この大空に、翼をひろげて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
この大空に、翼をひろげて
対応機種 Microsoft Windows XP / Vista / 7
発売元 PULLTOP
ジャンル ADV
発売日 2012年5月25日
価格 初回限定版 9,240円(税込)
DL版 6,800円(税込)
レイティング 18禁
キャラクター名設定 不可
エンディング数 6
セーブファイル数 100+5(Auto)+5(Quick)
メディア DVD-ROM
画面サイズ 1280×720
BGMフォーマット ogg
キャラクターボイス あり(主人公以外)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
備考 初回限定版特典:サウンドトラックCD『Perfect Wing』
この大空に、翼をひろげて
FLIGHT DIARY
対応機種 Microsoft Windows XP / Vista / 7 / 8
発売元 PULLTOP
ジャンル ADV
発売日 2013年1月25日
価格 7,140円(税込)
レイティング 18禁
キャラクター名設定 不可
セーブファイル数 100+5(Auto)+5(Quick)
メディア DVD-ROM
画面サイズ 1280×720
BGMフォーマット ogg
キャラクターボイス あり(主人公以外)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
備考 初回起動時にSTARFORCE認証が必要
Nuvola apps kaboodle.svg 映像外部リンク
Nuvola apps kaboodle.svg 『この大空に、翼をひろげて』プレビュームービー (PULLTOP) - YouTube
Nuvola apps kaboodle.svg 『この大空に、翼をひろげて』オープニングムービー (PULLTOP) - YouTube
Nuvola apps kaboodle.svg 『この大空に、翼をひろげて FLIGHT DIARY』プレビュームービー (PULLTOP) - YouTube
Nuvola apps kaboodle.svg 『この大空に、翼をひろげて FLIGHT DIARY』オープニングムービー (PULLTOP) - YouTube

この大空に、翼をひろげて』(このおおぞらに、つばさをひろげて)は、PULLTOPより2012年5月25日に発売された美少女アドベンチャーゲームである。英語による副題は"Extend the little wings which fly in this sky highly."(タイトルロゴより)。略称は「ころげて[1]。「萌えゲーアワード2012」GOLD大賞受賞作[2]

2013年1月25日には、PULLTOP初となるファンディスク『この大空に、翼をひろげて FLIGHT DIARY』(以下『FLIGHT DIARY』と表記)、および本編とファンディスクを同梱した『この大空に、翼をひろげて FLIGHT DIARY 本編同梱パック』が発売された[3]

作品[編集]

この大空に、翼をひろげて[編集]

工学系の学園のソアリング部を舞台に、グライダーで空を飛ぶ夢を追う主人公やヒロインの思い、仲間達との絆を描く物語である[4]

PULLTOPのブランド10周年記念作品。キャッチコピーは「好きになるって、こういうこと。きっと。」で、ディレクターのYowによれば「誰かを・何かを好きになる」ことが作品のコンセプト[4]。作品構想の発端は「空と車椅子の少女」で、その車椅子の少女を空へ連れて行ってあげたい、という思いから。また、動力を積まないピュアグライダーを題材にしたのは、とても自由で魅力的に感じたからだという[5]

2010年に発売された『恋神 -ラブカミ-』と同じく、八島タカヒロ基井あゆむ田口まことが原画を担当した。グラフィックチーフを兼任した八島にとっては2作目の原画担当で、『恋神 -ラブカミ-』では既存のPULLTOPユーザーを意識したキャラクターデザインだったが、本作では“新しいPULLTOP”を前面に出すため、キャラの頭身を高くするなどデザインを一新した[6]

予約特典のアペンドディスク『Sweet Love パッチ』を追加インストールすると、各ヒロインルートクリア後に追加ストーリーが見られるようになる[7][8]

FLIGHT DIARY[編集]

PULLTOP初のファンディスクとして企画・制作された[9]。「受け継がれる翼」をテーマにした主人公・ヒロインのビフォア・アフターストーリー、本編のキャラクター人気投票でサブキャラクターながらも上位に入ったほたると佳奈子をヒロインとしたifストーリーなどを収録している[9]

ファンディスクについては、ディレクターのYowは「やれたらいいな」という程度の気持ちだったが、企画・シナリオ担当の紺野アスタが作る気満々だったという[10]。もともと紺野は本編制作時に「これで受け入れられなければ、今後はシナリオの書き方を変える」と玉砕覚悟で臨んでいたが、制作中からチーム内でのシナリオの評判が良く、その後公開された体験版の評判も良かったため、本編の発売直前にファンディスク制作が決定した[11]

