ざる法

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ざる法(ざるほう、笊法)とは、抜け穴が多いために規制の目的を達することができない不備な法律をさす俗語である。水がざるを通り抜ける様子から名付けられたものとされる。

ざる法の例[編集]

歴史的には、アメリカ合衆国禁酒法がざる法の好例とされる。この法律では酒について売買や製造や密輸を禁止していたが、処方箋をもらって薬用に飲む酒は認められたほか、カナダに酒を飲みに行くのも違法でなく、法の不遡及の観点から禁酒法施行以前に所持した酒を飲むのも認められたため、法律が有名無実となり短期間で廃止された。[要出典]

他の例として、日本の政治資金規正法がある。同法では、立法当初、政治家本人が直接金員を受けずに秘書や自己が実質的に支配する団体などを介した迂回献金としたり、記録が残らない現金の直接授受にすることなどによって法の規制を免れるという「抜け穴」が多数存在した(規制対象である政治家が自ら法律を作るという事情がこれを助長した)。[要出典]

日本の売春防止法では買春が一般的には犯罪とならないため売春の抑止とならないこと、同じく日本の未成年者飲酒禁止法では未成年者が自動販売機などで容易に酒類を入手できることを、それぞれ「抜け穴」とみれば、ざる法という余地がある。[要出典]

さらに、2009年から行われている日本のエコカー補助金・減税制度に関してもザル法だと指摘する声がある。車両の重量別に燃費基準が定められる(重い車両の方が補助金の面で有利)ため、同じ車両に重くなる装備を加えるなどわざと重くした上で補助金・減税対象としようとする事例が存在するからである。[1]

関連項目[編集]