なか卯

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株式会社なか卯
Nakau Company, Limited
Nakau Sendaihigashiguchi Shop.jpg
なか卯店舗例(仙台東口店)
種類 株式会社
略称 なか卯
本社所在地 日本の旗 日本
108-0075
東京都港区港南2丁目18番1号
設立 1966年2月4日
(玉堀建物株式会社)
業種 小売業
法人番号 6010401089907 ウィキデータを編集
事業内容 丼、うどんを中心とした和風ファストフード店、およびそのチェーン本部の経営
代表者 平山賢太郎(代表取締役社長
資本金 1千万円
(2020年9月末日現在)
売上高 330億円(2020年3月期)
従業員数 251人(2020年3月末日現在)
支店舗数 464店舗(2020年3月末日現在)
決算期 3月31日
主要株主 ゼンショーホールディングス (100%)
外部リンク https://www.nakau.co.jp/jp/
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株式会社なか卯(なかう)は、(どんぶり)[注 1]うどんをメイン商品とする外食チェーンストア。 2018年3月末現在、直営店とFC店を合わせて日本国内に461店舗[1]を展開している。株式会社ゼンショーホールディングス連結子会社である。

概要[編集]

親子丼などの丼もの以外に、うどんにも力を入れているのが特徴である。

2020年10月現在の未出店または撤退で店舗が存在しない地域は、和歌山県島根県徳島県福岡県以外の九州地方沖縄県。九州地区は2017年の熊本市東区の長嶺店の閉店を最後に一度完全撤退したのち、2018年に福岡市早良区に小田部店を出店し再出店を果たした。かつては宮崎県・鹿児島県にも店舗があったが、撤退している。2020年10月現在、これらの未出店地域の出店および撤退した地域の再出店予定は全くの白紙である。

高知県は一度撤退していたが、2008年10月に再進出。石川県も一度撤退後、長らく店舗が存在しなかったが、2009年2月11日に再進出。青森県にあった店舗はエリアフランチャイズ契約解除などが理由で独立して地元運営会社の経営による「いち家」に転換しているが、2009年6月に再進出(第一フードサービスとは別経営)。また、千葉マリンスタジアム平和島競艇場内にも店舗が存在する。

漫画キン肉マン』に登場する牛丼には、なか卯がモデルとなっているものがある。作者ゆでたまごによれば大阪・住之江にあった店を参考としており、漫画内の店頭看板やメニューにて「牛丼・うどん」と描かれている点などからも、なか卯と判別できるとしている[2]

店内で流れる「なか卯」オリジナル曲は、小西めぐみの歌唱による「なか卯って」である。

ゼンショー系の中でもキャッシュレス決済に長らく対応していなかったが、自動券売機を改修し、2020年4月からはQRコード決済が、7月8日からは各種クレジットカード・電子マネー決済が使えるようになった。[3]

沿革[編集]

