なないろリバーシブル

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なないろリバーシブル
ジャンル ラブコメ
小説
著者 麻宮楓
イラスト Show
出版社 アスキー・メディアワークス
レーベル 電撃文庫
発売日 2010年11月
巻数 1巻
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なないろリバーシブル』は、麻宮楓による日本ライトノベルである。電撃文庫より刊行。イラストはShow。麻宮楓による『まじ×どら』以来の電撃文庫3作目(5冊目)である。

ストーリー[編集]

黒咲シロウは、とある依頼を受けて美空学園に転校して来た。そこで依頼主に頼まれた人物に転校初日早々に会い、ドタバタな日々が始まる。

登場人物[編集]

黒咲 シロウ(くろさき シロウ)
本作の主人公。反転師の一族で、久遠の依頼により生徒の呪いを解くために私立美空学園に転校してきた。二年D組。自他共に認めている感情の機微に疎いところがあり、仕事中は特にその傾向が強くなる。そのため、女性と仕事で触れ合うことに躊躇しないため、誤解を受けることもある。呪いの治療はある程度こなせるが、まだ父親と比べると劣る。
百瀬 透香(ももせ とうか)
美空学園二年D組。服が透ける透化(インビジブル)の呪いにかかっていてシロウの治療を受けることになる。引っ込み思案なところがあり、相手に遠慮してしまうところがある。シロウに会うまでは自分の症状は分かっていたが、原因は知らなかった。呪いを完治するためにシロウと共に治療することになる。
宮神 音々子(みやがみ ねねこ)
美空学園二年A組で生徒会長。「鬼の宮神」と呼ばれ、自身の生徒会長としての威厳を保とうとするために校則に厳しい面がある。そのため、シロウに対しても最初は厳しい態度をとっていた。生徒会長自身呪いを抱えていて、シロウに治療してもらうことになる。
高槻 久遠(たかつき くおん)
美空学園養護教諭。シロウに生徒の呪いの治療の依頼をしてきた依頼人。見た目は小学生高学年のような小さな女の子で白衣もダブダブである。そのためか、本人の認可のもと「久遠ちゃん」と学園のみんなから呼ばれている。透香など一部の生徒からは「高槻先生」と呼ばれている。言動から子供っぽく見えるが、生徒のことをよく考えている先生。

用語[編集]

呪持者(キヤリア)
呪いの影響を受けやすい体質を持つ人のこと。ごく稀に起こる現象で数は少なく少数派になっている。体が透明になる「透化」など、呪いにもいろいろあり、軽いものから命にかかわるものまで様々である。
反転師(はんてんし)
呪いにかかった人を治療する職業。資質がなければなれない。黒咲家は代々反転師を生業にしている一族の一つである。治すのは相手に触れることが基本になる。
呪因(ファクター)
呪持者が体内に持つ呪いを引き起こす因子。

既刊一覧[編集]

  1. 2010年11月10日初版 ISBN 978-4-04-870060-3

外部リンク[編集]