げんかい (多用途支援艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
げんかい
JS Genkai (AMS-4304) in Kariya Bay, 9 Oct 2011 a.jpg
仮屋湾に停泊中の「げんかい」
基本情報
建造所 ユニバーサル造船 京浜事業所
運用者  海上自衛隊
艦種 多用途支援艦
級名 ひうち型
母港 佐伯
所属 呉地方隊呉警備隊佐伯基地分遣隊
艦歴
計画 平成17年度計画
発注 2005年
起工 2006年11月7日
進水 2007年5月24日
就役 2008年2月20日
要目
排水量 基準 980トン
満載 1,400トン
全長 65.0m
最大幅 12.0m
深さ 5.8m
吃水 3.5m
機関 ディーゼル推進
新潟原動機6MG28HX ディーゼル・エンジン × 2基
出力 5,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 15ノット
乗員 45名
兵装 12.7mm機関銃M2 × 2丁
(分類上は小火器扱い)
レーダー OPS-20 航海用
その他 消防装置一式
艦艇曳航装置一式
自走式水上標的・管制装置一式
魚雷回収装置一式
テンプレートを表示

げんかいローマ字JS Genkai, AMS-4304)は、海上自衛隊の保有する多用途支援艦。諸外国海軍の航洋曳船(オーシャンタグ)に相当する。

概要[編集]

ひうち型多用途支援艦の4番艦である。この艦級における艦名はの名前に由来しており、「げんかい」は玄海灘に由来する。

武装として、艦橋上両舷に12.7mm機関銃用銃架が設置されている。なお、12.7mm機関銃は搭載火器扱いであり、常時銃架に設置されているわけではなく、必要に応じて設置される。

ひうち型は前期建造艦と後期建造艦で装備が異なるが、「げんかい」は後期建造艦であるため、外洋行動時の運用性・居住性向上のための減揺タンクと、潜水艦に対する訓練支援用に水中通話機が装備されている。

艦歴[編集]

「げんかい」は、中期防衛力整備計画に基づく平成17年度計画980トン型多用途支援艦4304号艦として、ユニバーサル造船京浜事業所で2006年11月7日に起工され、2007年5月24日に進水、2008年2月20日に就役し、呉地方隊隷下の呉警備隊佐伯基地分遣隊に編入された。

2014年2月7日、平成25年度日米共同統合防災訓練に参加。

2016年2月16日午後5時30分頃、種子島東北東85kmを太平洋から東シナ海に向け西に航行する中国海軍旅滬型駆逐艦「哈爾浜」、江凱Ⅱ級フリゲート「煙台」、東調級情報収集艦「天狼星」、福池級補給艦「洪澤湖」を発見した。その後4隻は大隅海峡を北に進んでいる。

参考文献[編集]

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]