じょんから女節

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じょんから女節
長山洋子シングル
B面 たまゆら
作詞・作曲 鈴木紀代(作詞)
西つよし(作曲)
伊戸のりお(編曲)
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じょんから女節」(じょんからおんなぶし)は2003年6月25日に発売された長山洋子の曲である。

小学生の頃から津軽三味線にも親しんでいた長山が、放浪する津軽三味線奏者の女性を歌う曲で、2003年7月21日付オリコン演歌チャートで1位を獲得した[1]。曲中、長山は自ら三味線を演奏し、三味線の「弾き歌い」を披露した[2]。歌詞そのものを映像化することの多い宣伝用ビデオも、津軽三味線奏者の母と娘の相克を描く映画仕立てとなっており、母役と娘役の二役を長山が演じている[1]

紅白では第54回・第55回・第58回[3]と3度歌唱されている。第56回ではNHKが実施したアンケート「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」で紅組60位にこの曲が入ったものの[4]、紅白で長山はこの曲ではなく「芭蕉布」を歌った。

脚注[編集]

  1. ^ a b 「長山洋子「じょんから女節」 津軽三味線は「私の原点」」『読売新聞』2003年7月22日付東京本社夕刊16面。
  2. ^ お「長山洋子が五所川原市の津軽三味線大使に」『邦楽ジャーナル』第261号、2008年10月、邦楽ジャーナル、10ページ。
  3. ^ 「NHK紅白歌合戦 曲目発表 阿久悠さんの4作品が登場」『毎日新聞』2007年12月21日付東京本社朝刊29面。
  4. ^ 第56回NHK紅白歌合戦 スキウタ最終データ発表(50音順) 8/13