批評[編集]

『この大空に、翼をひろげて』は、2012年12月14日に発表された[12]萌えゲーアワード2012」にて、GOLD大賞およびシナリオ賞・キャラクターデザイン賞・BGM賞の各部門で金賞を受賞した[13]。ユーザー支持賞では銀賞を獲得している[14]。PULLTOPは美少女ゲームアワード時代の2007年度にも『遥かに仰ぎ、麗しの』で大賞を受賞しており、アワード初の同一ブランド2度目の大賞となった[2]

美少女ゲーム雑誌『BugBug』の編集長・大澤忠基からは「派手さはないがシッカリ読み応えのあるシナリオと、透明感のある美しいビジュアル。さらにBGMや演出などの細かい気配りが、作品世界を盛り上げていく。特にグライダーで空を飛ぶシーンでのアニメを意識した演出は、感動すること請け合い。また純愛系ながらHシーンが濃密なことも素晴らしい。」と、過去作『遥かに仰ぎ、麗しの』以上の総合的な肯定的評価を受けた[15]。同じく大澤はヒロインの「羽々音 小鳥」について「絵柄などで流行りの萌え系のポイントを押えておきながら、どこか本当にいそうな温もりが感じられる」と評したうえで、等身大で描かれるキャラクターに対し「より深く感情移入ができて、より身近に感じられる」とコメントした[16]。シナリオについて、雑誌『パソコンパラダイス』編集長・西平和則は「過度にドラマチックな展開こそないものの、タイトル通り「空」を目指す若者たちのリアルな青春模様と等身大の機微を丁寧に描いた」点がユーザーからの支持を得たとした[17]。同じくコミックマーケット準備会の山下智生は、「シナリオにおける素晴しいストーリー性と、なにより、単なる萌えに寄っていたり、またある種記号的なキャラクターではない、個性豊かなヒロイン及び登場人物の数々」により本作は高い支持を得たとした[14]。またPCゲームに関する情報サイト「Game-Style」編集長・齋藤大祐は作中で使用されたBGMについて「ゲームの世界観や雰囲気だけでなく、シーンでの使い所もバッチリあっていて、シナリオをより引き立てていました。少し全体の統一感を大事にしすぎたきらいもありますが、ゲームの名脇役として申し分のないBGM」と批評し、「個々の楽曲は聴きやすさに重点が置かれて」いると考察を加え、「プレイしていてこれほど心地よく楽曲が聞けるゲームは久しぶりでした」と締めくくった[18]

発売履歴[編集]

発売日 タイトル・種別 内容・詳細
2012年5月25日 この大空に、翼をひろげて
(初回限定版)[19]
特典:サウンドトラックCD『Perfect Wing』
予約特典:アペンドディスク『Sweet Love パッチ』
2012年7月13日 この大空に、翼をひろげて
(通常版)[20]
特典なし。
2013年1月25日 この大空に、翼をひろげて
FLIGHT DIARY
[3]
ファンディスク。
2013年1月25日 この大空に、翼をひろげて
FLIGHT DIARY 本編同梱パック
[3]
本編とファンディスクを同梱したセット。
2013年4月26日 この大空に、翼をひろげて
(ダウンロード版)[21]
各ダウンロード販売サイトにて販売。『Sweet Love パッチ』も別売。
2013年6月28日 If My Heart Had Wings[22] 本編の英語ローカライズ版。MoeNovelブランドのデビュー作。
2014年5月30日予定 この大空に、翼をひろげて
snow presents
[23]
ミニアドベンチャー・ドラマCD・マキシシングルサウンドトラックを収録したバラエティパック。
2014年5月30日予定 この大空に、翼をひろげて
complete box
[23]
本編(『Sweet Love パッチ』適用済み)・ファンディスク・『snow presents』のセット。
  • 2013年12月20日には、5pb.Gamesより新プロジェクト『この大空に、翼をひろげて -CRUISE SIGN-』のティザーサイトが公開された[24]

ストーリー[編集]

この大空に、翼をひろげて[編集]

(出典:[4]

水瀬碧は、故郷・風ヶ浦の街へ5年ぶりに帰ってきたが、母親の差し金で「トビウオ荘」こと恵風(けいふう)学園女子寮の寮母をすることになってしまう。自分の目指す路を見失っていた碧だったが、帰って早々の車椅子の少女・小鳥との出会い、転入した恵風学園での幼なじみ・あげはとの再会、そして先輩・天音がたった1人でグライダーを作るソアリング部との関わりをきっかけに、新しい夢に向かって走り始める。

