おおさかシネマフェスティバル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おおさか映画祭から転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動

おおさかシネマフェスティバルは、日本の大阪府で行われる映画祭。「映画ファンのための映画まつり」とも呼ばれる。

1976年おおさか映画祭として初開催。2006年から、名称をおおさかシネマフェスティバルに変更。2009年から2014年までは大阪アジアン映画祭の一部門として行われていた[1]

概要[編集]

1976年、映画人や評論家など、業界関係者が選ぶ映画賞に対抗しようと、有志により「映画ファンのための映画まつり」としておおさか映画祭が初開催[2][3]。映画祭はその後も安い会場を転々としながら開催を続けていたが、スタッフ不足や資金不足に悩み、2000年を最後に一旦中断[3][4]。その後、2006年に大阪市の助成などを受け、当時の関係者が集まり「おおさかシネマフェスティバル」として復活[3][4]。2008年度から大阪市などが主催する大阪アジアン映画祭の一部門に組み込まれた[3]

2015年からは大阪アジアン映画祭の運営から離れ、映画ファン有志による自主運営となっている[5][6]

大阪で前年公開された映画を対象とし、年間200本以上の映画を見た大阪の選考委員により選考された「ベストテン」と「個人賞」を発表[2][7]。かつておおさか映画祭の時代には映画館で年間300本以上見る人が対象で、選考委員は映画研究会の学生などが中心であったが、シネマフェスティバルになってからは自宅でのDVD鑑賞を含めた年間200本と緩和され、会社員や主婦、リタイヤ組の参加が増えている[3]。個人賞は、技量に加え、大阪または関西にゆかりのある人物であることを大きな判断材料としている。

開催[編集]

おおさかシネマフェスティバル前夜祭・プレイベント[編集]

第1回おおさかシネマフェスティバル[編集]

第2回おおさかシネマフェスティバル[編集]

第3回おおさかシネマフェスティバル[編集]

第4回おおさかシネマフェスティバル[編集]

  • 2009年3月21日・22日 会場:大阪歴史博物館

第5回おおさかシネマフェスティバル[編集]

  • 2010年3月6日・7日 会場:大阪歴史博物館

おおさかシネマフェスティバル2011(第6回)[編集]

  • 2011年3月5日・6日 会場:大阪歴史博物館
ベストテン
1. 悪人 / インビクタス/負けざる者たち
2. 告白 / 白いリボン
3. ゲゲゲの女房 / ハート・ロッカー
4. オカンの嫁入り / 瞳の奥の秘密
5. キャタピラー / 息もできない
6. 最後の忠臣蔵 / ブロンド少女は過激に美しく
7. 十三人の刺客 / プレシャス
8. 川の底からこんにちは / オーケストラ!
9. 孤高のメス / トイ・ストーリー3
10. 座頭市 THE LAST / 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
個人賞
監督賞:三池崇史(十三人の刺客) / ヤン・イクチュン(息もできない)
主演男優賞:堤真一(孤高のメス) / ジェフ・ブリッジスクレイジー・ハート
主演女優賞:吹石一恵(ゲゲゲの女房) / キャリー・マリガン17歳の肖像
助演男優賞:桐谷健太(オカンの嫁入り) / ジャッキー・チェンベスト・キッド
助演女優賞:谷村美月おにいちゃんのハナビ、十三人の刺客、ボックス!) / アンヌ=マリー・ダフノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ
新人男優賞:ジャルジャルヒーローショー
新人女優賞:水原希子ノルウェイの森
脚本賞:呉美保(オカンの嫁入り)
撮影賞:辻智彦(キャタピラー)
音楽賞:川井郁子トロッコ
新人監督賞:石井裕也(川の底からこんにちは)
インディペンデント映画賞:真利子哲也イエローキッド
特別賞:高峰秀子 / 福本清三(座頭市 THE LAST、大奥、十三人の刺客、桜田門外ノ変、最後の忠臣蔵)

おおさかシネマフェスティバル2012(第7回)[編集]

