きらきらひかる (郷田マモラ)

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きらきらひかる』は郷田マモラ作の漫画、およびそれを原作とするテレビドラマ遺体検案し、その死因の真相を究明する女性監察医にスポットをあてた物語。

漫画[編集]

講談社の『ミスターマガジン』にて連載。同誌の休刊後は、同社の『イブニング』に「きらきらひかる2」と題して連載。その後2007年に、「きらきらひかる最終章」が『漫画アクション』(双葉社)にて発表された。

あらすじ[編集]

登場人物[編集]

単行本[編集]

  • きらきらひかる - 全13巻(文庫本全8巻)
  • きらきらひかる2 - 全5巻(文庫本全3巻)
  • 死体監察メモ - 全1巻
  • きらきらひかる 最終章 - 上下巻

テレビドラマ[編集]

きらきらひかる
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 フジテレビ
演出 河毛俊作
石坂理江子
桜庭信一
武内英樹
原作 郷田マモラ
脚本 井上由美子
出演者 深津絵里
柳葉敏郎
松雪泰子
篠原涼子
小林聡美
鈴木京香
音声 ステレオ放送
きらきらひかる〔連続ドラマ〕
放送時間 火曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 1998年1月13日 - 3月17日(10回)
プロデューサー 山口雅俊
オープニング Mr.Childrenニシエヒガシエ
きらきらひかる2〔スペシャル〕
放送時間 金曜日21:00 - 23:07(127分)
放送期間 1999年4月23日(1回)
プロデューサー 山口雅俊
きらきらひかる3〔スペシャル〕
放送時間 火曜日21:00 - 23:24(144分)
放送期間 2000年4月4日(1回)
プロデューサー 山口雅俊
石坂理江子

特記事項:
初回は15分拡大(21:00 - 22:09)。
最終回は30分拡大(21:00 - 22:24)。
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1998年1月13日から3月17日まで毎週火曜日21:00 - 21:54に、フジテレビ系の「火曜9時」枠で連続ドラマが放送された。その後、1999年4月23日に『きらきらひかる2』、2000年4月4日に『きらきらひかる3』として、二度スペシャルドラマが制作されている。主演は深津絵里

概要[編集]

原作(漫画)では、女性監察医・天野ひかるが遺体を解剖し、その遺体が語る真実が導き出す悲喜こもごもの人間ドラマを牧歌的キャラクターに乗せて描いていたが、ドラマ版では監察医としての仕事に真摯に取り組みながらもプライベートではレストランで他愛もない恋の話に花を咲かせる女性たちを中心にスタイリッシュな物語として描いていたために、実質的に主人公の天野ひかる以外原作とは異なるキャラクターやストーリー展開で、原作とは全くの別物といえるものになっている。

連続ドラマ版が全4巻で1998年7月1日にVHS化、『きらきらひかる2』が1999年8月15日、『きらきらひかる3』が2000年8月19日にVHS化された。2010年2月17日に連続ドラマ版とスペシャルドラマ2作を一つにまとめた6枚組完全版としてDVD-BOXが発売された。

あらすじ(テレビドラマ)[編集]

キャスト[編集]

主要人物[編集]

天野 ひかる〈25〉
演 - 深津絵里
新人監察医。医学部卒業後は、脳外科へ進む予定だったが、卒業祝賀パーティで爆発事故に巻き込まれ、そこへ監察医として現れた裕里子の仕事振りに感銘を受け、監察医を志す。気になったことがあると、とことん調べないと気が済まない性格で、「死者の最後の言葉を聞くこと」を信念としている。
田所 新作〈36〉
演 - 柳葉敏郎
東京監察院部長で、ひかるの上司。冷静沈着な性格で、ひかるを温かく見守る。数年前、自殺した妻を自ら解剖したが、その理由は何も分からず、望まれない解剖はするべきではないという考えを持つようになった。親族の同意書なしに司法解剖は行わないという信念を持つ。
月山 紀子〈26〉
演 - 松雪泰子
「あたしを誰だと思ってんのよ」が口癖の女刑事。行き過ぎた捜査で窮地に立たされることがしばしばある。本ドラマ中では事件が起きるたびにひかるたちに協力を仰ぎ、真相へと迫っている。田所に思いを寄せている。
森田 和也〈25〉
演 - 野村祐人
紀子の部下で、いつも行動をともにしている。紀子に気があるのか、仕事で散々振り回されても、文句一つ言わない。
綾小路 真〈25〉
演 - 林泰文
ひかるの先輩監察医。ひかるに気があり、ことあるごとにアピールをしているが、気づかれていない。
喜多村 隆三〈40〉
演 - 石丸謙二郎
ひかるの先輩監察医。飄々としたキャラクター。
杉 冴子
演 - 篠原涼子
裕里子の妹。10年前、姉である裕里子の恋人を寝取り、外国へ行方をくらませた。帰国後、1995年阪神大震災に被災し、死亡したとされているが、遺体は歯しか見つかっていない。
黒川 栄子〈33〉
演 - 小林聡美
ひかるの先輩監察医で、毒物分析のエキスパート。バツイチで、おいしい料理と若い男に目がない。森田に気がある。
杉 裕里子〈29〉
演 - 鈴木京香
医大の法医学教室助教授。嘱託医として、ひかるら東京監察院の仕事を手伝っている。妹・冴子の死の真相を調べるべく、法医学の道に進んだ。クールな性格で、死体に表れた所見のみを重視するため、ひかると対立することが多いが、「生き返らないからこそ解剖をし、その人の最後の言葉を聞く」と語る。妹の歯をいつも持ち歩いている。