FLIGHT DIARY[編集]

(出典:[9]

本編の小鳥ルートのアフターストーリー、天音ルートのアフター・ビフォアストーリー、ほたる・佳奈子をヒロインとしたifストーリー、風戸姉妹ルートのアフターショートストーリー、姫城姉妹とのifストーリー、『PUSH!!』2012年5〜7月号に掲載された紺野アスタ作のノベルをゲーム化したストーリーなどが収録されている。

登場人物[編集]

(出典:[1][10][25]) ※各キャラクターの学年表記は、本編第1部→第2部。

主人公[編集]

水瀬 碧(みなせ あおい)
本作の主人公。恵風学園2年→3年。家庭の事情で離れていた故郷・風ヶ浦へ5年ぶりに戻り、恵風学園に転入した。実家へ戻るつもりが、母親の不動産会社が管理する古い洋館「トビウオ荘」(恵風学園女子寮)の寮母をすることになってしまう。これまで父親と2人暮らしだったため家事は得意で、寮生の食事作りや寮の管理などを担っている。前の学校では自転車競技部に所属してレースで走っていたが、事故で右脚を痛めてしまい、日常生活に支障のないレベルまで回復したものの、それ以降打ち込むものを見つけられずにいた。風ヶ浦へ戻った日に見た、大空を飛ぶグライダーの姿に惹かれ、ソアリング部に加わった。

恵風学園ソアリング部[編集]

ソアリング部は、学園裏庭にあるガレージで活動している。グライダーを作り、上昇気流に乗せて滑翔(ソアリング)させることが活動目的。長い伝統のある部だが過去に一度廃部になっており、残されていたガレージやグライダーを天音達の代が発見して、活動を再開した。その後は天音1人だけで細々と続けていたため再び廃部の危機だったが、碧達が入部して大きな転機を迎えることになる。

羽々音 小鳥(はばね ことり)
- 星咲イリア
身長158cm、スリーサイズ:B81/W55/H84
学園2年→3年。本作のメインヒロイン。トビウオ荘の寮生。脚が悪く車椅子に乗っている。生真面目で通常科目の成績はトップクラスだが、完全バリアフリーの校舎だけを理由に恵風学園へ進学したため専門科目には興味が無く、授業を休んでばかりで友達もいない。強気で意地っ張りで、自称「クールビューティー」だが意外にボロボロと地が出ている。碧は風ヶ浦へ帰ってきて最初に小鳥と出会い、その後も学園や寮であれこれ世話を焼いている。ドタバタないきさつの末ソアリング部に入部した。
姫城 あげは(ひめぎ あげは)
声 - 萌花ちょこ
身長160cm、スリーサイズ:B90/W57/H87
学園2年→3年。碧と昔よく一緒に遊んだ幼なじみで、かつては男の子っぽい外見だったが、今はコケティッシュな美少女に成長している。中身は昔と変わらずさっぱりして人懐っこく、碧と共に小鳥のことを気にかけている。手先が器用で工学系の知識も豊富で、元々ロボット部に所属していたが、碧と同時にソアリング部に入部し、機体製作の中心となっている。
望月 天音(もちづき あまね)
声 - 五行なずな
身長162cm、スリーサイズ:B92/W59/H86
学園5年+α→卒業。わざと留年して学園に居続ける「超留年生」として学内の有名人。先生も教わりに行くほどの天才だが、天然マイペースな性格で、熱中すると寝食を忘れ、周囲のことが見えなくなってしまう。グライダーを完成させるため、たった1人でソアリング部を続けていたが、設計はできるものの不器用+高所恐怖症で、実際の製作作業や操縦は苦手。パイロット資格の他、グライダーの運用に必要なひと通りの資格を所持している。
風戸 亜紗(かざと あさ)
声 - 雪都さお梨
身長150cm、スリーサイズ:B77/W56/H82
学園1年(第2部より登場)。依留の双子の姉でトビウオ荘の寮生。人見知りだが、慣れるとほんわかした雰囲気の夢見るロマンチストで、みんなの人気者。犬好きで辛い物が好き。実は学園理事長の孫で、「家を出て一人暮らししたい」という希望から、依瑠と2人でトビウオ荘へ引っ越してきた。昔から空を飛ぶ物に興味があり、碧達の話を聞いてソアリング部に入部した。
風戸 依瑠(かざと よる)
声 - 有栖川みや美
身長150cm、スリーサイズ:B77/W56/H82
学園1年(第2部より登場)。亜紗の双子の妹でトビウオ荘の寮生。姉とは逆にクールで素っ気なく、亜紗にだけは懐いているが、他の人とはなかなか馴染もうとしない。猫好きで甘い物が好き。「天音先輩以来の天才」と学内で評判だが、リアリストで無駄なことはしたくないためソアリング部の活動には否定的。しかし亜紗が入部したため仕方なく手伝っている。
霧乃 遙(きりの はるか)
声 - 白月かなめ
身長156cm、スリーサイズ:B82/W57/H86
『FLIGHT DIARY』の追加キャラクター。ソアリング部の新入部員で、今時のふわふわした性格。「〜っす」が口癖。碧と小鳥が空を飛ぶ姿を見て入部したらしい。晴海に密かに想いを寄せられているが、至ってマイペースに接している。
※ソアリング部員だが攻略はできない。
中村 晴海(なかむら はるみ)
声 - 佐和真中
身長185cm
『FLIGHT DIARY』の追加キャラクター。風戸姉妹の翌年にソアリング部へ入部した。長身で無口・実直な体育会系で、碧とよくスポーツに興じている。以前はバスケをやっていたが、ソアリング部があることを知って恵風学園へ進学してきた。模型飛行機作りが好きなだけあって整備の腕はピカイチで、あげはに知識や技を伝授されている。パイロット資格を取るためフライト練習を頑張っているが、乗り物酔いしやすい体質で機体が揺れる度に青ざめている。
※ソアリング部員だが攻略はできない。

