おおいぬ座VY星
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| おおいぬ座VY星 VY Canis Majoris | |
|---|---|
太陽との大きさの比較
| |
| 星座 | おおいぬ座 |
| 視等級 (V) | 7.4 - 9.6 |
| 変光星型 | 脈動変光星 |
| 分類 | 赤色超巨星 |
| 位置 | |
| 赤経 (RA, α) | 07h 22m 58.29s |
| 赤緯 (Dec, δ) | -25° 46′ 02.0″ |
| 距離 | 約5,000 光年 (1.5 kpc) |
| 物理的性質 | |
| 半径 | 1420 ± 120 R☉[1] |
| 質量 | 30 - 40 M☉ |
| スペクトル分類 | M3Ie - M4Ie |
| 絶対等級 (H) | -9.4 |
| 光度 | 500,000 L☉ |
| 表面温度 | 2,900 K |
| 別名称 | |
| 別名称 | |
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おおいぬ座VY星(おおいぬざVYせい)は、おおいぬ座にある赤色超巨星である。
概要[編集]
学名はVY Canis Majoris(略称:VY CMa)。直径は非常に大きく、太陽の1420倍と推定されている[1]。かつては直径は太陽の1800倍から2100倍であり、既知の恒星としては最も大きいと思われていたが、推定値が見直された結果、6番目に順位が落ちた。大きさの割に質量自体は太陽の30 - 40倍と、りゅうこつ座η星(イータ・カリーナ)やSN 2006gyに比べ約3分の1から5分の1程度しかない。
6.5等から9.6等の間を変光する脈動変光星である[2][3]。変光星総合カタログでは956日の周期で半規則的に変光するSRC型変光星として分類されているが[2]、アメリカ変光星観測者協会ではLC型の変光星として分類されている[3]。スペクトル型はM5eIbp (C6,3) である[2][3]。
この星は中心の水素がほとんど枯渇する一方、外層は元のサイズの100倍に巨大化している。重力から解放されたガスが急速に流出して質量を失いつつあり、既に元の質量の約半分を失ったと見られる。21世紀初頭のハッブル宇宙望遠鏡による観測では、ガスが周囲約1光年に渡って取り巻いており、一番外側のものは約1千年前に、最も新しいものは約50年前に流出したとみられる[4]。
その質量から、最終的には極超新星もしくは超新星爆発を起こしてブラックホールになるものと予想されており、またその時期は西暦3200年頃より前だという説がある[5]。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ a b Fundamental properties and atmospheric structure of the red supergiant VY Canis Majoris based on VLTI/AMBER spectro-interferometry Astronomy & Astrophysics
- ^ a b c GCVS Query = VY CMa - 変光星総合カタログ内のページ。
- ^ a b c VSX : Detail for VY CMa - アメリカ変光星観測者協会公式サイト内のページ。
- ^ ハッブル宇宙望遠鏡による観測(英語)
- ^ 南フロリダ天文学会による紹介(英語)