こんとあき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
この本に登場する「さきゅうまち」の舞台となった「鳥取砂丘

こんとあき は、林明子によるミリオンセラーの絵本作品である。1989年6月30日出版[1]出版社福音館書店。発行部数は133万部に達し、ロングセラーとなった。1990年講談社出版文化賞絵本賞を受賞した。日本傑作絵本シリーズ。ISBNは「978-4-8340-0830-2」。

あらすじ[編集]

女の子の「あき」と、彼女の祖母が作ったキツネぬいぐるみ「こん」のストーリー。あきが成長するに連れて、こんは古び、腕がほころびてしまった[1]。こんを祖母に直してもらうため、あきはこんと共に、電車でさきゅうまちの祖母の家へと向かう。しかしその途中、電車で2人がはぐれたり、こんがに連れ去られたりと、次々と問題が起こる。そんな2人の冒険を描いた物語[1]

舞台[編集]

この絵本に登場する「さきゅうまち」は、鳥取県鳥取砂丘に由来するものである。というのも、この本の作者・林明子は鳥取県にゆかりのある人物であり、彼女の両親の実家が鳥取にあるためである[2]

この本は、海外でも多くの言語に翻訳されるほど国際的に人気となっており、日本語版のほかにも、英語版の「Amy and Ken Visit Grandm」や中国語版の「阿秋和阿狐」など、多数の言語のタイトルでの本がある。前駐日米国大使のキャロライン・ケネディも、この本の英語版を気に入っているという[2]。彼女は、日本駐在中に、自分の子供と、この絵本の舞台となった鳥取砂丘を訪問している[2]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c こんとあき|福音館書店”. 福音館書店. 2020年10月31日閲覧。
  2. ^ a b c ケネディ前駐日米国大使も訪れた絵本『こんとあき』の舞台” (日本語). 朝日新聞デジタル&TRAVEL(アンド・トラベル). 2020年10月31日閲覧。