ねこねこソフト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ねこねこソフト
ジャンル ゲーム
企業名 株式会社ソルジャーブルー
関連ブランド コットンソフト
審査 ソフ倫
主要人物 片岡とも
デビュー作 White 〜セツナサのカケラ〜
(「くるみ」ブランド名義)
2000年1月28日
最新作 ルリのかさね 〜いもうと物語り〜
2017年10月27日
公式サイト ねこねこソフト Official Homepage
テンプレートを表示

ねこねこソフトは、株式会社ソルジャーブルーによるアダルトゲームブランド埼玉県所沢市に本拠を置く[1]同人ソフトサークル「ステージなな」が母体となった。

概要[編集]

アダルトゲーム業界にあってなお独特の存在感を持つメーカーであったが、2006年(平成18年)5月26日に発売された『Scarlett』を最後の作品として、同年10月1日を以って活動を停止した[2]。ただし、後述の「コットンソフト」はソルジャーブルーブランドであり、会社清算されたわけではない。

活動停止前の最後の公的活動は、2006年(平成18年)8月11日 - 13日に行われたコミックマーケット70への参加であった。その後、ファン向けに製作したCD集『ねこサウンドコレクション』が活動停止前の最後の製品である(公式サイト上での通販限定商品)。

なお、活動停止発表以降の公式サイトは2006年(平成18年)9月末までの更新とし、同年10月1日よりサポート、トップページ、MMR日記(スタッフ日記)のみを残す縮小運営に切り替わっていた(「何か情報がある時だけお知らせする程度」とあり、TOP絵とMMR日記も時たま更新されていた)。

ねこねこソフトのスタッフはまた同じメンバーでゲーム制作を続けたいという意思を持っており、木緒なちを中心として新規ブランドの「コットンソフト」を立ち上げた。ただし、ねこねこソフト中心人物の片岡ともは「コットンソフト」の活動に参加しなかった。

活動停止から1年9ヶ月のブランクを経た2008年(平成20年)7月16日、公式サイトにて活動再開を発表した(再開日付は2008年(平成20年)7月15日付)。今後は「作りたいモノがあり、作れる状況にあり、PCプラットが最も似合うと思える」時に、ねこねこソフトとして制作するとしている[3]

2008年(平成20年)11月30日から、過去作品の一部ソフトウェアと『ねこサウンドコレクション』(ねこサントラ)について、自社通販による再発売を行っている。2009年(平成21年)6月30日にはオフィシャルダウンロードストアを開設し、過去作品の一部ソフトウェアのダウンロード販売を行っている。これらのソフトウェアは以前の通信販売とは異なり、受付期間の限定は行われていない。再発売されたソフトウェアはWindows Vistaにも対応している。

2009年(平成21年)9月18日には、活動再開後の第1作『そらいろ』が、2011年(平成23年)4月8日には、活動再開後の第2作『White 〜blanche comme la lune〜』が発売されている。

2014年(平成26年)4月には、ねこねこソフト15周年を記念して、萌えエロに特化した新ブランド「こねこソフト」を設立[4]2015年(平成27年)5月29日には、ねこねこソフト15周年記念作品『すみれ』が発売された。

特徴[編集]

ぽんこつ[編集]

ねこねこソフトのほとんどのゲームに登場するキャラクター属性の一つで、おっちょこちょいで天然ボケのキャラクターが「ぽんこつ」と呼ばれる。

以下は各作品で「ぽんこつ」と呼ばれるキャラ。

  • White 〜セツナサのカケラ〜 - 宮原和泉(初代ぽんこつ)
  • 銀色 - 狭霧(ぽんこつ亜種)
  • みずいろ - 早坂日和(2代目ぽんこつ。キング・オブ・ぽんこつ。日和先生とも呼ばれる/コンシューマー版で追加された攻略ルートの日和は「新ぽん」と呼ばれる)
  • - チュチュ(ぽんこつ亜種)
  • 120円の夏 - なつみ(当初は名前が無く、「ハコネさん」または「夏ハコネ」と呼ばれた)
  • ラムネ - 近衛七海(3代目ぽんこつ継承者。七海先生とも呼ばれる)・佐倉裕美(コンシューマー版の「新・佐倉」のみ)
  • サナララ - 椎名希未(ぽんこつ度は低いが、のぞみ先生と呼ばれる)
  • Scarlett - アメリア・ウィークス(ややぽんこつ、またはぽんこつ子爵)
  • そらいろ - 友坂つばめ(七海の娘。東京ドーム3杯分のぽんこつ。つばめ先生と呼ばれる)

