にいがたレンタサイクル

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にいがたレンタサイクルは、新潟市の市民団体が、市と協力して運営する非営利の都市型レンタサイクル事業である。

この事業では、新潟市が回収した放置自転車の中から、状態の良いものを自転車商組合が再整備し、貸し出し業務を公共施設や民間企業への委託で行っている。エリアは新潟市の中心市街地に限られるが、観光地が散在している市内を効率よく回れる。また料金が安いため、買い物やビジネスにも気軽に利用できるのが特徴である。

なお貸し出し自転車は新潟市(まちづくり推進課)の公用車のシールが貼られている。

事業概要[編集]

  • 名称:にいがたレンタサイクル
  • 運営主体:にいがたレンタサイクル研究会
(構成者:古町六番町商店街振興組合、万代シテイ商店街振興組合、NPO法人堀割再生まちづくり新潟、他) 
  • 利用日:通年
事業としては365日行っているが、悪天候や業務委託先が休みの日には利用できない場合がある。
  • 利用時間:午前9時30分~午後7時(ステーションにより若干異なる)
  • 料金
    • 基本料金:3時間まで100円
    • 追加料金:1時間ごとに100円
  • 運用自転車台数:164台
  • ステーション数(会員登録と自転車の貸し出し返却):20カ所
  • 会員登録専用窓口:5カ所
  • 専用駐輪場:2カ所

(2007年12月4日現在)

沿革[編集]

利用方法[編集]

会員登録[編集]

  • 身分証明書(写真なしでもよい)を用意して、開いている会員登録窓口へ行く。新潟駅万代口からだと、左手バスターミナル方向手前に「万代口観光案内センター」がある。
  • 所定の用紙に住所、氏名、電話番号等を記入し、身分証と一緒に係員に渡す。新潟市民でなくとも構わない。
  • その場で会員カードが発行される。カードに特に期限はない。

借り出し[編集]

  • まずマップを見て、目的に合った場所のステーションに行く。新潟駅から一番近いのは石宮公園地下駐輪場ステーションである。
  • ステーションで、係員に会員カードを渡し、3時間分の料金100円を前払いする。
  • 借りる自転車を選ぶ。
  • 係員に借りた車両の番号と、出発時刻を記入してもらってカードを受け取る。カードは返却の際に必要なので紛失しないようにする。
  • 自転車の状態をチェックする。必要ならば自分でタイヤに空気を入れ、サドルの高さを調整する。
  • それでもなお問題があると感じた時は速やかにステーションに戻って、別の自転車と交換してもらう。

返却[編集]

  • 原則として借りたステーションに返却する。他のステーションで返却することも可能だが、後で搬送業務が発生するので、その時は借りたステーションの名前を係員に告げる。
  • 係員にカードを渡し、到着時刻を記入してもらう。3時間を超過していたら、追加相当額の料金を支払う。
  • 帰りに会員カードを忘れずに受け取る。

利用上の注意[編集]

自転車の状態チェック[編集]

貸出自転車はいったん再整備されているので、走行系は概ね良好であるが、ブレーキの効き具合などはばらつきがある。 利用の少ないステーションでは特に、タイヤの空気などに注意が必要である。

  • ブレーキ よく効くか?
  • ハンドル まがっていないか?
  • ベル 鳴るか?
  • タイヤの空気 適正に入っているか?
  • チェーン ゆるみすぎていないか?
  • ペダル よく回るか?
  • ねじ類 ゆるみはないか?

ルールを守ること[編集]

交通ルールと駐車マナーを守り、他者の迷惑にならないようにする。新潟市内は通行人や自動車が多く、自転車の速度でも危険が大きい。歩行者を優先し慎重に走ること。歩道走行可能な区間では自転車帯(石畳でない部分)を走ること。自転車等放置禁止区域には駐輪してはいけない。

責任と保険[編集]

貸出自転車は搭乗者並びに対人保険に加入しているが、これは「自転車の不備が原因の事故」を補償対象とするもので、それ以外の原因による事故は利用者の責任で対処しなければならない。自転車本体並びに対物に関する破損、故障、盗難の場合は実費負担となる。

事故時の対処[編集]

利用中に自転車の事故・故障・盗難など問題が発生したら、中央区古町通6番町991(古町十字路)の北光社書店 に連絡する。電話がつながったら「レンタサイクルのトラブル」であることを告げる。

その他[編集]

  • 係員は全員がボランティアで、新潟市の委託を受けて仕事をしている。利用者への応対の姿勢は各人ばらつきがある。営利事業ではないので、私営のレンタサイクルのような懇切で丁重な対応を期待すべきではない
また、例えば利用時間や料金等で過度にクレームをつけるのは褒められた態度とは言えない。
  • 現時点では、子供用の自転車は提供されていない。最も小さいサイズは24型である。これは貸出車両が放置自転車の再生品であることによる。
  • 子供乗せ用籠の持ち込みは、親の責任において許可されているが、この場合、両立スタンド付き自転車を借りなければならない。子供乗せ籠を取り付けたことにより発生した問題は、利用者の責任である。
  • 新潟スタジアム(デンカビッグスワンスタジアム)でのサッカー試合開催日には、全車貸し出し状態となる場合がある。他のステーションに行けば借りられる場合もあるが、期待はできないので、このような時は潔く利用をあきらめるのが賢明である。
  • 水上バス「信濃川ウォーターシャトル」では、運賃プラス100円でにいがたレンタサイクルの自転車を乗せることができる(通常の自転車は200円)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]