  • 1966年2月4日 - 「玉堀建物株式会社」設立
  • 1969年6月 - 「株式会社なか卯」に社名変更。営業の目的を飲食業に変更
  • 1969年10月 - 大阪府茨木市に第1号店「なか卯茨木店」(手作りうどん店)を出店。阪急茨木市駅前のビルであるソシオの地下1Fにて営業していた。きざみねぎや天かすが入れ放題だった。また、価格も他の店舗より安く設定されていた。
  • 1974年4月 - 初の牛丼店「なか卯梅田店」を大阪市梅田地下街に出店
  • 1988年8月 - 「モス・フード・サービス」と資本業務提携
  • 1989年11月 - 関東地方第一号店「なか卯亀戸店」を東京都江東区に出店
  • 1999年12月20日 - 株式を店頭登録市場(現・JASDAQ)に店頭公開
  • 2001年8月 - 牛丼チェーン各社の値下げ競争に追随し、牛丼(並)400円から280円に値下げ[4](2004年2月まで)。
  • 2002年10月 - ニチメン(現:双日)による株式公開買付(TOB) が実施され、ニチメンの子会社となる
  • 2003年10月 - ニチメンと日商岩井の経営統合による「ニチメン・日商岩井ホールディングス(現:双日)」の設立に伴い、双日の子会社となる
  • 2004年2月2日 - 牛丼の販売を停止。主要チェーンでは最も早い販売停止。
  • 2005年2月26日 - なか卯の双日保有株51%のうちの33%を同業者のすき家を運営するゼンショーに売却
  • 2005年5月31日 - 大阪府茨木市の第1号店「なか卯茨木店」を閉店
  • 2005年8月5日 - ゼンショーによる株式公開買付(TOB)が実施され、発行済み株式の60.05%を保有し、ゼンショーの連結子会社となる
  • 2008年7月31日 - この日を以ってジェフグルメカードによる支払いを終了
  • 2010年3月24日 - ゼンショーが株式交換により完全子会社化する
  • 2010年5月12日 - 午前10時に牛丼の販売を終了し、「和風牛丼」の販売を開始
  • 2010年8月 - 本社を東京都港区に移転
  • 2014年2月12日 - 牛丼の販売を終了し、それに代わるメニューとして「牛すき丼」の販売を開始[5]
  • 2015年3月11日 - 約1年ぶりに和風牛丼の販売を再開[6]
  • 2015年3月19日 - 牛すき丼の販売を終了[7]
  • 2020年4月 - QRコード決済対応開始
  • 2020年7月8日 - クレジットカード・電子マネー決済対応開始[8]
  • 2020年11月28日 - ローストビーフ丼の販売を開始

食材[編集]

2004年2月2日アメリカ合衆国牛海綿状脳症(BSE)が発生し、アメリカ産牛肉の輸入が禁止されたことにより在庫が無くなったため、主要チェーンでは最も早く牛丼の販売を停止した。

2006年6月頃、アメリカ産牛肉の輸入再開が見込まれた時期より、多くの牛丼チェーンが米国産の早期の使用再開を表明した。しかし、親会社ゼンショーは「わが社の基準で安全性が確認されない限り米国産牛肉には戻せない」とのコメントを出しており、同様の方針を掲げるグループ内のすき家と共に、他牛丼チェーンと姿勢を大きく異にしている。

店舗例[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 本来は「丼」1字で「どんぶり」と読むが、なか卯の店舗では外観などに「丼ぶり」という表記を用いている。

出典[編集]

  1. ^ 会社概要
  2. ^ 日刊スポーツ 2008年8月24日紙面「日曜日のヒーロー/第633回 ゆでたまご・嶋田隆司/キン肉マン 29周年」より
    キン肉マンに登場した牛丼屋を探してみた(1)(2) Business Media 誠 2008年9月1日
  3. ^ なか卯がさらに早く!さらに便利に♪ 「電子マネー」「クレジットカード」でのお支払いが可能に! | お知らせ | 丼ぶりと京風うどんのなか卯” (日本語). www.nakau.co.jp. 2021年2月12日閲覧。
  4. ^ みずほコーポレート銀行 > 金融経済情報 > 産業情報 > みずほ産業調査 > 「興銀調査」バックナンバー > 興銀調査 305「特集:2001年度の日本産業動向」 > 11 食品・外食 (PDF)インターネットアーカイブ) より
  5. ^ “「なか卯」が牛丼の販売終了”. J-CASTニュース. (2014年2月11日). http://www.j-cast.com/2014/02/11196485.html 2014年2月12日閲覧。 
  6. ^ “「なか卯」の和風牛丼が復活!3月11日(水)より順次、再登場”. なか卯. (2015年3月5日). http://www.nakau.co.jp/jp/news/54 2015年3月11日閲覧。 
  7. ^ “なか卯の「和風牛丼」が1年ぶりに復活! 60円値上げの350円で3月11日より順次販売開始”. ねとらぼ. (2015年3月6日). http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1503/06/news104.html 2015年3月11日閲覧。 
  8. ^ なか卯がさらに早く!さらに便利に♪ 「電子マネー」「クレジットカード」でのお支払いが可能に! | お知らせ | 丼ぶりと京風うどんのなか卯” (日本語). www.nakau.co.jp. 2021年2月12日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]