しし座ミュー星

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しし座μ星[1]
Mu Leonis
仮符号・別名 ラサラス[2], Rasalas[3][4]
星座 しし座
視等級 (V) 3.88 [1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 09h 52m 45.81654s[1]
赤緯 (Dec, δ) +26° 00′ 25.0319″[1]
赤方偏移 0.000045[1]
視線速度 (Rv) 13.63 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -217.31 ミリ秒/年[1]
赤緯: -54.26 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 26.28 ± 0.16 ミリ秒[1]
距離 124.05 ± 0.76光年[注 1]
(38.05 ± 0.23パーセク)[注 1]
絶対等級 (MV) 0.978 [注 2]
Leo constellation map.png
Cercle rouge 100%.svg
μ星の位置
物理的性質
半径 11.4 ± 0.2 R[5]
質量 1.5 ± 0.1 M[5]
スペクトル分類 K2IIIb_CN1_Ca1[1]
光度 62.62 L[6]
表面温度 4,538.2 ± 27.5 K[7]
色指数 (B-V) +1.22[8]
色指数 (U-B) +1.39[8]
色指数 (R-I) +0.58[8]
金属量[Fe/H] 0.3 ± 0.04[5]
年齢 3.35 ± 0.7×109[5]
別名称
別名称
しし座24番星[1]
BD +26 2019[1]
FK5 371[1], HD 85503[1]
HIP 48455[1], HR 3905[1]
SAO 81064[1]
LTT 12624[1]
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しし座μ星(ししざミューせい、μ Leo / μ Leonis)は、しし座恒星4等星

特徴[編集]

K型の巨星だが、まだ中心核ではヘリウムの核融合が始まっておらず、核が収縮している段階であると考えられている[7]。5,000万年後にはヘリウムの核融合が始まり、現在より10倍から20倍は光度が増すものと予測されている[7]

2014年に、2.4木星質量太陽系外惑星が発見されている[5][6]。この惑星はμ星から1.1auの軌道を約358日かけて公転している[5][6]

名称[編集]

固有名のラサラス[2] (Rasalas[3][4]) は、アラビア語で「ライオンの頭(の北側部分)」を意味する r‘as al-asad (al-shamālī) に由来する[3]。これがヨーロッパの天文学に Rasalas. Bor. として取り入れられた[3]。対応する「ライオンの頭の南側部分」 Rasalas Australis はしし座ε星とされた[3]。2016年9月12日、国際天文学連合の恒星の固有名に関するワーキンググループは、Rasalas をしし座μ星の固有名として正式に承認した[4]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算(誤差も同様)、光年はパーセク×3.26より計算。各有効桁小数第2位
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。有効桁小数第3位

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s SIMBAD Astronomical Database”. Results for mu Leo. 2016年11月29日閲覧。
  2. ^ a b 原恵 『星座の神話 - 星座史と星名の意味』 恒星社厚生閣、2007年2月28日、新装改訂版第4刷、96頁。ISBN 978-4-7699-0825-8
  3. ^ a b c d e Paul Kunitzsch; Tim Smart (2006). A Dictionary of Modern star Names: A Short Guide to 254 Star Names and Their Derivations. Sky Pub. Corp.. p. 42. ISBN 978-1-931559-44-7. 
  4. ^ a b c IAU Catalog of Star Names”. 国際天文学連合. 2016年11月29日閲覧。
  5. ^ a b c d e f mu Leo b”. The Extrasolar Planet Encyclopaedia (2014年5月12日). 2016年11月29日閲覧。
  6. ^ a b c Lee, B.-C.; Han, I.; Park, M.-G.; Mkrtichian, D. E.; Hatzes, A. P.; Kim, K.-M. (2014). “Planetary companions in K giantsβCancri,μ Leonis, andβUrsae Minoris”. Astronomy & Astrophysics 566: A67. doi:10.1051/0004-6361/201322608. ISSN 0004-6361. 
  7. ^ a b c Professor James B. (Jim) Kaler. “Rasalas”. STARS. University of Illinois. 2016年11月29日閲覧。
  8. ^ a b c 輝星星表第5版