きりさめ (護衛艦)

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きりさめ
日米合同演習ANNUALEX2008に参加中の「きりさめ」
日米合同演習ANNUALEX2008に参加中の「きりさめ」
基本情報
建造所 三菱重工業長崎造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 汎用護衛艦(DD)
級名 むらさめ型護衛艦
母港 佐世保
所属 第4護衛隊群第8護衛隊
艦歴
発注 1994年
起工 1996年4月3日
進水 1997年8月21日
就役 1999年3月18日
要目
基準排水量 4,400トン
満載排水量 6,100トン
全長 151m
最大幅 17.4m
深さ 10.9m
吃水 5.2m
機関 COGAG方式
主機 IHILM2500ガスタービン × 2基
川崎スペイSM1C × 2基
出力 60,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 30ノット
乗員 166名
兵装 62口径76mm単装速射砲 × 1門
Mk.15 Mod12 高性能20mm機関砲(CIWS) × 2基
90式艦対艦誘導弾 (SSM-1B)/ ハープーン4連装発射筒 × 2基
Mk.41 Mod6 VLS (VLA SUM) × 16セル
Mk.48 Mod4 VLS (ESSM 短SAM) × 16セル
HOS-302 3連装短魚雷発射管 × 2基
搭載機 SH-60J/K 哨戒ヘリコプター × 1/2機
C4ISTAR OYQ-9 戦術情報処理装置
OYQ-103 対潜情報処理装置
レーダー OPS-24B 対空
OPS-28D 水上
OPS-20 航海用
81式射撃指揮装置2型-31 × 2基
ソナー OQS-5
OQR-2C 曳航式
電子戦
対抗手段
NOLQ-3 電波探知妨害装置
Mk.137 デコイ発射機 × 4基
その他 SLQ-25 対魚雷デコイ
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きりさめローマ字JS Kirisame, DD-104)は、海上自衛隊護衛艦むらさめ型護衛艦の4番艦。艦名は「霧雨」に由来する。なお、艦艇名としては旧海軍通して初の命名である。

艦歴[編集]

「きりさめ」は、中期防衛力整備計画に基づく平成6年度計画4,400トン型護衛艦2233号艦として、三菱重工業長崎造船所で1996年4月3日に起工され、1997年8月21日に進水、1999年3月18日に就役し、第2護衛隊群第6護衛隊に編入され佐世保に配備された。

2000年環太平洋合同演習 (RIMPAC) に参加した。

2001年11月9日テロ対策特別措置法に基づく情報収集任務により、護衛艦「くらま」、補給艦「はまな」と共にインド洋に派遣、2002年2月まで任務に従事し、3月16日に帰国した。

2005年11月15日、テロ対策特別措置法に基づき、補給艦「ときわ」と共にインド洋に派遣。2006年3月まで任務に従事し、4月22日に帰国した。

2007年7月テロ対策特別措置法に基づき、補給艦「ときわ」と共にインド洋に派遣。同年11月2日、根拠法である「テロ対策特別措置法」が延長されず期限切れにより失効のため撤収し、11月22日に佐世保に帰港した。

2008年3月26日、護衛隊改編により第3護衛隊群第7護衛隊に編入された。

2010年12月1日第7次派遣海賊対処行動水上部隊として護衛艦「ゆうだち」と共にソマリア沖・アデン湾を目指して佐世保から出航し[1]、任務間は合計32回290隻を護衛して2011年5月9日に佐世保に帰港した。

2011年8月1日、編成替えにより第4護衛隊群第8護衛隊に編入された。

2011年12月19日から23日まで中華人民共和国青島市を親善訪問する。護衛艦の訪中は2008年6月の広東省湛江市入港以来2度目となり、青島出港後は中国人民解放軍海軍と親善訓練を実施する[2][3][4]

2012年12月20日、第14次派遣海賊対処行動水上部隊としてソマリア沖・アデン湾に向けて佐世保から出航し[5]、任務を終え2013年6月7日に佐世保に帰港した。

2016年11月20日、第26次派遣海賊対処行動水上部隊としてソマリア沖・アデン湾に向けて佐世保から出航した[6]。なお、第26次水上部隊から派遣される護衛艦が1隻となった[7]2017年4月まで任務に従事し、その帰国途上の5月23日フィリピン海軍の「Rajah Humabon」(旧護衛艦「はつひ」)と親善訓練を実施し[8]5月28日、佐世保に帰港した[9][10]

現在、定係港は佐世保である。

歴代艦長[編集]

歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
1 福永宗義 1999.3.18 - 2000.11.9   きりさめ艤装員長 佐世保基地業務隊補充部付  
2 碇山武男 2000.11.10 - 2002.3.21   第4海上訓練指導隊船務科長 海上自衛隊第1術科学校教官
兼 研究部員
 
3 米倉緑朗 2002.3.22 - 2003.8.19   横須賀戦術訓練装置運用隊
副長 兼 運用科長
   
4 久保田 守 2003.8.20 - 2004.11.30   横須賀システム通信隊司令 統合幕僚会議事務局第3幕僚室勤務   
5 西嶌 聖 2004.12.1 - 2006.12.19 防大25期 すま艦長  
6 福原祐二 2006.12.20 - 2009.8.2   ゆうばり艦長 指揮通信開発隊システム第2科長   
7 水谷宗和 2009.8.3 - 2011.11.13   情報業務群司令部幕僚 ときわ艦長  
8 加藤一郎 2011.11.14 - 2012.2.28 大湊地方総監部防衛部
第3幕僚室長 兼第5幕僚室長
護衛艦隊司令部
9 加世田孝行 2012.3.1 - 2013.8.26 防大30期 電子情報隊研究指導科長 海上自衛隊第1術科学校  
10 平川 崇 2013.8.27 - 2014.7.14 防大36期 護衛艦隊司令部 しらせ副長
11 横田和司 2014.7.15 - 2016.2.28 防大41期 第2護衛隊群司令部 海上幕僚監部総務部総務課 2016.1.1
1等海佐昇任
12 江畑泰孝 2016.2.29 - 2017.6.18 防大43期 第2護衛隊群司令部 海上幕僚監部総務部総務課
13 池﨑裕之 2017.6.19 - 海上幕僚監部指揮通信情報部
指揮通信課

その他[編集]

同名の旧海軍・海上自衛隊の艦船はないが、5番艦「いなづま」以降は次級のたかなみ型あたご型あきづき型(新)ひゅうが型いずも型も含め、すべて旧海軍由来の艦名となったため、本艦は2015年10月1日現在において、護衛艦としては、旧海軍に由来しない艦名がつけられた最後の艦となっている。

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
  • 『世界の艦船』第750号(海人社、2011年11月号)

外部リンク[編集]