かみしま (掃海艇)

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かみしま
基本情報
建造所 日本鋼管鶴見造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 はつしま型掃海艇
艦歴
発注 1984年
起工 1985年5月10日
進水 1986年6月20日
就役 1986年12月16日
2004年2月16日(掃海管制艇に種別変更)
除籍 2008年12月17日
要目
基準排水量 440トン
満載排水量 520トン
全長 55.0m
最大幅 9.4m
深さ 4.2m
吃水 2.5m
機関 三菱12ZC15/20I ディーゼルエンジン × 2基
出力 1,400PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 14ノット
乗員 45名
兵装 JM61-M 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-9B 水上
ソナー ZQS-2B 機雷探知機
その他 掃海装備
75式機雷処分具 S-4
67式普通掃海具(O型)改4
56式浮上電線磁気掃海具改1
71式音響掃海具 S-2
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かみしまローマ字JDS Kamishima, MSC-664MCL-725)は、海上自衛隊掃海艇はつしま型掃海艇の16番艇。艇名は神島に由来する。旧海軍神島型敷設艇神島」に次いで日本の艦艇としては2代目。

艦歴[編集]

「かみしま」は、昭和59年度計画掃海艇364号艇として、日本鋼管鶴見造船所で1985年5月10日に起工され、1986年6月20日に進水、1986年12月16日に就役し、同日付で第2掃海隊群隷下に新編された第17掃海隊に「ははじま」とともに編入され、横須賀に配備された。

1993年2月9日、第17掃海隊が大湊地方隊函館基地隊に編入。

1997年3月19日、隊番号の改正により、第17掃海隊が第45掃海隊に改称。

2004年2月16日、掃海管制艇に種別変更され、船籍番号がMCL-725に変更。掃海隊群第101掃海隊に編入され、定係港がに転籍。

2008年12月17日、除籍。

参考文献[編集]

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)

関連項目[編集]