お化け灯籠

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お化け灯籠(おばけとうろう)は、東京都台東区上野公園内にある灯籠(とうろう)で、佐久間勝之(さくまかつゆき)が寛永8年(1631年)に奉納したもの。銅灯籠や石灯籠と離れたところにある。おばけというのは、おばけのように大きく、高さが6.06mもあるからそのような名前がついた。また、笠石の周囲は3.36mで非常に大きい。

『江戸図屏風』には寛永寺の参道から東照宮へ分岐する中央に描かれ、当初はその位置にあったが、その後に東照宮側に寄った現在の場所に移動した。

実際に自分の目で見てみると、その大きさがよく分かる。お化け灯籠はフェンスで周りが囲まれていて、中に入ることはできないため、隣に並び、大きさを比べることは難しい。

日本三大灯篭のひとつで、残りの二つは、京都市南禅寺名古屋市熱田神宮の大灯籠。

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座標: 北緯35度42分53.5秒 東経139度46分22.4秒 / 北緯35.714861度 東経139.772889度 / 35.714861; 139.772889