となみチューリップフェア

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となみチューリップフェア
Tonami Tulip Fair
大花壇
大花壇
イベントの種類 園芸博覧会
通称・略称 チューリップフェア
開催時期 4月下旬 - 5月上旬
初回開催 1952年昭和27年)
開催時間 8:30 - 17:30
会場 砺波チューリップ公園一円
主催 砺波市
(公財)砺波市花と緑と文化の財団
(一社)砺波市観光協会
共催 富山県花卉球根農業協同組合
砺波市球根組合
砺波商工会議所
庄川町商工会
砺波市教育委員会
となみ野農業協同組合
来場者数 323,000人〔2017年平成29年)実績〕
最寄駅 JR砺波駅
駐車場 3,700台
公式サイト

となみチューリップフェアTonami Tulip Fair)は、富山県砺波市砺波チューリップ公園にて4月下旬から5月初旬ゴールデンウィーク中)まで砺波市と砺波市花と緑と文化の財団と砺波市観光協会が主催して毎年開催される富山県のチューリップの祭典。期間中は700品種、300万本のチューリップが会場内を彩る。特にゴールデンウィーク中は県内外から多くの観光客を集める。

2018年平成29年)に水野豊造(ぶんぞう)が砺波で球根栽培を始めて100年の節目を迎えた。

概要[編集]

第2次世界大戦後まもない1947年昭和22年)、富山県チューリップ生産の中心・砺波に、国がチューリップ研究所を建設する。しかし、4年後の1951年(昭和26年)、当時GHQの支配下にあった日本では、全国行政機関の整理統合が考えられていた。試験場の統合、県外への移設は地元の農家にとっては大打撃になることから、富山県西部の市町村・各単位農協は、出町園芸分場後援会を結成し、GHQや関係行政機関に陳情を始めた。花は人々も心を和ませるものであり、ことアメリカ人はチューリップを好むということで、後援会では園芸分場において1951年(昭和26年)に翌1952年(昭和27年)砺波市誕生祝賀の意味を込めて「チューリップフェア」と称してチューリップの鑑賞会を催したのが始まり。

2016年(平成28年)現在、東京ドーム約3個分の敷地面積でそのうち花壇は7,000m2、チューリップの品種は700品種を数える。

催し[編集]

大花壇

  • チューリップフェアのメイン花壇である大花壇では2,600m2の敷地に毎回テーマを定めて地上絵を描いている。地上絵はチューリップタワーより見下ろせる。
年度 テーマ
2018年

花の大谷

水上花壇

  • 水栽培で咲かせたチューリップを池に浮かべている。

オランダ風花壇

沿革[編集]

