うしかい座シータ星

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うしかい座θ星 A
Theta Boötis A
星座 うしかい座
視等級 (V) 4.05[1]
変光星型  ?
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α) 14h 25m 11.79703s[2]
赤緯 (Dec, δ) +51° 51′ 02.6769″[2]
視線速度 (Rv) -11.6 km/s[2]
固有運動 (μ) 赤経: -235.40 ミリ秒/[2]
赤緯: -399.07[2]
年周視差 (π) 68.82 ± 0.14 ミリ秒[2]
距離 47.4 光年
(14.5 パーセク
絶対等級 (MV) 3.22
物理的性質
半径 1.733 R[3]
質量 1.41 M[4]
表面重力 195 m/s2[5]
自転速度 31.8 km/s [5]
スペクトル分類 F7 V[2]
光度 4.131 L[3]
表面温度 6,265 K[3]
色指数 (B-V) 0.50
色指数 (U-B) 0.01
色指数 (R-I) 0.25
金属量[Fe/H] -0.14(太陽比)[3]
年齢 4.2 ×109[3]
別名称
別名称
アセルス・プリムス, うしかい座23番星, BD+52°1804, CCDM J14252+5151A, Gl 549, FK5 531, HD 126660, HIP 70497, HR 5404, LTT 14245, NSV 6669, SAO 29137, WDS J14252+5151A.
参照データベース
SIMBAD data
ARICNS data
出典:
ヒッパルコス星表
CCDM (2002年)
輝星星表 (第5版)
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うしかい座θ星(θ Boo / θ Boötis)は、うしかい座の方角にある恒星である。フラムスティード番号では、うしかい座23番星である。

紀元前4300年頃に、天の北極の最も近くにあった[6]が、現在は天の北極からはだいぶ離れている。

4.02から4.07等級とわずかに明るさが変化しているが、変光星型など詳しい性質は明らかになっていない[7]

約70離れた位置に11等級の暗い星がある。これはM2.5型の矮星で、約1,000AU離れている。重力の相互作用を及ぼし合っているのかは明らかでないが、固有運動がほぼ同じで、相対的な位置関係や、それぞれの距離推定からして、連星系であると考えられる[4]

うしかい座θ星 B
Theta Boötis B
星座 うしかい座
視等級 (V) 11.458[8]
軌道要素と性質
うしかい座θ星 Aからの平均距離 69.6″[9]
(1.01 ×103 AU
公転周期 (P) ~25,600 年[4]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α) 14h 25m 11.5865s[8]
赤緯 (Dec, δ) +51° 49′ 53.111″[8]
視線速度 (Rv) -17.688 km/s[8]
固有運動 (μ) 赤経: -231.6 ミリ秒/年[8]
赤緯: -411.7[8]
物理的性質
質量 0.21 M[4]
スペクトル分類 M2.5 V[8]
表面温度 3,500 K
別名称
別名称
BD+52°1804B, CCDM J14252+5151B, Gl 549 B, HD 126660B, LTT 14246, WDS J14252+5151B.
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名称[編集]

ラテン語で「ロバの初めての仔」という意味のアセルス・プリムス(Asellus Primus)という固有名を持つ。うしかい座のこの付近には、アセルス(ロバ)という固有名を持つ星が3つ並んでおり、2番仔を意味するアセルス・セクンドゥス(Asellus Secundus)がι星、3番仔を意味するアセルス・テルチウス(Asellus Tertius)がκ星となっている。

出典[編集]

  1. ^ HR 5404”. VizieR. 2017年1月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g tet Boo -- Variable star”. SIMBAD. 2017年1月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e Boyajian, Tabetha S.; et al. (2012-02), “Stellar Diameters and Temperatures. I. Main-sequence A, F, and G Stars”, Astrophysical Journal 746 (1): 101, Bibcode 2012ApJ...746..101B, doi:10.1088/0004-637X/746/1/101 
  4. ^ a b c d Tokovinin, Andrei (2014-04), “From Binaries to Multiples. II. Hierarchical Multiplicity of F and G Dwarfs”, Astronomical Journal 147 (4): 87, Bibcode 2014AJ....147...87T, doi:10.1088/0004-6256/147/4/87 
  5. ^ a b Rachford, Brian L.; Foight, Dillon R. (2009-06), “Chromospheric Variability in Early F-Type Stars”, Astrophysical Journal 698 (1): 786-802, Bibcode 2009ApJ...698..786R, doi:10.1088/0004-637X/698/1/786 
  6. ^ Thanjan, Davis K. (2011-01-12), Pebbles, Morgan Hill, CA: Bookstand Publishing, p. 44, ISBN 1-58909-817-6 
  7. ^ VSX: Detail for NSV 6669”. AAVSO. 2017年1月20日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g tet Boo B -- High proper-motion Star”. SIMBAD. 2017年1月14日閲覧。
  9. ^ The Washington Double Star Catalog: 12-18 hour section”. USNO. 2017年1月19日閲覧。

外部リンク[編集]