ゲスト[編集]

放送日程[編集]

連続ドラマ[編集]

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
1st(第1話) 1998年1月13日 「オシャレも恋も死体解剖もする! 女たち」 河毛俊作 17.2%
2nd(第2話) 1998年1月20日 「他殺? 事故? 死体は語る」 18.1%
3rd(第3話) 1998年1月27日 「猫と溺死体の関係?」 石坂理江子 15.7%
4th(第4話) 1998年2月3日 「美人監察医がレイプ事件の真実に迫る」 14.5%
5th(第5話) 1998年2月10日 「ひかるが殺される」 河毛俊作 14.4%
6th(第6話) 1998年2月17日 「死んだ恋人からの手紙」 桜庭信一 16.5%
7th(第7話) 1998年2月24日 「正当防衛? 疑惑の不倫妻」 石坂理江子 17.1%
8th(第8話) 1998年3月3日 「死体は妹に奪われた恋人」 河毛俊作 15.3%
9th(第9話) 1998年3月10日 「月山紀子が撃たれ、歯は最後の言葉を」 石坂理江子 16.0%
final(最終話) 1998年3月17日 「女刑事が出血死? 東ヨーロッパから神戸へ母と娘の愛憎の真実」 河毛俊作 19.5%
平均視聴率 16.5%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

スペシャル[編集]

  • きらきらひかる2(1999年4月23日)「OLの転落死は事故? 自殺? 他殺? 女医の焼死体に刻まれた謎のメッセージに美人監察医が迫る!」
  • きらきらひかる3(2000年4月4日)「幼児虐待か? 美人離婚妻が娘の解剖を拒否・ネコと夜桜が毒殺のアリバイを崩す・家族ぐるみで警察がひき逃げをモミ消し」

スタッフ[編集]

  • 脚本:井上由美子
  • 音楽:吉俣良長谷部徹今堀恒雄
  • 主題歌:Mr.Childrenニシエヒガシエ
  • 挿入歌:EGO-WRAPPIN'「Disney Girls」
  • 制作担当:片岡俊哉、中川和則、由利芳伸
  • 制作主任:伊藤友子
  • 制作デスク:渡辺真奈美、坪井啓
  • リサーチ:横松秀明、山本寛子、大森美香、土平菜香
  • 記録:堤眞理子
  • 料理協力:服部栄養専門学校
  • 演出補:桜庭信一、小林薫、佐々木詳太、遠藤光貴、洞功二、高田圭太
  • プロデュース補:吉川恵美子、小松玄、大和久奈美子
  • 演出:河毛俊作(1、2、5、8、最終話、スペシャル2)、石坂理江子(3、4、7、9話)、桜庭信一(6話)、武内英樹(スペシャル3)
  • プロデュース:山口雅俊、石坂理江子(スペシャル3のみ)
  • 制作著作:フジテレビ

関連商品[編集]

  • きらきらひかる <6枚組完全版> DVD-BOX(2010年2月17日発売、ポニーキャニオン)※きらきらひかる連続ドラマ・きらきらひかる2・きらきらひかる3収録。
  • きらきらひかる連続ドラマ VHS 全4巻(1998年7月1日発売、ポニーキャニオン)
  • きらきらひかる2 VHS(1999年8月15日発売、ポニーキャニオン)
  • きらきらひかる3 VHS(2000年8月19日発売、ポニーキャニオン)
  • きらきらひかる オリジナル・サウンドトラック(1998年3月4日発売、ポニーキャニオン)
フジテレビ 火曜9時枠連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
ナースのお仕事2
(1997.10.14 - 1997.12.23)
きらきらひかる
(1998.1.13 - 1998.3.17)
WITH LOVE
(1998.4.14 - 1998.6.30)