いろはにこんぺいとう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
いろはにこんぺいとう
矢野顕子スタジオ・アルバム
リリース
録音 1973年5月, 1975年12月, 1976年2〜4月, 1976年11月, 1977年3〜6月
時間
レーベル 日本フォノグラム
プロデュース 矢野誠
矢野顕子 年表
長月 神無月
1976年
いろはにこんぺいとう
1977年
ト・キ・メ・キ
(1978年)
テンプレートを表示

いろはにこんぺいとう』は、矢野顕子の2枚目のスタジオアルバム、通算3枚目のアルバム。1977年8月5日発売。発売元は 日本フォノグラム。CDは1988年に徳間ジャパンから、2011年にミディから発売。

概要[編集]

矢野誠のプロデュースによる作品。一部曲目は、ザリバから見てもデビュー前にあたる1973年に録音された。これは、同年に発売が予定されていたファースト・アルバム(「JAPANESE GIRL」とは別)のための録音の流用と思われる。この録音にはティン・パン・アレーから細野晴臣(ベース)、林立夫(ドラムス)、鈴木茂(ギター)が参加した。

また、シンセサイザー・プログラマに松武秀樹が参加し、電子楽器を応用したポップスの草創期の作品にあたる。もっとも、その音作りはのちのテクノポップとは大きく異なるものであり、矢野のピアノを中心にペーソスを感じさせるアナログ・シンセサイザーの音を絡める使われ方が行われている。

さらに、2000年代にブルーノート東京を拠点にトリオを組むことになるベース奏者、ウィル・リーが第2曲に、矢野作品への初めての登場をしている。矢野がイルカの模型をかついだ図柄のアルバムジャケットは、写真家の十文字美信による撮影である。

収録曲[編集]

  1. KAWAJI (作曲:矢野顕子)
    • シンセサイザーによるインストゥルメンタル。
  2. いろはにこんぺいとう (作詞・作曲:矢野顕子)
  3. 待ちくたびれて (作詞・作曲:矢野顕子)
  4. ほうろう (作詞・作曲:細野晴臣)
    • 小坂忠の曲のカバー。原曲は『ほうろう』(1975年)収録。
  5. 行け柳田 (作詞・作曲:矢野顕子)
  6. 相合傘 (作詞・作曲:細野晴臣)
  7. ぽつん (作詞・作曲:矢野顕子)
  8. 昨日はもう (作詞:石川セリ 作曲:矢野顕子)
    • 石川セリへの提供楽曲。原曲は『気まぐれ』(1977年)収録。
  9. 家路 (作詞・作曲:矢野顕子)
  10. やませ(東風) (作詞・作曲:矢野顕子)
    • 小坂忠に対して提供された楽曲。『ほうろう』収録。この時の題は「つるべ糸」であり、名義も「鈴木晶子」であった。

外部リンク[編集]