かつや

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長野七瀬店
かつや六本木7丁目店(東京都港区六本木)

かつやとは、アークランドサービス株式会社が展開する外食事業である。「とんかつ吉野家を目指す」として全国でフランチャイズ展開を行う。

「サクサクやわらか、ボリューム満点」を謳い、カツ丼490円、ロースカツ定食680円など、1000円以上であった豚カツを手ごろで安価に設定し、小池栄子を起用するなどして若年や男性向けキャンペーンを展開する。

本項では、運営会社のアークランドサービス株式会社についても詳述する。

会社概要[編集]

アークランドサービス株式会社
ARCLAND SERVICE CO., LTD.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3085 2007年8月30日上場
本社所在地 日本の旗 日本
101-0062
東京都千代田区神田駿河台4-3
設立 1993年3月2日
業種 小売業
事業内容 外食産業
代表者 代表取締役社長 臼井健一郎
資本金 4億5632万円
売上高 連結149億8600万円(2013年12月期)
純資産 連結68億1500万円(2013年12月)
総資産 連結97億3700万円(2013年12月)
従業員数 連結83人(2013年12月)
決算期 12月31日
主要株主 アークランドサカモト 65.91%
外部リンク www.arclandservice.co.jp
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アークランドサービス株式会社は、東京都千代田区に本社を置く豚カツの『かつや』を中心とした飲食店の展開を行う外食産業株式会社

沿革[編集]

元来はアークランドサカモト株式会社の外食事業部門だが、1993年5月、子会社として独立しオリジナルブランドとして天ぷら専門店「てんぷ亭」を展開する。2006年12月に、本社も新潟県三条市から東京都千代田区に変更する。事業ノウハウ習得のためレストランCASAサンマルクドトールコーヒーなどにフランチャイジー参加する。

「てんぷ亭」はオートフライヤーシステムで既存のチェーンてんやに酷似することから業態転換に逼迫し、全国展開が少ないとんかつ専門店を「とんかつの吉野家を目指す」として、1998年8月神奈川県相模原市に「かつや」第1号店を開店する(長岡店など一部直営店は「てんぷ亭」から業態転換)。以後、関東を本拠地とする将来的なフランチャイズ展開を視野に、関東中心に直営店舗をドミナント出店する。当初、新宿区超高層ビルの1室に「東京営業所」を置き首都圏本部的に機能する。

2000年、株式会社ベンチャー・リンク(現・C&I Holdings)と業務提携して「かつや」のフランチャイズ事業を開始するとともに、CASA、サンマルク、ドトールコーヒーなどの店舗とフランチャイジーを売却。また、新自社ブランドとして焼肉「赤大門」、定食「お肴や」の事業も開始するが、現存しない。北海道から福岡県に3年間で300店舗を目指して店舗と売り上げの増加を図るも、「少数精鋭主義」で正社員配置を抑える一方、新規出店に伴い社員の異動が短期間で多岐に渡ることとなった。店舗数は2013年12月時点で、直営店103、FC店144、合計247店舗である。2005年10月、イタリアンカフェ「チェントペルチェント」を開店。さらに2009年12月には、てんぷら専門店「天丼あきば」を開店している。2014年3月には株式会社ポプラが当社へのフランチャイズ加盟契約を行ったことにより、同社のコンビニエンスストア店舗の一部で「かつや」への転換も実施された。

2007年8月30日ジャスダック上場。2014年6月13日東京証券取引所第一部に市場変更した。

近年ではフェアメニューの充実、店毎の個別商品による差別化などを図るも、後発の松屋フーズ系「松乃家(旧・松八)」による安値攻勢など、牛丼に次ぐ激戦の様相もうかがえる。

メニュー[編集]

※主力商品のみ掲載。販売価格は地域や店舗により設定が異なるため記載しない。一部店舗で販売の無い商品、下記以外の独自商品を扱う店舗もある。以前はテイクアウトメニューに限定もあったが、最近はカツカレーなども可能である。

※過去販売商品(2009年8月時点で公式ウェブサイトに記載の無い商品)

  • から揚げ丼 514円
  • 粗切りメンチカツ定食 714円
  • カキフライ定食 819円
  • ミックスフライ定食 924円
  • からあげ定食 609円

夏季には季節商品として「おろしカツ定食」も販売される。

備考[編集]

  • テーブルには常設していないが、ソースや胡麻ドレッシングの代わりに醤油と塩がある。定食を注文したひとは、青紫蘇ドレッシング(一袋のみ無料)を注文できる。
  • 主な顧客を男性と若年層に定め、両脇をパチンコ店に挟まれた場所が理想的な店舗立地条件としている。
  • てんや天丼で成功したことから、同じくオートフライヤーシステムを採用して天ぷら専門店「てんぷ亭」のチェーン展開を目論むが失敗し、カツ丼へ移行した。
  • 丼商品注文時に「ご一緒にとん汁はいかがですか」と添えられるなど積極的な営業を行う[要出典]

脚注[編集]

外部リンク[編集]