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いそしお (潜水艦・2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いそしお
基本情報
建造所 川崎重工業 神戸工場
運用者  海上自衛隊
艦種 通常動力型潜水艦
級名 おやしお型
母港
所属 第1潜水隊群第1潜水隊
艦歴
計画 平成9年度計画
発注 1997年
起工 1998年3月9日
進水 2000年11月27日
就役 2002年3月14日
要目
基準排水量 2,750t
水中排水量 4,000t
全長 82.0m
最大幅 8.9m
深さ 10.3m
吃水 7.4m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式
川崎 12V25/25Sディーゼルエンジン × 2基
発電機 × 2基
電動機 × 1基
蓄電池 × 480個
出力 水上 3,400PS
水中 7,750PS
推進器 7翼スクリュープロペラ × 1軸
速力 水上 12kt
水中 20kt
潜航深度 600mから650m程度
乗員 70名
兵装 HU-603B 533mm魚雷発射管 × 6門
89式長魚雷およびハープーン対艦ミサイルを発射可能)
C4ISTAR ZYQ-3 潜水艦情報処理装置
レーダー ZPS-6 対水上
ソナー ZQQ-6 統合式
探索装置・
その他装置
潜望鏡
電子戦
対抗手段
ZLA-7 ECM
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いそしおローマ字JS Isoshio, SS-594)は、海上自衛隊潜水艦おやしお型潜水艦の5番艦。艦名はから由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、うずしお型潜水艦いそしお」(SS-568)に続き2代目にあたる。

艦歴

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「いそしお」は、中期防衛力整備計画に基づく平成9年度計画2700トン型潜水艦8109号艦[1]として、川崎重工業神戸工場で1998年3月9日に起工され、2000年11月27日に進水、2001年8月24日に公試開始、2002年3月14日に就役し、第1潜水隊群第1潜水隊に編入されに配備された。

2003年7月30日、米国派遣訓練のためハワイに向けて呉を出港し、10月下旬に呉に帰港した。

現在も第1潜水隊群第1潜水隊に所属し、定係港はである。

歴代艦長

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歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
1 四元和生 2002.3.14 - 2003.3.24 防大23期 いそしお艤装員長 海上自衛隊幹部学校学校教官
2 隈元均夫 2003.3.25 - 2005.7.31 防大28期 潜水艦教育訓練隊 あさしお艦長
3 日髙 隆 2005.8.1 - 2008.7.31 防大31期 なつしお艦長    
4 三原重輝 2008.8.1 - 2011.11.30   潜水艦教育訓練隊 海上幕僚監部総務部総務課
5 山本康司 2011.12.1 - 2013.7.9 防大37期 潜水艦隊司令部 あさしお艦長
6 磯野 健 2013.7.10 - 2014.10.9   潜水艦教育訓練隊 海上幕僚監部防衛部運用支援課
7 野中賢太 2014.10.10 - 2016.3.3 防大42期 潜水艦隊司令部 海上幕僚監部人事教育部補任課
8 原田康平 2016.3.4 - 2017.3.26 潜水艦隊司令部    
9 日置壮史 2017.3.27 - 2019.3.14 防大40期 地方協力局沖縄調整官付 みちしお艦長 3等海佐
10 久保野洋人 2019.3.15 - 2020.7.16 自衛艦隊司令部兼護衛艦隊司令部 じんりゅう艦長
11 佐藤直幸 2020.7.17 - 2021.10.31 海上幕僚監部副監察官 まきしお艦長
12 岡本治郎 2021.11.1 - 艦艇開発隊 3等海佐

脚注

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参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
  • 『世界の艦船 増刊第665集 海上自衛隊潜水艦史』(海人社、2006年)

関連項目

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