(2作品)
    2014年1月 - 2月の期間に西武鉄道車両のSmileビジョン(車内映像媒体)で「川越編」「秩父編」を放映。
    2018年2月東京都主催 東京アニメピッチグランプリにて「のら猫クロッチ」が上位入賞作品に選ばれる。

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]