ぎなた読み

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ぎなた読み(ぎなたよみ)は、日本語において、文章の区切りを間違えて読むこと。弁慶読みとも[1]

概説[編集]

弁慶が、なぎなたを持って」と読むべきところを「弁慶がな、ぎなたを持って」と読むように、句切りを誤って読むことに由来する[2][3]

一般的に読字力・語彙力に乏しい子供が行う読書の悪癖のひとつとして知られ、通常、小学一年生修了か二年生の一学期末までに教育者の指導で修正すべきものとされている[4]が、それらを意図的に使った言葉遊びも存在する。

インターネット環境の普及以後、ネット上では文字入力の際の誤変換による誤植のために本人の文字認識とは無関係に「ぎなた読み」の文章が生成されることがあり、時としてそれらがスラングとなって意図的に使用される例もある。

主な例[編集]

この先生きのこる
「この先、生き残る」にはどうすればよいか、という主旨だが「この先生、きのこる」と読み間違える人が居て、「きのこる先生」という独特なキャラクターが形成されている[5]
アフガン航空相撲
「アフガン航空相撲殺される」(アフガンこうくうしょうぼくさつされる)というニュースを伝える2ちゃんねるニュース速報板に建てられたスレッドで「アフガン航空相撲、殺される」と誤読する人が続出したため、「アフガン航空相撲」なる架空の格闘技が存在するとするネタが定着した。
金太の大冒険
つボイノリオが1975年に発表した楽曲。「金太(きんた)」の後に必ず「ま」から始まる単語が添えられており、意図的に「きんたま(金玉)」とぎなた読みさせることを狙ったコミックソングとなっている。

脚注[編集]

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  1. ^ ぎなた読み - kotobank
  2. ^ 「ぎなた読み」 - 広辞苑第六版
  3. ^ goo辞書
  4. ^ 竹井成夫 『読まない子どもの読書指導』 国士社 (1983年)
  5. ^ よくわからないネット用語を解説「この先生きのこる」など”. ライブドアニュース (2015年6月8日). 2018年4月4日閲覧。

関連項目[編集]