サブヒロイン[編集]

本編ではサブキャラクターだったが、『FLIGHT DIARY』で攻略ストーリーが追加された。

姫城 ほたる(ひめぎ ほたる)
声 - 羽鳥空
身長155cm、スリーサイズ:B84/W56/H83
学園1年→2年。あげはの妹。碧のことを「あおにぃ」と呼んでいる。姉と反対に引っ込み思案でおとなしく、あげはは妹のことになるとつい過保護になってしまう。幼なじみ仲間の中でもずっと妹扱いされてきており、昔から碧に恋心を抱いているものの、姉に遠慮して秘密にしている。
時雨 佳奈子(しぐれ かなこ)
声 - 優希芹果
身長159cm、スリーサイズ:B91/W57/H86
学園3年→4年。トビウオ荘の寮生。時おり下着姿で寮内を歩いて碧をうろたえさせているが、意外に周囲の空気を読んで気を遣っている。何にでも興味を持つが、飽きっぽくて長続きしない。

サブキャラクター[編集]

羽々音 ひばり(はばね ひばり)
声 - 遠野そよぎ
身長160cm、スリーサイズ:B83/W58/H87
小鳥の姉。社会人。趣味は語学で語学堪能。そのため海外出張も多いが、妹を溺愛しており、時々トビウオ荘へ様子を見にやってくる。
雲居 朱莉(くもい あかり)
声 - 如月葵
身長163cm、スリーサイズ:B84/W59/H85
学園3年→4年。生徒会副会長で、後に会長となる。真面目で公正な性格で、ソアリング部に対しては厳しい目を向けつつも、いろいろ気にかけている。
由佳(ゆか)
声 - 奏雨
学園4年→5年。トビウオ荘の寮生。寮生最年長だが、男性に慣れておらず、碧に声をかけられる度にビクビクしている。
早苗(さなえ)
声 - 羽鳥いち
学園3年→4年。トビウオ荘の寮生。眼鏡がトレードマーク。
亮子(りょうこ)
声 - 百瀬ぽこ
学園2年→3年。トビウオ荘の寮生。あげはとは以前から友達。
五十嵐 達也(いがらし たつや)
声 - 小次狼
身長178cm
碧・あげは・柾次の年上の幼なじみ。通称「あんちゃん」。恵風学園の卒業生。今は実家の町工場で働いており、ソアリング部の活動をいろいろ援助してくれている。
田崎 柾次(たざき まさつぐ)
声 - 蒼井夕真
身長171cm
学園2年→3年。碧やあげはの幼なじみで、彼らには「マー坊」と呼ばれている。お調子者で目立ちたがり屋。
ハット
声 - 茶谷やすら
体長29cm
小鳥の部屋に同居しているアヒル(コールダック)で、なぜかシルクハットをかぶっている。かなり昔からトビウオ荘に住み着いているらしい。意外に賢く、人間の会話がそこそこ通じるが、イタズラ好きで小鳥をよく困らせている。
美鷺 イスカ(みさぎ いすか)
声 - 春日りか
身長155cm、スリーサイズ:B79/W57/H84
天音の親友。少年のような口調で、一人称は「ぼく」。学園のガレージに残されていたグライダーを発見し、天音と共にソアリング部を再開させた。グライダーのパイロット資格を所持。
飛岡 鯨(とびおか くじら)
声 - 事務台車
学園の教師で、ロボット部の顧問。天音がかつてロボット部にいた時の経緯からソアリング部を敵視していて、何かにつけて活動を邪魔してくる。
羽々音 隆夫(はばね たかお)
声 - 祭大!
小鳥の父。姉のひばり以上に小鳥を溺愛している。
理事長
亜紗と依瑠の祖父で、学園の理事長。広い心で孫に様々な教えを説いている。