当然ながら、キャラにより「ぽんこつ度」には差がある。2006年(平成18年)3月16日からウェブサイト上で無料配布された『ぷちファンディスクみたいなの』には「ぽんこつカウンター 2006年版」が収録されており、ぽんこつ度に応じて以下のような順位づけがされている。

(MAX) 早坂日和 > 宮原和泉 > 近衛七海(以上3名は「王家の先生方」) > 新・佐倉 > アメリア(“ぽんこつ子爵”程度) > なつみ > 椎名希未 > 新ぽん(コンシューマー版の早坂日和) > チュチュ > 狭霧 (MIN)

みずいろシステム[編集]

みずいろ以降、ねこねこソフトの学園もののゲームで採用されているシステム。過去パートと現代パートに分かれており、過去パートでとった行動によって現代パートが変化するようになっている。

「みずいろシステム」の名前はそらいろのゲーム紹介で初めて使用された。

おかえしCD[編集]

ねこねこソフトのファンクラブ「しょんぼりファンクラブ」会員に対し不定期に送られていたCD。完全無料なのが大きな特徴であった。

おかえしCDの歴史[編集]

  • White おかえしFD
  • 銀色 どうもありがとうですCD
  • みずいろ おかえしCDその1
  • みずいろ おかえしCDその2
  • FC おかえしCDその1
  • FC おかえしCDその3
  • FC おかえしCDその4
  • FC おかえしCDその5(銀色 完全版(ボイス無し)同封版と、同封無し版の2種類存在する)
  • FC おかえしCDその5.5
  • ファンクラブ用小冊子
  • FC おかえしCDその6

(おかえしCDその2は欠番。スタッフの片岡ともがコミックマーケット限定で配ったもの(おかえしCDその1に近い内容らしい)を勘違いして数えたため)

White おかえしFDは、郵送時に一部ユーザーへMacフォーマットのブランクディスクが送られるトラブルがあった。

コミックマーケット出展[編集]

コミックマーケットにおいて第70回(2006年(平成18年)夏)まで企業ブースに出展していたが、出展企業名を「ねーこねこソフト」や「ねこねこソフー」等とすることがしばしばあった。

また、出展時のスタッフはオリジナルのジャンパーを着ていたが、これには「ねこねこ製作所」と描かれていた。2008年(平成20年)の活動再開後は、コットンソフトへの委託参加、現在は共同で出展している。

垂れ幕[編集]

ソフマップなんばザウルス1号店で2002年(平成14年)5月 - 2006年(平成18年)5月の間、不定期でねこねこソフトの垂れ幕が計7枚掲示された。主にゲーム発売前の時期に広告用で掲示されていたが、最初の垂れ幕は人気投票優勝記念で企画されたものである。

これらの垂れ幕に一番登場回数が多かったキャラは「メカ進藤」であった(隅の方に小さく登場することが多かった)。

作品一覧[編集]

主な参加スタッフ[編集]

太字はコットンソフトに引き続き在籍

原画
シナリオ

脚注[編集]

  1. ^ 通信販売の法規(訪問販売法)に基づく表示 Archived 2017年12月19日, at the Wayback Machine.、ねこねこソフト Official Homepage
  2. ^ 旧トップページ - ウェブアーカイブarchive.today、2006年10月14日)
  3. ^ お知らせ、ねこねこソフト Official Homepage(ウェブ魚拓による2008年7月16日 23:37 のアーカイブ)
  4. ^ 『こねこソフト』設立のご挨拶、ねこねこソフト Official Homepage

関連項目[編集]

外部リンク[編集]