  • 1952年昭和27年)4月29日~5月3日 第1回となみチューリップフェアが「出町園芸分場」にて開催。
  • 1953年(昭和28年)新しくなった富山県立砺波高等学校体育館で切花品評会
  • 1954年(昭和29年)チューリップが富山県の郷土の花に選ばれる。第3回となみチューリップフェア開催。
  • 1956年(昭和31年)砺波市市街地にアーチや花首のデコレーションが登場。
  • 1957年(昭和32年)入場者10万人を突破
  • 1958年(昭和33年)昭和天皇皇后両陛下が行幸啓。
  • 1959年(昭和34年)新作チューリップ音頭発表
  • 1961年(昭和36年)皇太子ご夫妻が砺波市をご訪問、第10回チューリップフェア開催。
  • 1964年(昭和39年)砺波チューリップ公園が整備され、第13回となみチューリップフェア開催。
  • 1965年(昭和40年)中越弁慶号保存会が完成。
  • 1966年(昭和41年)チューリップ公園管理棟(旧)完成、入場者が23万人を突破。
  • 1968年(昭和43年)児童交通公園[注釈 1] が完成。
  • 1970年(昭和45年)入場者30万人を突破。
  • 1972年(昭和47年)チューリップ公園のシンボル「チューリップタワー[注釈 2]」が完成。
  • 1974年(昭和49年)第1回ミスチューリップコンテスト開催。
  • 1975年(昭和50年)会場駐車場増設。
  • 1976年(昭和51年)チューリップ公園総合計画を制定、旧中嶋家を移築。
  • 1978年(昭和53年)円形花壇完成、入場者30万人突破。
  • 1979年(昭和54年)旧中越銀行本店(現砺波郷土資料館)を移築。
  • 1980年(昭和55年)公園内に池、北門、擬木橋完成。ミスフラワーラインを選考。
  • 1981年(昭和56年)東門、芝生広場、しょうぶ園完成。
  • 1982年(昭和57年)砺波市文化会館、野外ステージ、円形噴水、園路灯、おまつり広場完成。
  • 1983年(昭和58年)おまつり広場タイル貼り、四阿2棟、チャンドラ号展示館完成。
  • 1985年(昭和60年)チューリップ公園管理棟完成。
  • 1986年(昭和61年)チューリップ公園完成式典。
  • 1989年平成元年)駐車場1,250台分を整備。
  • 1992年(平成4年)ヤロバの泉[注釈 3]、五連揚水水車[注釈 4] 完成。
  • 2001年(平成13年)第50回となみチューリップフェア開催[注釈 5]
  • 2007年(平成19年)五連揚水水車を改修。
  • 2008年(平成20年)チューリップタワーの花の部分を改修。
  • 2009年(平成21年)砺波市美術館北側に遊具ゾーンを整備。
  • 2011年(平成23年)第60回記念となみチューリップフェア開催。
  • 2014年(平成26年)砺波市文化会館屋上にチューリップパノラマテラス完成。
  • 2016年(平成28年)花の大谷が登場。
  • 2017年(平成29年)チューリップ公園北門を再建。

その他[編集]

参考文献[編集]

  • 『となみチューリップフェア50年の歩み』(となみチューリップフェア50回記念誌編集委員会 編・砺波市)2001年(平成13年)3月発行
  • 『となみチューリップフェアの軌跡~60年を終えて~』(砺波市 編・砺波市花と緑の財団)2012年(平成24年)3月発行
  • 『出町子供歌舞伎曳山車リーフレットパンフレット)』
  • 『砺波市議会五十年史』(砺波市議会 編・砺波市議会五十年史編纂委員会)2004年(平成16年)3月発行
  • 『2016となみチューリップフェア公式ガイドブック』(公益財団法人砺波市花と緑と文化の財団)2016年(平成28年)4月発行
  • 『2017となみチューリップフェア公式ガイドブック』(公益財団法人砺波市花と緑と文化の財団)2017年(平成29年)4月発行

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 公園の一部を子供の交通教育の場として活用しようという構想から、園内の遊歩道にこども用の自転車や三輪車を備え、実際の道路と同じように信号機や模擬標識を置き、児童交通公園として整備した。
  2. ^ 1970年大坂万博の中央広場に設けられた太陽の塔に魅せられて、「チューリップ公園にも立派なシンボルタワーを」と、第20回チューリップフェアの記念事業として建設した。
  3. ^ トルコ・ヤロバ市との姉妹友好都市交流の一環として、ヤロバ市内各地にある湧き水施設を模した水飲み場を設置した。外壁にはめ込んだ伝統的デザインの白磁器タイルは、1991年第40回チューリップフェアの際にヤロバ市から贈られた。
  4. ^ 1989年(平成元年)、時の内閣総理大臣竹下登が打ち出したふるさと創生事業を受けて、チューリップ公園に流れている農業用水路に国内でも珍しい五連揚水水車を整備した。
  5. ^ となみチューリップフェア50年と日蘭友好400周年を記念して、チューリップ四季彩館にオランダ王国より風車を移設。日蘭友好のシンボルとして「ヴリンスキャップ(VRIEMDS CHAP)」(友情)と名付けられる。


外部リンク[編集]