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いまのキミはピカピカに光って

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「いまのキミはピカピカに光って」
斉藤哲夫シングル
初出アルバム『PIKAPIKA』
B面 シングソング心のままを
リリース
規格 7インチレコード
F-266
ジャンル ニューミュージック
時間
レーベル キャニオン・レコード / F-LABEL
作詞・作曲 糸井重里(作詞)
鈴木慶一(作曲)
チャート最高順位
  • 週間9位オリコン[1]
  • 登場回数19回(オリコン)
  • 売上20.0万枚(オリコン)
  • 1980年度年間74位(オリコン)
斉藤哲夫 シングル 年表
足音だけのランナー
(1980年)
いまのキミはピカピカに光って
(1980年)
ひょんなことから有頂天
(1980年)
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いまのキミはピカピカに光って」(いまのキミはピカピカにひかって)は、1980年6月21日に斉藤哲夫がリリースしたシングルである。オリコン最高位9位のヒットとなった。宮崎美子が出演したミノルタのCMソングとして話題になり、その後サビ以外が制作されてレコード発売された。

解説

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1980年に発売されたミノルタ(現コニカミノルタ)の普及型一眼レフカメラ「X-7」のテレビCMソングである。

CM用に企画された曲のため、当初はサビの部分の一節(いまのキミはピカピカに光って〜)だけだった。しかしCMに出演していた宮崎が社会現象的な人気を集めたことを受け、それに便乗する形でCMソングに歌詞とメロディーを付け加えてシングルレコード化されたという経緯がある。そのため当初CMで流れた音源と、シングル化された後の音源は別である(シングル化されて以降は、シングルの音源を元に再録音したもの)。EPレコードのジャケットも宮崎の写真が使われている。

作詞がコピーライターの糸井重里であるのも、この曲が元々糸井作の宣伝キャッチコピーを膨らませたものであるため。作曲はムーンライダーズ鈴木慶一。基本的に自作曲しか歌わないシンガーソングライターの斉藤哲夫が、他人が作ったCMソングを歌うことになったのは、古くからの友人である鈴木が強く推薦したからだと言われている。

シングル売上は20万枚を超えた[2]

The・かぼちゃワイン』のヒロイン・朝丘夏実(通称エル)は、このCMに出演していた宮崎美子がモチーフになったとされている。

収録曲

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Side:A

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  1. いまのキミはピカピカに光って(3分32秒)
    作詞:糸井重里、作曲・編曲:鈴木慶一

Side:B

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  1. シングソング心のままを(3分36秒)
    作詞・作曲:斉藤哲夫、編曲:後藤次利

収録アルバム

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  • PIKAPIKA(1980年)
  • いつもミュージック(1980年)- CD化された際のボーナストラックとして。
  • 青春CMソング倶楽部40(2010年)
  • SPINACH(2013年)- セルフカバー
  • 決定盤!!::CMの時代 ベスト(2014年)
  • プラチナムベスト 斉藤哲夫 ライフタイム・コレクション(2015年)

カバー

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脚注

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  1. ^ 「オリコンチャートブック 1968-1997」ORICON BOOKS、1997年12月11日、132ページ。
  2. ^ 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、575頁。ISBN 978-4-636-82548-0

関連項目

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