おおぐま座カイ星

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おおぐま座χ星[1]
Chi Ursae Majoris
仮符号・別名 太陽守[2]
(Taiyangshou[3])
星座 おおぐま座
視等級 (V) 3.72[1]
3.69 - 3.72(変光)[4]
変光星型 疑わしい[4]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 11h 46m 03.01407s[1]
赤緯 (Dec, δ) +47° 46′ 45.8626″[1]
赤方偏移 -0.000030[1]
視線速度 (Rv) -9.02 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -138.29 ミリ秒/年[1]
赤緯: 28.57 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 17.76 ± 0.16ミリ秒[1]
(誤差0.9%)
距離 184 ± 2 光年[注 1]
(56.3 ± 0.5 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) -0.0[注 2]
Ursa Major constellation map.png
Cercle rouge 100%.svg
χ星の位置
物理的性質
半径 22.2 - 22.5 R[5]
質量 約2 M[5]
自転速度 1.15 km/s[5]
自転周期 約1,000 [5]
スペクトル分類 K0.5IIIb[1]
光度 172 L[5]
表面温度 4,415 K[5]
色指数 (B-V) +1.18[6]
色指数 (U-B) +1.16[6]
色指数 (R-I) +0.60[6]
金属量[Fe/H] -0.43[5]
別名称
別名称
おおぐま座63番星[1],
BD +48 1966[1],
FK5 441[1],
HD 102224[1],
HIP 57399[1],
HR 4518[1],
SAO 43886[1],
NSV 5319[1]
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おおぐま座χ星(おおぐまざカイせい、χ UMa / χ Ursae Majoris)は、おおぐま座恒星4等星

名称[編集]

古代中国の天文学では、天球天の北極を中心に3つの天区に分けた「三垣(さんえん)」の1つ「紫微垣(しびえん)」の中にある星官の「太陽守[2] (Taiyangshou[3]) 」とされた。太陽守は、陽の気が失われないように守り保持すること、天帝の宮殿の門を守備することを意味する[7]。2017年6月30日、国際天文学連合の恒星の固有名に関するワーキンググループは、Taiyangshou をおおぐま座χ星の固有名として正式に承認した[3]

Al Kafzah[5]やAlkafzah[1][5]という名称で呼ばれることもあったが、これはアラビア語で「(ガゼルの)跳躍」を意味する言葉に由来しており、これは本来ι星とκ星のペア、λ星μ星のペア、ν星ξ星のペアと共に、「ガゼルの足あと」という意味の qafazāt al-ẓibā というアラビアのアステリズムの名前が誤って付けられたものである[5]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
  2. ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。小数第1位まで表記

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t SIMBAD Astronomical Database”. Results for chi UMa. 2017年7月26日閲覧。
  2. ^ a b 大崎正次 1987, p. 300.
  3. ^ a b c IAU Catalog of Star Names”. 国際天文学連合. 2017年7月26日閲覧。
  4. ^ a b NSV”. Results for NSV 5319. 2017年7月26日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j Jim Kaler. “Al Kaphrah”. STARS. 2017年7月26日閲覧。
  6. ^ a b c 輝星星表第5版
  7. ^ 大崎正次 1987, p. 169.

参考文献[編集]