作品舞台[編集]

(出典:[1][25]

風ヶ浦市
碧の故郷。東京から車で3時間ほどの距離。水瀬家は以前は風見商店街で不動産屋を営んでいた。あげはの家は同じ商店街のスポーツ用品店、柾次の家は中華料理屋、達也の家の工場も近所にあり、みんなでよく一緒に遊んでいた。現在は商店街は再開発で無くなり、跡地に大型ショッピングモール「ウィンディ風ヶ浦」が建つ。碧はよく買い物に来ており、あげはの家の店「ひめぎスポーツ」や柾次の家の「太陽軒」もテナントとして入っている。
風車の丘
風ヶ浦の市街と湖を挟んで対岸にある丘。自然エネルギーの研究施設があり、発電用の風車やソーラーパネルが立ち並び、ウィンディ風ヶ浦と共に街の新名所となっている。碧は風ヶ浦に帰って最初にここを訪れ、小鳥と出会った。また、その時に天音が試験飛行していたグライダーが上空を通りかかり、大空を滑空する姿に2人は感動し、後にソアリング部へ入るきっかけとなった。
恵風学園
工学系の5年制学校で、普通の教科の他に専門科目の授業が入っており、学年が上がるごとに専門科目が増えるカリキュラム。学園の歴史は古いが、物語開始の1年前に新校舎が完成し、曲線を多用した近未来的な空間になっている。完全バリアフリーなので、車椅子の小鳥も楽に移動できる。校舎建て替えを機に女子生徒の入学優遇措置を取っており、工学系の学校には珍しく生徒の男女比率はほぼ半々。
トビウオ荘
恵風学園の女子寮で、湖畔に建つ古い洋館。資産家の未亡人のオーナーが学生寮として開放したもので、幼少時の碧たちは「魔女の館」と呼び、こっそり忍び込んで探検していた。オーナー兼管理人がぎっくり腰と風邪でダウンしてしまい、建物を管理する不動産業の碧の母親に相談した結果、碧が寮母を務めることになった。部屋数は多いが、学園から離れた不便な場所にあるせいか、碧が来た時は5名しか寮生は住んでいなかった。その後、風戸姉妹が加わって寮生は7名となる。

制作スタッフ[編集]

(出典:[1][26][27]

この大空に、翼をひろげて[編集]

FLIGHT DIARY[編集]

  • 企画・シナリオ - 紺野アスタ
  • キャラクターデザイン・原画 - 八島タカヒロ、基井あゆむ、田口まこと(SD原画)
  • シナリオ - 七烏未奏、奥田港、御剣ヒロ
  • グラフィックチーフ - 八島タカヒロ
  • 音楽 - TWOFIVE
  • 演出ムービー - はらだ
  • オープニングムービー - ハッピーヒップバルーン
  • サイト製作 - 床リンゴ
  • 企画・ディレクション - Yow

主題歌[編集]

この大空に、翼をひろげて[編集]

メインテーマ「Perfect Sky」
作詞 - Minao Ohse / 作・編曲 - おおくまけんいち / 歌 - 霜月はるか
オープニングテーマ「Precious Wing」
作詞 - Minao Ohse / 作・編曲 - おおくまけんいち / 歌 - 茶太

※初回限定版同梱特典のサウンドトラック『Perfect Wing』には、両曲のショートバージョンとBGMが収録。別売のマキシシングルCD『Perfect Sky/Precious Wing』に、両曲のフルバージョン/インストゥルメンタルが収録されている。

