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さいち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社佐市
Saichi Co., Ltd.[1]
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 さいち
本社所在地 日本の旗 日本
982-0241
宮城県仙台市太白区秋保町湯元字薬師27番地[1]
設立 1979年
業種 食料品
法人番号 5370001001708
事業内容 食品の製造・販売
代表者 代表取締役社長 佐藤浩一郎[1]
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オリジナル自販機

株式会社佐市は、宮城県仙台市太白区秋保温泉にあるスーパーマーケット主婦の店さいち」を運営する企業。CGCグループ加盟。

概要

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宮城の奥座敷と称される秋保温泉に位置しており、店舗は80坪程度の小ぶりなものである[2][3]。品揃えは生鮮食品菓子雑貨など一般的なスーパーマーケットと同等だが、その中でもおはぎ(商標名は「秋保おはぎ」)と惣菜が特徴的であり、年商の約半分がおはぎと惣菜の売り上げが占めている[2]

元は家業としてよろず商店を営んでいたが、1979年昭和54年)に現在のようなスーパーマーケットへと業態転換[4]。当初、おはぎは売られていなかったが、地域住民からの要望により販売を開始し、手作りの総菜とともに「安くておいしい」と評判になった[4][3]。次第にテレビでも取り上げられるようになり、遠方からの買い物客が後を耐えなくなった[4]。おはぎは平日に平均で4,000~6,000個、休日は10,000個以上売れることもあるという[2]。おはぎは、北海道産の小豆と、宮城県産のみやこがねササニシキのブレンド米を用いており、味付けは砂糖と塩のみである[3]。そのため、おはぎは日持ちせず、消費期限は当日のみに設定されている。また、冷凍宅配などのサービスは行われていないため、現地でのみ味わうことができる[3]。なお、2022年現在は仙台駅でも販売が行われている[3]

また、店舗では同業からの研修や視察を無料で引き受けており、おはぎや惣菜の製造工程などを公開している[2]。これまでに500社以上が研修や視察に訪れている[4]。また、チラシは出さず、他店との価格競争を避けるために特売も原則行わないといった特色を持つ[2][4]

2021年7月、東京駅構内のグランスタ地下1階「スクエアゼロ」の期間限定産直市において初の東京進出を果たした[5]

2023年4月28日チロルチョコがさいちとコラボレーションしたお菓子を販売[6]

2024年(令和6年)5月22日、創業者の佐藤啓二が89歳で死去[4]

営業時間

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  • 9:00 - 19:00[3]
    定休日:第2・第4水曜(祝日の場合は営業)
    8月と12月は定休日の変更あり

アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c (株)佐市[食品] 佐藤 浩一郎”. 手しごとAKIU. 2025年8月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e 「おはぎ」と「お惣菜」だけで年商3億円! 小さなスーパーの『売れ続ける理由』”. エキサイトニュース (2010年12月27日). 2025年8月5日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 菊池昭光「スーパーのおはぎに行列 なぜ? 宮城の奥座敷・秋保温泉に「奇跡の味」」『産経新聞』2022年12月7日。2025年8月5日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 石橋英昭「「主婦の店さいち」創業者が死去 おはぎ愛され、遠方からも人絶えず」『朝日新聞』2024年6月21日。2025年8月5日閲覧。
  5. ^ さいちのおはぎ、東京駅に進出” (2022年7月9日). 2022年10月22日閲覧。
  6. ^ さいちのおはぎチョコ〈袋〉”. 松尾製菓株式会社. 2023年5月6日閲覧。

外部リンク

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座標: 北緯38度13分39秒 東経140度43分20秒 / 北緯38.22750度 東経140.72222度 / 38.22750; 140.72222