  • 2012年3月4日 会場:大阪歴史博物館
ベストテン
1. 大鹿村騒動記 / 英国王のスピーチ
2. 八日目の蝉 / ゴーストライター
3. 一枚のハガキ / ブラック・スワン
4. 冷たい熱帯魚 / トゥルー・グリット
5. 奇跡 / ソーシャル・ネットワーク
6. デンデラ / 家族の庭
7. 小川の辺 / ヒア アフター
8. RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ / アジョシ
9. 阪急電車 片道15分の奇跡 / 未来を生きる君たちへ
10. 海炭市叙景 / イリュージョニスト
個人賞
監督賞:阪本順治(大鹿村騒動記) / ロマン・ポランスキー(ゴーストライター)
主演男優賞:豊川悦司(一枚のハガキ) / コリン・ファース(英国王のスピーチ)
主演女優賞:浅丘ルリ子(デンデラ) / ナタリー・ポートマン(ブラック・スワン)
助演男優賞:片岡愛之助小川の辺) / マット・デイモン(トゥルー・グリット)
助演女優賞:神楽坂恵(冷たい熱帯魚、恋の罪) / ヘイリー・スタインフェルド(トゥルー・グリット)
新人男優賞:まえだまえだ(奇跡)
新人女優賞:杉野希妃歓待
脚本賞:新藤兼人(一枚のハガキ)
撮影賞:北信康一命
音楽賞:安川午朗(八日目の蝉、大鹿村騒動記)
新人監督賞:三宅喜重(阪急電車)
特別賞:原田芳雄 / 森田芳光

おおさかシネマフェスティバル2013(第8回)[編集]

  • 2013年3月3日 会場:大阪歴史博物館

おおさかシネマフェスティバル2014(第9回)[編集]

  • 2014年3月2日 会場:大阪歴史博物館

おおさかシネマフェスティバル2015(第10回)[編集]

おおさかシネマフェスティバル2016(第11回)[編集]

  • 2016年3月6日 会場:ホテルエルセラーン大阪

おおさかシネマフェスティバル2017(第12回)[編集]

  • 2017年3月5日 会場:ホテルエルセラーン大阪

おおさかシネマフェスティバル2018(第13回)[編集]

  • 2018年3月4日 会場:ホテルエルセラーン大阪

おおさかシネマフェスティバル2019(第14回)[編集]

  • 2019年3月3日 会場:ホテルエルセラーン大阪

エピソード等[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「おおさかシネマフェス」開催へ-80年代「プカジャの時代」検証企画も - 京橋経済新聞(2009年2月20日付、2012年2月15日閲覧)
  2. ^ a b なにわ映画祭復活 6年ぶり、官民一体で盛り上げ ベスト10表彰や上映.『読売新聞(大阪)』.2006年01月24日付朝刊、34面
  3. ^ a b c d e f おおさかシネマフェスティバル:ファンの「愛」頼り、手作り35年 大物俳優も手弁当で.『毎日新聞(大阪)』.2012年03月21日付朝刊、34面
  4. ^ a b 大阪を映像文化創造拠点に 地元の3映画祭 貴重な作品上映.『産経新聞(大阪)』.2012年11月25日付朝刊
  5. ^ おおさかシネマフェス 「そこのみにて光輝く」 6部門制す.『大阪日日新聞』.2015年01月31日付朝刊、1面
  6. ^ 【週末シネマ】おおさかシネマフェスティバル2015.『産経新聞(大阪)』.2015年02月13日付夕刊
  7. ^ 映画祭:第1回おおさかシネマフェスティバル--来月3~5日、鶴見区で /大阪.『毎日新聞(大阪)』.2006年01月31日付朝刊、23面
  8. ^ 藤田まことさん死去:あたり前田のクラッカー 逆境、涙のんで仕事人.『毎日新聞(大阪)』.2010年02月18日付夕刊、11面
  9. ^ おおさかシネマフェスティバル2014 赤木春恵が最高齢で女優賞.『産経新聞(大阪)』.2014年02月07日付夕刊

関連項目[編集]

外部リンク[編集]