FLIGHT DIARY[編集]

メインテーマ「Brand-New World」
作詞 - Minao Ohse / 作・編曲 - おおくまけんいち / 歌 - Duca

関連商品[編集]

CD[編集]

マキシシングルCD『Perfect Sky/Precious Wing』
2012年6月1日発売 / 発売元:PULLTOP
メインテーマ「Perfect Sky」、オープニングテーマ「Precious Wing」のフルバージョンとインストゥルメンタルを収録。
5月25日にゲームと同時に発売予定だったが、製造工場での重大なミスが判明したため、発売日が一週間後の6月1日に延期された。
パーフェクトコンプリートサウンドトラック『Sky, Wing and World』
2013年8月10日(コミックマーケット84)発売 / 発売元:PULLTOP
CD2枚組。本編とファンディスクの主題歌3曲のフルバージョン/インストゥルメンタル、全BGM、計35曲を収録。

書籍[編集]

この大空に、翼をひろげて ビジュアルファンブック
2012年11月30日発売 / 監修:PULLTOP / 発行:エンターブレイン / ISBN 978-4047285675
キャラクター・ストーリー紹介、特典・グッズ・宣材などで使われたイラストギャラリー、グライダー・作品舞台・キャラクターデザイン・オープニングムービーなどの設定資料、開発スタッフインタビュー、キャストコメントなどを収録。

ゲーム[編集]

メガミエンゲイジ
オンライン戦略シミュレーションカードバトル。本作品の登場人物がカードで参加している[28]

脚注[編集]

[ヘルプ]

(18歳未満閲覧禁止のサイトを含みます)

  1. ^ a b c d この大空に、翼をひろげて ビジュアルファンブック。
  2. ^ a b 萌えゲーアワード2012公式サイト
  3. ^ a b c この大空に、翼をひろげて FLIGHT DIARY”. PULLTOP. 2013年10月26日閲覧。
  4. ^ a b c PUSH!!(2012年2月号) pp.36-41.
  5. ^ PUSH!!(2012年3月号) pp.52-53.
  6. ^ TECH GIAN(2012年10月号) pp.213-215.
  7. ^ この大空に、翼をひろげて - 特典”. PULLTOP. 2013年10月26日閲覧。
  8. ^ その後、ダウンロード版が有償販売されている。
  9. ^ a b c TECH GIAN(2013年2月号) pp.126-127.
  10. ^ a b PUSH!!(2013年1月号) pp.60-67.
  11. ^ PUSH!!(2013年2月号) pp.76-79.
  12. ^ 萌えゲーアワード オフィシャルサイト”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2013年10月21日閲覧。
  13. ^ 萌えゲーアワード2012 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2013年10月21日閲覧。
  14. ^ a b 萌えゲーアワード2012 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2013年10月21日閲覧。
  15. ^ 萌えゲーアワード2012 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2013年10月20日閲覧。
  16. ^ 萌えゲーアワード2012 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2013年10月20日閲覧。
  17. ^ 萌えゲーアワード2012 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2013年10月20日閲覧。
  18. ^ 萌えゲーアワード2012 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2013年10月20日閲覧。
  19. ^ この大空に、翼をひろげて”. PULLTOP. 2013年10月26日閲覧。
  20. ^ PULLTOP(@PULLTOP_STAFF)/2012年07月13日 - Twilog”. PULLTOP. 2013年10月26日閲覧。
  21. ^ PULLTOP. “この大空に、翼をひろげて ダウンロード版”. PULLTOP. 2013年8月15日閲覧。
  22. ^ MoeNovel "If My Heart Had Wings"公式サイト。全年齢向けとしてローカライズされたため、少しでも性的なCGやテキストは書(描)き直しとなっている。
  23. ^ a b PULLTOP. “『この大空に、翼をひろげて snow presents』シンプルサイト”. PULLTOP. 2014年4月4日閲覧。
  24. ^ この大空に、翼をひろげて CRUISE SIGN<クルーズサイン>”. 5pb. 2013年12月24日閲覧。
  25. ^ a b PUSH!!(2012年4月号) pp.52-53.
  26. ^ 本編公式サイト(18禁・年齢確認あり)
  27. ^ ソアリング部連絡ノート(本編版ブログ)
  28. ^ メガミエンゲイジ公式サイト

外部リンク[編集]